楽天モバイルのSIMでiPhoneを利用する方法

iPhoneは便利である反面、毎月の通信費が辛いという人も多いですが、iPhoneの運用を「au・ドコモ・ソフトバンク」の大手キャリアから楽天モバイルに切り替えることで、毎月の通信費を大きく削減できます

年単位で考えれば、数万円以上の節約も可能でしょう。

この記事では楽天モバイルでiPhoneを運用するための準備から設定方法まで、利用に必要な手順を分かりやすく解説します。

“楽天モバイルでのiPhone運用に興味はあるけど、具体的な使い方が分からないからとそのままにしている”という人は、この記事のやり方を参考に実践してみてください。

この記事の目次

楽天モバイルならiPhoneの通信費が安くなる

結論から言うと、楽天モバイルでiPhoneを運用することは可能です。冒頭でも触れたとおり、大手キャリアから楽天モバイルに切り替えれば、月額通信費が半額以下になる人も多いでしょう

また楽天モバイルでは、さまざまなプラン が用意されているので、自分に合ったプランを選べば利用頻度を問わず確実に毎月の通信費を抑えられます。

プラン名 通話SIM 050データSIM データSIM
ベーシックプラン 1,250円 645円 525円
3.1GBプラン 1,600円 1,020円 900円
5GBプラン 2,150円 1,570円 1,450円
10GBプラン 2,960円 2,380円 2,260円
20GBプラン 4,750円 4,170円 4,050円
30GBプラン 6,150円 5,520円 5,450円

※参考 ⇒ 楽天モバイルのプランがわかりずらい時役立つ、簡単まとめ解説

楽天モバイルでiPhoneを利用するために必要なもの

はじめに楽天モバイルでiPhoneを運用するために必要なものを揃えていきましょう。

ドコモ版またはSIMフリー版のiPhone本体

大前提として必要なのがiPhone本体です。

しかし、楽天モバイルはどのiPhoneでも運用できるわけではありません。2017年6月現在、楽天モバイルが公式サイトで動作を確認しているのは以下のiPhoneです。

iPhone 5 SIMフリー版
iPhone 5s SIMフリー版、docomo版
iPhone 5c SIMフリー版、docomo版
iPhone 6 SIMフリー版、docomo版
iPhone 6 Plus SIMフリー版、docomo版
iPhone 6s SIMフリー版、docomo版
iPhone 6s Plus SIMフリー版、docomo版
iPhoneSE SIMフリー版、docomo版
iPhone7 SIMフリー版、docomo版
iPhone7 Plus SIMフリー版、docomo版

楽天モバイルで運用できるのは、基本的にiPhone5から最新iPhoneまでの「SIMフリー版」か「ドコモ版」になります。

iPhone本体のバージョンについて知ろう

まず、「SIMフリー」などのiPhone本体のバージョンについて説明しておきます。iPhoneにはキャリア別にバージョンがあり、大きく分けて次のタイプがあります。

  • auで購入した「au版」
  • ドコモで購入した「ドコモ版」
  • ソフトバンクで購入した「ソフトバンク版」
  • アップルストアで購入した「SIMフリー版」

これは単純に「どのキャリアから購入したiPhoneか」で決まるバージョンです。

SIMフリー版はキャリアではなく、アップルストアから直接購入したiPhoneのことで、楽天モバイルで運用するためには「ドコモ版」か「SIMフリー版」のiPhoneが必要になります

仮に中古でiPhoneを購入する場合は、そのiPhoneがどのキャリア版かをチェックしておくようにしましょう。商品ラベルなどにキャリアが記載されているはずです。

選ぶバージョンを間違えると、楽天モバイルでの運用ができなくなるかも知れません。その理由はキャリアごとでiPhoneに「SIMロック」がかけられているためです。

SIMロックについて

キャリア版のiPhoneには同じキャリア回線のSIMカードしか使えなくなる「SIMロック」というロックがかけられています。

格安SIMは大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しており、楽天モバイルはドコモ回線を使って提供されている格安SIMです。

SIMフリー版とはSIMロックがかけられていないか、SIMロックが解除された端末を指します。SIMロックがかけられていない端末であれば、ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線のどれでも通信が可能です。

