今や(2017年12月現在)国内に7,000万人以上!の利用者がいるといわれる、「LINE」アプリ。
「LINEモバイル」(ラインモバイル)は、そのLINEが運営する格安SIM、格安スマホサービスです。女優、”のん”さんのCMで知名度もさらに上がってきました。
格安スマホ、気になってはいたけど、乗り換えるのはなんとなく不安、と思っていた方も、あのLINEが格安スマホを出しているなら使ってみてもいいかな?と思うかもしれません。
そこで当サイトでは、LINEモバイルを実際に契約して使ってみました。LINEモバイルに乗り換えれば、料金は半額以下で、ほぼ今まで通りスマホが使えます。さらに、LINEをはじめ主要SNSのカウントフリー(詳細は後述、すごいサービスです)、LINEポイントがおトクに貯まるなど、他格安スマホサービス(MVNO)と比べてもメリット満載です。
この記事では、LINEモバイルを実際に使ったからこそ分かるおすすめポイント、乗り換える際の注意点など、分かりやすくお伝えしていきます!
▼LINEモバイルの口コミ評判をチェックしたい方はこちらをご覧ください▼
この記事の目次
- 1 LINEモバイルの料金プラン LINEが使い放題で月500円~!
- 2 カウントフリーの詳細解説。使い放題でも一部対象外の機能あり。
- 3 乗り換えて困ることはない?
- 4 電話かけ放題はできる?
- 5 機種・端末は色々選べる?
- 6 iPhoneは使える?
- 7 LINEモバイルのポイント制度は格安スマホ界最強!
- 8 LINEモバイルはLINEアプリとの相性が最高。年齢認証とID検索も可
- 9 通信速度は速い?遅い?
- 10 フィルタリングアプリ「i-フィルター」が無料で使える
- 11 端末が故障したときに役立つ2つのオプション
- 12 申し込み、設定は簡単?
- 13 LINEモバイル(ラインモバイル)レビュー 口コミ評判、他格安スマホと比較 まとめ
LINEモバイルの料金プラン LINEが使い放題で月500円~!
LINEモバイルなら、何と月額500円からスマホを使うことができます。しかも、他社にはない、LINEと主要SNSがカウントフリーになるという大きなメリットもあります。
カウントフリーの詳細解説。使い放題でも一部対象外の機能あり。
LINEモバイルの大きな特徴は、LINEと主要SNSのカウントフリーです。カウントフリーとは何か、簡単にご説明します。
カウントフリーとは?「LINEフリープラン」を例に説明すると…
使いすぎて残りのデータ容量が0になってしまうと、通信制限(通信速度が200kbpsと低速になる)をかけられて、通常よりも通信の待ち時間がかなり長くなり、快適に使うことができなくなってしまいます。
でもLINEフリープランなら、カウントフリー対象の「LINE」アプリを使う場合は特別扱いで、データ量を減らないようにしてくれるので、データ容量を節約することができます。さらに、もしデータ容量が0になってしまっても、「LINE」アプリを使う場合に限り、通常通り高速通信のままで使うことができます。
※LINEモバイルでは、LINEモバイルのスマートフォンを利用してテザリングをしても、カウントフリー対象サービスを利用する場合はカウントフリーになります。
LINEモバイルではプランごとに以下のアプリが使い放題になります。
LINE、Twitter、Facebook、インスタグラム
LINE、Twitter、Facebook、インスタグラム、LINE MUSIC
ただし、完全に使い放題という訳ではなく、一部対象外の機能がありますので理解しておきましょう。
それぞれのアプリでカウントフリー対象となる機能・対象とならない機能については、公式サイトの以下ページで分かりやす~く紹介されています▼
https://mobile.line.me/support/countfree/
上のページの内容をざっくりまとめると、どのアプリの場合も一般的な利用範囲では使い放題。カウントフリー対象にならないのは以下3つの場合です。
- LIVE配信動画を見る場合
- 外部サイトからの埋め込み動画を再生する場合
- 対象アプリを経由しても外部リンクに接続する場合
LINE MUSICの場合、カウントフリーの対象外になる機能はありませんが、ストリーミング音質の設定を「音質‐高」にした状態で長時間ストリーミング再生をした場合、通信が制限されることがあります。
以下のページで、LINEモバイルのカウントフリーのメリットについて解説しています▼
乗り換えて困ることはない?
