日本のシェア率は高く、実際に家電量販店で販売された実績をランキングする「BCNランキング」でも2年連続でSIMフリー端末販売実績1位を獲得しました。
ASUSの強みは4人のエンジニアが設立した”技術力”あるメーカーだということです。企画だけ行うメーカーとは違い、自社でパソコンやマザーボードなどの部品も製造できる職人メーカーです。
エンジニア中心の総合的な製造メーカーだと、ユーザーにとって何のメリットがあるか?2つあります。
- スマホを安く作ることができる
- 細かい気の利いた調整ができる
様々な部品を自社で作れるので(外注ゼロってわけではない)コストが安くすることができます。
また、自社で調整がしやすいので当初台湾使用で作った端末を「日本用にカスタイマイズ」するチューニングをしても端末価格を上げたりせず、かつ素早く商品を開発できる特徴があります。
価格が安いのに性能が高いコストパフォーマンスに優れた端末を武器に日本トップシェアを獲得しました。ただ種類が多いのでASUSのスマートフォンを検討しいる方がどう選べばよいのかよくわからなくなる方も多いはずです。それで理解しやすいように必要な情報をまとめました。ご活用ください。
ZenFoneの名前の意味
ZenFone(ゼンフォン)のゼンは座禅の禅で、「無駄がなく美しい」という理念でシンプルゆえにできるワンランク上の贅沢を提供しようと選んだネーミングです。
ここまではいいんですが、ASUSは名前の付け方が実はうまくありません。ナンバリングがよくありませんでした。それでユーザーはちょっと混乱しています。
ZenFoneシリーズの初代が4、5、6で次世代が2、3の順番の理由
ASUSは2014年からZenFoneシリーズを発売しています。発売順の名称は以下です。
- 2014年:ZenFone 4/ZenFone 5/ZenFone 6
- 2015年:ZenFone 2(ゼンフォン ツー)
- 2016年:ZenFone 3(ゼンフォン スリー)
初代が4,5,6で、第二世代が”2”で、第三世代が”3”ってどういうことなのか?
これは第一世代は端末の”インチ”つまり大きさを端末名としてしまったんです。そのあとはバージョンを数字表記にしたので複雑に見えてしまいます。
ネーミングの付け方が下手だったとASUSも認めています。またZenFoneは、ZenFone名の後に番号を付けず端末の特徴を表記したものもあります。
最初なんだかよくわからなくなる方も多いはずです。以下の表で整理してください。
2017年販売中のZenFone 各特徴と一覧表
製品名 |
特徴 |
価格 |
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ZenFone3 |
デュアルSIM ハイスペック |
42,984 円 |
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ZenFone3 Deluxe |
デュアルSIM 超ハイスペック |
60,264 円 /96,984 円 |
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ZenFone3 Laser |
高速シャッター |
30,024 円 |
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ZenFone3 Ultra |
大きい |
64,584 円 |
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ZenFone3 Max |
電池長持ち |
21,384 円 |
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ZenFone Zoom |
最大12倍ズーム |
60,264円 |
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ZenFone Go |
安い |
19,224円 |
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ZenFone2 |
前年度モデル |
42,984円 |
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ZenFone2 Laser |
前年度モデル |
45,144円 |
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ASUS ZenFoneシリーズまとめ
ただ、スイカなどの電子マネーに対応した機種や、防水・防塵・耐衝撃などの日本特有のニーズにあったモデルはまだ出ていません。しかし、価格と性能を見るとコストパフォーマンスに優れシェアNo1の実力は確かでSIMフリースマートフォンを探すときに選択肢にいれるべきメーカです。