以上の理由から、楽天モバイルで利用できるのは「ドコモ版」か「SIMフリー版」のiPhoneとなります。

楽天モバイルのSIMカード

iPhone本体に挿入する楽天モバイルのSIMカード(シムカード)が必要になります。楽天モバイルの公式サイトか店頭で申し込むことで入手可能です。

SIMカードには

  • nano SIM
  • マイクロSIM
  • 標準SIM

の3種類があり、iPhone本体に対応しているサイズを選ばなければなりません。

楽天モバイルが対応しているiPhone5~iPhone7のSIMカードサイズは、すべて「nanoSIM」になります。iPhone5以前のシリーズは楽天モバイルでは運用できません。

ドコモ版やSIMフリーのiPhoneを入手する方法

ドコモ版やSIMフリー版のiPhoneを入手する際、新品と中古のどちらかによっても購入ルートが違ってきます。

SIMフリー版ならアップルストア(店舗・オンライン)

アップルストア(店頭・オンライン)で購入できるのは、新品のSIMフリー版iPhoneのみです。オンライン・店舗のどちらで購入しても価格は変わりません。アップルストア内で販売されているiPhoneはすべてSIMフリー版なので、店頭で購入するときは「このiPhoneを買いたいです」とスタッフに伝えればOKです。

日本国内にあるアップルストアの場所は以下のとおりです。

アップルストアの店舗場所

  • 銀座
  • 仙台一番町
  • 名古屋栄
  • 心斎橋
  • 渋谷
  • 表参道
  • 福岡天神
  • 東京

近辺にアップルストアの店舗がない場合は、オンラインストアからの購入を検討しましょう。

ドコモ版やSIMフリー版の中古なら楽天市場やAmazon

各キャリア版・SIMフリー版のiPhoneは、楽天市場やAmazonでも購入することができます。iPhoneの状態としては、中古か未開封の新古品が中心です。

なおキャリアショップや正規アップルが、これらのネットショップにiPhoneを出品していることはありません。楽天市場やAmazonで入手できるiPhoneは、個人やリサイクルショップなどが出品者であるケースがほとんどです。

楽天市場の場合は商品の実物写真が載せられているケースも多いですが、Amazonは出品者判断で「可~非常に良い」までの評価がつけられているので、どんな状態のiPhoneが届くかは不明確となります。

購入するときは商品のコンディションや店舗の評価をしっかりとチェックしておくようにしましょう。

キャリアショップでは買えない

ドコモ版のiPhoneでも楽天モバイルでの運用は可能ですが、ドコモストアでドコモ版のiPhone本体のみを購入することはできません。auやソフトバンクでも同じですが、キャリアショップは回線契約と本体の購入が原則セットとなっています。つまりドコモのSIMカードと一緒でないと、ドコモ版iPhoneを購入できないのです。

回線を一緒に契約すれば手に入れることもできますが、楽天モバイルのSIMカードで運用するのが目的なので、ドコモのSIMカードを契約しては本末転倒になってしまいます。

ドコモのSIMカードを1度契約してしまうと、2年縛りが発生するのですぐに解約することができません。

結論として楽天モバイルでの運用を考えているのであれば、ドコモ版iPhoneをドコモストアで購入してはいけないのです。

ドコモ版iPhoneを入手したいのであれば、楽天ショップやAmazonを利用するといいでしょう。SIMフリー版iPhoneの中古を入手したい場合も同様です。

ネットオークション

公式ストアとネットショップ以外にも、オークションで購入する方法があります。

オークションは実物の商品画像が高確率で添付されているので、ネットショップよりも状態が把握しやすいのが特徴です。タイミング次第でiPhoneの未開封品・中古のどちらでも入手できます

Amazonや楽天市場に出店している出品者が、同じ商品をヤフオクなどのオークションに掲載しているケースも少なくありません。オークションは即決価格が設定されていない場合、他の人との競り合いになるので最終的な落札価格は、楽天市場やAmazonより割高になることも多いです。

以上が楽天モバイルで運用できる「ドコモ版・SIMフリー版iPhone」の主な入手方法になります。

中古のiPhoneを購入する際の注意点

オークションやネットからiPhoneの中古を購入するとき、気を付けておくべきポイントがいくつかあります。それは以下の2つです。

  • アクティビティロックがOFFになっているか
  • 赤ロム端末ではないか

アクティビティロックとはiPhoneの起動時に必要になるユーザーIDとパスワードです。これが分からないiPhoneは起動してもホーム画面に進めないので使いものになりません。