LINEモバイルに乗り換えれば料金が安くなるとはいっても、今まで通りスマホを使えなくなってしまったり、不便になったりするようでは意味がないですよね。
そこで、LINEモバイルに乗り換えると以下の7つの項目で困ることはないのか、チェックしておきましょう。
▼チェック項目▼
- MNPはできる?
- 通話料はいくらになるの?
- メールアドレスはもらえるの?
- 電波はちゃんと入る?
- 連絡先データは新しい端末に移行できる?
- 最低利用期間はどのくらい?
- 口座振替はできる?
MNPはできる?
LINEモバイルの音声通話SIMはMNP(携帯電話ナンバーポータビリティ―)に対応していますので、今まで使っていた電話番号をそのまま引き継ぐことができます。
▼LINEモバイルへのMNPの方法について詳しくはコチラ
LINEモバイルにMNP!手順と開通時間以外に注意すべき6つのコト
通話料はいくらになるの?
LINEモバイルならLINEの無料通話が使い放題になりますが、通常の音声通話を使う機会の多い方は、通話料金も気になりますよね。
LINEモバイルの通話料金は、3大キャリアの通話料金と同様、携帯電話宛、固定電話宛どちらも一律20円/30秒です。ただしLINEモバイルの場合、「いつでも電話」アプリを利用して電話をすることで通話料金を半額の10円/30秒にすることができます。
▼通話料金を表にまとめると以下のようになります▼
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料金 |
カウントフリー |
LINEの無料通話 |
無料 |
適用 |
大手キャリア 通話料金 |
20円/30秒 |
ー |
LINEモバイル 音声通話 |
20円/30秒 |
適用なし |
「いつでも電話」 アプリを使った 音声通話 |
10円/30秒 |
適用なし |
「いつでも電話」アプリはLINEモバイルの音声通話SIM利用者ならだれでも無料で利用できます。音声通話SIMを利用する場合は必ずダウンロードして、このアプリを使って電話するようにしましょう。
メールアドレスはもらえる?
LINEモバイルに乗り換えると、今まで大手キャリアで利用していたメールアドレス(…@docomo.ne,jpなど)は利用することができなくなります。これは、大手キャリア間でMNPする時も同じですね。
LINEモバイルではメールアドレスの発行はしていませんので、乗り換える前にGmailやヤフーメールなどのフリーメールアドレスを取得しておきましょう。フリーメールアドレスでも、今までと同じようにメールを利用することができます。フリーメールアドレスを取得しておけば、今後また別の会社に乗り換える時にもメールアドレスを変更しないで済みますよ。
今まで通りのエリアで使える?
LINEモバイルはドコモのネットワークを利用しているため、ドコモと同じエリアで利用することができます。今までより電波の入りが悪くなった…なんていうことはありません。
連絡先は新しい端末に移行できる?
LINEモバイルで端末を購入する場合、今使っているスマホやガラケーの連絡先やLINEの友達データを新しい端末に移行する必要があります。
LINEモバイルは基本的にインターネットで契約することになりますので、自分でデータ移行をする方法が分からない…という方もいるかもしれませんが、データ移行はやり方さえわかれば自分でとっても簡単にすることができます。
以下のページで、データ移行の方法を分かりやすく解説していますので参考にしてください。
格安スマホへの連絡先データ移行方法
最低利用期間(縛りの期間)はどれくらい?
通常大手キャリアでスマートフォンを契約すると、2年の契約期間が設定され、2年以内に解約するためには9,500円程度の解約金を払う必要があります。
いわゆる”縛り”の期間が2年間で、さらに、解約したいと思っていても、解約金を払わずに解約をすることのできる契約更新月をうっかり逃してしまうと、契約が自動的に更新されて、そこからまた2年間の縛りが発生してしまいます。
でもLINEモバイルなら、縛りは1年間しかなく、しかも契約を更新する必要はありません。12カ月以内に解約した場合は、9,800円の解約手数料が発生しますが、13カ月目以降は、いつ解約しても手数料が発生することはありません。解約手数料の発生する縛りの期間が短いので、大手キャリアよりも気軽に契約できますね。
※ LINEモバイルから他社にMNP転出する場合は、3,000円のMNP手数料がかかります。
口座振替で支払いはできる?
LINEモバイルでは、口座振替での支払いはできません。クレジットカード払いか、LINE Payでの支払いのどちらかになります。
事情によりクレジットカードでの支払いができない方は、LINE Payカードでの支払いを選択しましょう。LINE Payカードはチャージ式プリペイドカードなので、だれでも(18歳未満でも)審査なし、年会費なしで利用可能です。銀行口座からチャージ、コンビニでチャージなど、チャージ方法も選ぶことができますので、銀行口座からチャージするように設定すれば、実質口座振替と同じように使うことができます。LINE Payカードはコンビニで購入するか、LINEアプリ上から申し込むこともできます。
▼LINEモバイルの料金をLINE Payカードで支払うメリットについて詳しくはコチラ
LINEモバイルの支払いをLINE Payカードで口座振替&ポイントもゲット
電話かけ放題はできる?
電話を利用する機会が多い方は、キャリアで提供されているようなかけ放題プランがなくなると困りますよね。LINEの無料通話を使ってもいいですが、お仕事などで電話をする場合はそういうわけにもいきません。
LINEモバイルなら10分電話かけ放題オプションに加えて、あと2つの「通話し放題」が利用できます!
機種・端末は色々選べる?
2017年12月現在、LINEモバイルではスマホ8種類、タブレット1種類の計9端末を取り扱っています。機種数は少ないですが、エントリーモデルからハイエンドモデルまで、人気・最新の端末揃いです。
ここでは、LINEモバイルで選ぶことのできるスマホの中から6機種を簡単にご紹介します。
arrows M04 |
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安心のMADE IN JAPAN、富士通のスマホarrows M04(アローズM04)は、防水・防塵、ワンセグ、おサイフケータイなど、日本独自の機能を搭載して人気のあるarrows M03の後継機種です。
arrows M04は、M03の機能はそのままに、ハンドソープや食器用洗剤で洗えるようになりました。スマートフォンにどうしてもついてしまう油汚れなどが気になる方は、すぐに洗って清潔に利用できますのでおすすめです。また、画面が割れにくく傷に強い堅牢設計も魅力。 150cmの高さからコンクリートの地面への落下実験をクリア(画面が割れない)したタフなスマホです。 価格:32,800円 |
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スペック |
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カラー:ホワイト・ブラック |
OS:Android 710 |
CPU:Qualcomm Snapdragon 410 MSM8916 クアッドコア 1.2GHz |
RAM:2GB/ROM:16GB |
MicroSD/SDHC/SDXCカード対応 |
メインカメラ:1,310万画素/インカメラ:500万画素 |
バッテリー容量:2,580mAh |
ディスプレイ:約5.0インチHD IPS液晶(720×1280) |
BLU GRAND X LTE |
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アメリカに本社があり、全米のSIMフリースマホでトップのシェアを誇るメーカー「BLU」(ブルー)の激安スマホが日本上陸。GRAND X LTEは激安でもその名の通りちゃんとLTEに対応しています。
金属製のボディと曲面仕上げのディスプレイには価格以上の高級感がありますが、スペックは価格相応です。まだ未知数のメーカーということもあり、まだ誰も使っていないメーカーのスマホを使いたい!とにかく端末代を最安に抑えたい!という方以外には他の機種をおすすめします。 (GRAND X LTEはLINEモバイルで最安の端末です)
デュアルSIM(2枚のSIMが入れられる)ですが、SIM2はGSM(2G)にのみ対応ですので、国内ではSIM1しか利用できません
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スペック |
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カラー:シルバー・ブラック |
OS:Android 7.0 |
CPU:1.25GHzクアッドコア |
RAM:1GB/ROM:8GB |
MicroSDカード対応(最大32GB) |
メインカメラ:800万画素/インカメラ:500万画素 |
バッテリー容量:2,400mAh |
ディスプレイ:約5.0インチ、720×1280ピクセル |
HUAWEI P10 |
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HUAWEI(ファーウェイ)は、世界のスマホ市場でアップル、サムスンに次ぐ第3のシェアを誇る中国の通信機器メーカーです。
HUAWEI P10は2017年6月9日に発売された最新のハイスペックスマホ。アウトカメラに有名なカメラメーカーの「Leica」(ライカ)と共同開発したダブルレンズを搭載しており、一眼レフカメラ並みの写真をとることが可能です。インカメラにもライカのレンズが搭載されているので、セルフィ―(自撮り)もライカの画質で楽しむことができます。
nanoSIM×2で3Gと4G LTEの同時待ち受け(DSDS/デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応しています。ただし、MicroSDカードを利用する場合は片方のSIMスロットしか利用できません。
価格: |
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スペック |