赤ロム端末とは、前の所有者が分割払いの途中で支払いを延滞・停滞させて通信業者に通信を止められた端末です。赤ロムは何をしてもSIMカードでの通信はできないので、購入しないようにしましょう

楽天市場で楽天カード払いならポイント還元でお得

iPhone本体をお得に購入するのなら、楽天市場がオススメです。

楽天モバイルでは常にキャンペーンを実地しており、一定の条件を満たすことで楽天カードの「楽天スーパーポイント」が付与されます。楽天スーパーポイントは楽天市場での買い物に利用でき、100円ごとに1ポイントが付与され、ポイントのレートは1ポイント1円相当です。

楽天市場でも一定期間ごとに「ポイント5倍~10倍」などのキャンペーンを行っているので、そのタイミングを狙ってiPhone本体を購入すれば、数千円の還元を受けられる可能性もあるでしょう。

なお楽天モバイルのキャンペーンは随時変わりますが、2017年7月3日までの内容は次のとおりです。

楽天モバイルキャンペーン内容

以下の条件を満たすと最高8000円相当の楽天スーパーポイントがもらえます。

  1. 年会費無料の楽天カードに新規申し込みで5000ポイントプレゼント
  2. 楽天モバイルの通話SIMを申し込む
  3. 毎月の支払いに楽天カードを設定

※2と3の両方を満たすと3000ポイント付与

上記3つの条件を満たすことで、合計8000円相当の楽天スーパーポイントが手に入ります。楽天カード発行時にもらえる5000ポイントは入会審査可決時に付与されるので、楽天市場でiPhone本体の購入するときの費用に充てることも可能。

また楽天カードでiPhone本体と楽天モバイルの通信費を支払えば、その都度支払い金額の数パーセントがポイントで還元されるので非常にお得です。

さらに楽天モバイルの通話SIMを契約している間、楽天市場での買い物はすべてポイントが2倍になるので、よりお得に買い物ができるようになります。

楽天モバイルをau版やソフトバンク版のiPhoneで使う場合

いま使っているiPhoneがソフトバンク版やドコモ版で「わたしが今使っているiPhoneをそのまま楽天モバイルで使うことはできないの?」と疑問に感じている人も多いと思います。

先述したとおり、楽天モバイルで使えるiPhoneはドコモ版かSIMフリー版のみです。au版やソフトバンク版のiPhoneに、そのまま楽天モバイルのSIMカードを差し込んでも使うことはできません。

しかし、au版・ソフトバンク版のiPhoneでも使えるようにする方法があります。それはiPhone本体に設定されているSIMロックを解除する「SIMロック解除」です。

SIMロック解除をしたiPhoneは実質SIMフリー版と同じ状態になるため、元々au版やソフトバンク版のiPhoneでも、楽天モバイルで運用できるようになります。SIMロック自体はキャリアショップやオンラインからできますが、キャリア別に条件があるため注意が必要です。

※ただしiPhone自体が楽天モバイル非対応機種の場合は使用不可

SIMロック解除の条件と手順

ここからSIMロック解除に必要な条件と、解除を行うための手順についてご紹介します。

SIMロック解除の方法には大きく分けて「キャリアショップ店頭での手続き」と「WEBから手続き」の2つです。店頭での手続きには手数料3000円が発生するため、基本的にはWEBからの手続きをオススメします

キャリア別のSIMロック解除条件と手続きの手順は次のとおりです。

ドコモ

  • 契約者本人が購入したiPhoneであること
  • iPhone本体の購入から6カ月以上過ぎていること
  • ネットワーク制限などのロックがかかっていない状態であること
  • ドコモと契約中か解約してから3カ月以内であること
  • 月々の料金支払い実績が確認できる

ドコモのSIMロック解除手続き方法

ドコモ版iPhoneはSIMロック解除をしなくても楽天モバイルで運用できるので、SIMロックを気にする必要はありません。

ソフトバンク

  • ネット利用制限やロック機能が設定されていない、あるいは解除されていること
  • iPhone本体の購入から180日が過ぎていること
  • 解約済みの場合は元契約者本人に限り90日間は手続き可能

ソフトバンクのSIMロック解除手続き方法

WEBからは「My Softbank」よりSIMロック解除の手続きが可能です。SIMロック解除に必要なものは、SIMロック解除の対象となる2015年5月以降に発売されたiPhone端末のみ。