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カラー:ブルー、ゴールド、シルバー、ブラック |
OS:Android 7.0 Nougat/Emotion UI 5.1 |
CPU:HUAWEI Kirin 960 オクタコア |
RAM:4GB/ROM:64GB |
MicroSDカード対応(最大256GB) |
メインカメラ(ダブルレンズ): 1200万画素カラーセンサー +2000万画素モノクロセンサー インカメラ:800万画素 |
バッテリー容量:3,200mAh |
ディスプレイ:約5.1インチ、 FHD(1080×1920ドット) |
VAIO Phone A |
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VAIO Phone Aは、パソコンメーカーとして有名なブランドVAIOから2017年4月に発売された, 今時珍しい「国産」スマホです。
VAIOの製品にはすべて、VAIOの長野県安曇野工場で出荷直前に「安曇野FINISH」と呼ばれる手作業での検査が1台1台行われています。アルミから削り出したボディは厳しい衝撃試験を乗り越えており、美しさだけでなく堅牢性も兼ね備えています。
nanoSIM+MicroSIMで3Gと4G LTEの同時待ち受け(DSDS/デュアルSIMデュアルスタンバイに対応しています。ただし、MicroSDカードを利用する場合はMicroSIMしか利用できません。
※国産スマホですが、おサイフケータイ、ワンセグには対応していません
価格:23,800円 → 21,800円 |
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スペック |
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カラー:シルバー |
OS:Android 6.0.1 |
CPU:Qualcomm Snapdragon 617オクタコア、 1.5GHz(クアッドコア)+1.2GHz(クアッドコア) |
RAM:3GB/ROM:16GB |
MicroSDカード対応(最大64GB) |
メインカメラ:約1,300万画素 インカメラ:約500万画素 |
バッテリー容量:2,800mAh |
ディスプレイ:約5.5インチ、 FHD(1920×1080ドット) |
HUAWEI nova lite |
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HUAWEI nova lite(ファーウェイ・ノヴァ・ライト)は、ファーウェイから2017年2月に発売された、価格の割に性能の高い、コストパフォーマンスに優れたスマホです。
2万円を切る価格ながら、3GBメモリ、大容量3,000mAhのバッテリー、指紋センサー搭載、5.2インチ・フルHDの美しい大画面ディスプレイ、1200万画素のアウトカメラ、800万画素のインカメラなど、同価格帯のスマホを上回る性能、機能を持っています。
背面はガラス素材で高級感があり、女性にも人気の高い機種です。
弱点はほぼありませんが、強いてあげるとすればROM容量の少なさ(16GB)と、国内DSDS(デュアルスタンバイ)非対応である点です。
価格:19,900円 |
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スペック |
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カラー:ゴールド、ホワイト、ブラック |
OS:Android 7.0 Nougat/Emotion UI 5.0 |
CPU:HUAWEI Kirin655 オクタコア (4×2.1GHz+4×1.7GHz) |
RAM:3GB/ROM:16GB |
MicroSDカード対応(最大128GB) |
メインカメラ:約1,200万画素 インカメラ:約800万画素 |
バッテリー容量:3,000mh |
ディスプレイ:約5.2インチ、 FHD(1920×1080ドット),IPS |
Blade E01 |
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ZTE(ゼット・ティー・イー)は中国に本社を置く通信機器メーカー。あまり馴染みがないかもしれませんが日本のSIMフリースマホ市場で一定のシェアを持っています。
Blade E01(ブレイド E01)はとにかく値段の安さが売りのスマホですが、通話、メール、メッセージアプリの利用などがをメインに利用する方であれば十分な性能を持っています。ただ、メモリが1GB、ストレージも8GBと少ないため、たくさんのアプリをダウンロードしたい方には不向きです。
BLU GRAND X LTEと同様、デュアルSIMですが、SIM2はGSM(2G)にのみ対応ですので、国内ではSIM1しか利用できません
価格:13,800円 |
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スペック |
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カラー:ブラック、ホワイト |
OS:Android 5.1 |
CPU:MT6735P クアッドコア 1.0GHz |
RAM:1GB/ROM:8GB |
MicroSDカード対応 |
メインカメラ:800万画素 インカメラ:500万画素 |
バッテリー容量:2,200mAh |
ディスプレイ:5.0インチ、HD IPS |
2017年10月から、LINEモバイル公式サイトからの申し込みに限りセット販売端末の分割払いが可能になりました!
▼端末の分割払いについて詳しくはコチラ
LINEモバイル端末分割払い手数料は?一括払いとの料金差をチェック
自分の持っている機種も使える
ドコモのスマホをお持ちであれば、基本的にLINEモバイルのSIMカードを挿してそのまま使うことができます。また、SIMフリーの端末を購入して、LINEモバイルのSIMを指して使うこともできます。
管理人はAmazonで購入したASUS ZenFone 3 MaxにLINEモバイルのSIMを挿して使っていますが、全く問題なく使えていますよ。
自分の持っている端末、あるいは購入しようと思っている端末がLINEモバイルに対応しているかどうか不安な場合は、公式サイトの「動作確認済み端末一覧」で確認しておきましょう。
iPhoneは使える?
LINEモバイルでは、もちろんiPhoneも使うことができます。ただし、LINEモバイルでiPhoneを購入することはできませんので、iPhoneを使いたい方は、LINEモバイルでnanoSIMだけを契約し、もともと持っているiPhoneに挿して使うか、appleオンラインストアなどでSIMフリーのiPhoneを購入してLINEモバイルのnanoSIMを挿して使ってください。
▼LINEモバイルでiPhoneを使う方法について詳しくはコチラ。大手キャリアとの料金比較も。
LINEモバイルでiPhoneは使える?メリットと注意点を紹介
LINEモバイルのポイント制度は格安スマホ界最強!
LINEモバイルなら、毎月の利用料金(税別)に対して1%のLINEポイント(100円当たり1ポイント)が付与されます。LINEポイントは、LINEの様々なサービスを利用することで貯まるポイントで、貯まったLINEポイントはLINE STOREでスタンプの購入に使ったり、LINE MUSICのクーポンと交換したり、各種ギフト券と交換したりすることができます。
ただ、これだけなら他のMVNOにも同じようなポイントサービスがあるので、それほど魅力的とは言えません。でもLINEモバイルは、「LINE Payカード」で支払いをすることで、なんと3倍のポイント還元を得ることができます。
▼LINE Payカード▼
Line Payカードとは、コンビニで購入、もしくはLINEアプリ上で申し込みができる、LINEのプリペイドカードです。Suicaやnanacoカードのように、事前にチャージして支払いに利用しますので、自分のお財布の範囲で安心して使うことができます。
クレジットカードとは違い、だれでも(18歳未満でも)審査なし、年会費は無料で持つことができますが、JCBと提携しているため、JCB加盟店の国内外約3,000万店でクレジットカードと同じように使うことができて非常に便利です。このLINE Payカード、魅力はそのポイント還元率。どこで使ってもなんと利用金額の2%分のLINEポイントがつきます。他のカードのポイント還元率と比べてみると…
▼有名なカードのポイント還元率比較▼
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LINEPayカード |
auウォレット |
nanaco |
楽天カード |
種類 |
プリペイド カード |
プリペイド カード |
プリペイド 電子マネー |
クレジット カード |
年会費 |
無料 |
無料 |
無料 |
無料 |
ポイント還元率 |
2.0% |
0.5% |
1.0% |
1.0% |
どこで使っても2%の還元率、最強です。貯まったLINEポイントは、1ポイント=1円でLINE Payのチャージに充てることも可能です。
このLINE Payカードは、LINEモバイルの支払いに利用することもできます。上でご紹介したように、LINEモバイルでは利用料金の1%がLINEポイントとして還元されますので、LINE PayカードでLINEモバイルの支払いをすれば、LINE Payカードの支払いに対するポイント還元(2%)+LINEモバイルの料金支払いに対するポイント還元(1%)で、3%のLINEポイントが付与されます。