店頭の場合は契約者自身がiPhoneを持って受付で「SIMロック解除をお願いします」と伝えるだけでOKです。店舗で解除する場合は3000円の手数料が発生します。

au

  • 2015年5月1日以降に発売されたiPhoneであること
  • 本体の購入から180日以上経っていること

auのSIMロック解除手続き方法

WEBからの手続きは「auお客さまサポート」よりSIMロック解除が可能です。

ただしWEB上からSIMロック解除できるのはそのiPhoneの契約者本人だけになるので、中古やネットショップなどで購入したiPhoneの場合は店頭で手続きするしかありません。

結論としてキャリアショップや正規代理店以外で購入したiPhoneでSIMロック解除ができるのは、au版のiPhoneのみとなります。

もし今使っているiPhoneがご自身で契約したもので、なおかつ購入から180日以上経過しているのであれば、SIMロック解除できる可能性が高いです。ただしSIMロック解除できるのはiPhone6s以降の機種となります。

オークションなどで購入する場合は、契約者本人である出品者にSIMロック解除の手続きを行ってもらえるように相談しておきましょう。万が一契約者本人にSIMロック解除を対応してもらえない場合、そのiPhoneを楽天モバイルで運用するのはほぼ不可能となります。

非公式の方法で無理やり運用する手段もありますが、通信が安定しないだけでなく状況によってはiPhone本体に悪影響を与える可能性もあるのでオススメしません。

利用開始までの流れ

ここから楽天モバイルを実際に利用するまでの流れを解説します。途中「APNの設定」という項目が登場しますが、手順通りにやれば誰でも簡単にできる設定なので「難しそう・・・」という抵抗を持たずにやってみてください。

1:SIMフリー版かドコモ版のiPhoneを入手

楽天モバイルで使えるiPhoneの入手方法については、ここまでにお伝えしたとおりです。

2:楽天モバイルと契約

楽天モバイルの公式サイトより、契約を行ってください。

通話付き・データ通信のみなどSIMカードの種類はご自身の目的に応じて選択し、SIMカードのサイズは「nano SIM(ナノシム)」を選択します。

楽天モバイルで使えるiPhoneはすべて「nano SIM」です。なお楽天モバイルのキャンペ-ンで3000ポイントをもらうためには、支払い方法を楽天カードに設定し、SIMは通話SIMで契約する必要があります。

3:楽天モバイルのSIMカードを取り付ける

iPhoneにはSIMカードと呼ばれる通信用のチップが入っています。キャリアのSIMカードから楽天モバイルのSIMカードに入れ替えることで、楽天モバイルの通信サービスを利用できるようになるのです。

契約した楽天モバイルよりSIMカードが到着したら、手持ちのiPhoneにSIMカードを挿入しましょう。

SIMカードの挿入手順は以下の通りです。

SIMカードの取り付け方

1:はじめにiPhoneの電源を切る(スリープボタン長押し)

SIMトレイを取り出す前にiPhoneの右上にあるスリープボタンを長押しして、iPhoneの電源を落としておきます。

2:iPhone付属の金具でiPhoneからSIMトレイを取り出す

iPhoneのSIMトレイを取り出すには、iPhone購入時に付属してくる金具が必要になります。

▼SIMカード交換用ピン

iPhoneのSIMトレイを取り出す穴にぴったりのサイズなので、他のもので代用すると抜けなくなるなどのトラブルの原因になります。

持っていない場合は友達や知り合いに借りるか、Amazonなどで購入しておきましょう。1つあたり200~300円ほどです。機種によって微妙に場所が違いますが、基本は正面から見て右側にSIMトレイを出し入れするための穴が開いています。

▼右側に小さい穴が開いています

差し込むとSIMトレイが出てきます。

3:楽天モバイルのSIMカードを挿入してSIMトレイを戻す

SIMトレイに楽天モバイルのSIMカードを入れて戻しましょう。

4:iPhoneの電源をつける(スリープボタン長押し)

楽天モバイルのSIMカードのセットが終わったら、またスリープボタンを長押ししてiPhoneの電源を入れましょう。

以上で楽天モバイルのSIMカード挿入まで完了しました。

4: iPhone側のAPNと初期設定を行う

最後にiPhoneと楽天モバイルの初期設定を行います。

楽天モバイルをiPhoneで運用していくためには、iPhone側で「APN」の設定を行わなければなりません

※APN(アクセスポイント名)とはネットに接続するための情報であり、パスワードや使用者のユーザー情報などもここに含まれます。

とはいえ、ダウンロードページにアクセスしてインストールするだけなので、初心者でも問題なく設定できます。

ただその前に大手キャリアや中古のiPhoneを使う場合は、先に設定されているプロファイルを削除しなければなりません。iPhoneは1つのAPN構成プロファイルしか設定できないからです。

プロファイルを削除する手順

  1. ホーム画面の「設定」を開く
  2. 設定画面の「一般」を選択
  3. 「一般」画面から「プロファイル」を選択
  4. 削除する構成プロファイルを選択
  5. 「プロファイルを削除」を選択
  6. iPhoneのパスコードを入力

以上で今あるAPN構成プロファイルの削除は完了します。

次に楽天モバイルを使うためのAPN構成プロファイルをインストールしましょう。ファイルをiPhoneにダウンロードするときネットに接続する必要があるため、iPhoneをWi-Fiで接続できる環境を用意しておいてください。

構成プロファイルのインストール方法

楽天モバイルの通信を有効にするため、iPhoneに構成プロファイルをインストールしていきましょう。

1)iPhoneをネットに接続する
Wi-Fiやモバイルルーターなどを使って、iPhoneをネットに接続します。

2)ホーム画面のsafariを起動する

3)プロファイルのダウンロードページにアクセスする
構成プロファイルをダウンロードできるページにアクセスします。
アクセスするページは楽天モバイルの申込種別によって異なるので、楽天モバイルのメンバーズステーションから申込種別を確認してみてください。

 ⇒ メンバーズステーションページ
 ⇒ 申込種別が006、007の場合
 ⇒ 申込種別が008、009の場合

4)構成プロファイルをインストール
自分の申込種別に該当する構成プロファイルページにアクセスしたら、そのまま「インストール」をタップしてください。

5)iPhoneのパスコードを入力してインストールを許可
インストールをタップするとパスコードの入力を求められます。iPhone起動時に設定したパスコードを入力しましょう。

6)インストールが完了したら「完了」をタップ

7)ネットに接続できているか確認する
構成プロファイルのインストールが完了したら、Wi-Fiの接続を切って楽天モバイルの通信が有効になっているか確認しましょう。

8)完了
無事ネットに接続できていれば、楽天モバイルの全設定は完了です。

初期設定後に繋がらない場合の対処方法

構成プロファイルをインストールして設定を終えたにも関わらず、iPhoneがネットにつながらない場合もあります。

要因はいくつか考えられますが、まずは以下のことをチェックしてみてください。

  • 機内モードがONになっていないか
  • モバイルデータ通信がoffになっていないか

ホーム画面の「設定」より確認してみてください。これらの機能が働いていると、楽天モバイルの設定が正しく完了していてもネットにつながりません。

それでも接続できない場合

機内モードとモバイルデータ通信の設定を変えても接続できないときは、次の方法を試してみましょう。

モバイルデータ通信のONとOFFを繰り返す

設定した直後はSIMカードが上手く回線をつかまない場合があります。何度かモバイルデータ通信の切り替えを行ってみましょう。

iPhone本体を再起動してみる

本体を再起動することでつながるケースがあります。

SIMカードをセットし直してみる

SIMカードの接触が悪く、ネットにつながっていない可能性があります。1度SIMトレイを取り出して、再セットしてみましょう。

楽天モバイルの通信障害をチェックしてみる

楽天モバイル側の通信障害で接続できていない場合もあります。確率としては低いですが、念のため確認しておきましょう。

楽天モバイルの通信障害情報は、楽天モバイル公式サイトで確認することができます。以上の方法をすべて試してもつながらない場合は、楽天モバイルカスタマーセンターに相談してみましょう。

 ⇒ 楽天モバイルカスタマーセンター

アップデート時の注意点

iPhoneのiOSは定期的にアップデートされます。その影響で通信接続ができなくなる場合がありますが、そのときは楽天モバイルの公式サイトで最新のAPN構成プロファイルが出ていないかチェックしてみましょう。

新しいプロファイルが出ておらず通信も回復しない場合は、楽天モバイルのサポートセンターに問い合わせてみてください。

まとめ

iPhoneの格安SIM設定はAndroidに比べると、やや複雑に感じるかもしれません。

実際にはSIMカードをセットしてプロファイルをインストールするだけなので、初心者でも簡単にできます。本ページの手順を参考に、楽天モバイルでのiPhone運用を楽しんでくださいね。

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