ポイント還元率が高いMVNOとして他に挙げられるのは楽天モバイルです。楽天モバイルは、料金の支払いを楽天カードにすることで、最大7パーセントのポイント還元率になりますが、そのうち5%は、楽天のサービスを利用しなければ付与されませんので、普通に楽天カードで楽天モバイルの支払いをするだけであれば、還元率は2%です。LINE PayカードとLINEモバイルの組み合わせでポイント還元率3パーセントは、実質、格安スマホ界最強のポイント還元率です。
LINEモバイルを使うなら、忘れずにLINE Payカードを申し込んで、支払方法をLINE Payカードにしておきましょう。月々の必要な支払いをLINE Payカードにまとめれば、結構な額のポイントを貯めることができます。
例えば50,000円の支払いをすれば、×0.02で貯まるLINEポイントは1000ポイント!LINE Payの利用額によっては、実質LINEモバイルの利用料金は無料なんてことも可能です。管理人もこれを知って、LINE Payカードを申し込んじゃいました。LINEモバイル、ポイント面でもおすすめです。
詳細は、LINEアプリ上でLINEモバイルの設定がすべて完結を参考にしてください。
LINEモバイルはLINEアプリとの相性が最高。年齢認証とID検索も可
「LINE」アプリの利用者数は国内6,800万人。国内ではスマホ利用者のほとんどがLINEを利用しています。
LINEモバイルはLINEが提供する格安スマホとして、この圧倒的な数のLINE利用者をLINEモバイルに取り込んで、「第4のキャリア」になることを目指していると言われています。そのためLINEモバイルは、LINEのカウントフリーをはじめ、LINE利用者にとって魅力的なサービスを数多く提供しています。
LINE利用者にとってはどの格安スマホよりも、大手キャリアよりもLINEモバイルが便利!です。その理由を以下ご紹介していきます。
LINEモバイルならLINEの年齢認証が可能!
LINEモバイルなら、LINEの年齢認証ができるので、他の格安スマホではできないLINEのID検索機能を使うことが可能です。
ID検索について詳しくは以下の記事を参照してください▼
実際ラインモバイルを契約して検証、2つの理由で不要?
SMS認証なしでLINEが始められる
LINEモバイルなら、LINEの初期登録の際にSMS認証を「パス」することができます。通常、LINEの初期登録をする際には、SMS認証が必要になりますので、SMS機能の付いていないデータSIMを契約した場合、LINEの初期登録をすることはできません。(Facebookのアカウントを持っている方は、SMS認証の代わりにFacebook認証を選択することができます)
でも、LINEモバイルなら、LINEの初期登録の際、LINEモバイルの回線を使っていることを自動的に認識して認証をパスしてくれます。そのため、LINEモバイルの最安値プラン、LINEフリープランのデータSIM(月額500円・SMS機能なし)を選択した場合でも、SMS認証がパスできるのでLINEの初期登録を行うことができます。
SMS機能の付いていないデータSIMでもLINEに登録できるのは、LINEモバイルだけの強みです。(通常SMS機能をつけるには、月額料金+120円ほどかかります)
もうLINEのアカウントを持っている方にはあまり関係ありませんが、例えばお子さんに初めてのスマホを持たせて、LINEで親と連絡が取れるようにしたい、というような場合、LINEモバイルを選べば最安価格で済ませることができます。
LINEアプリ上でLINEモバイルの設定がすべて完結
他の格安スマホの場合、データ消費量を確認したり、データ追加チャージを行ったりする場合、専用アプリをダウンロードすることが必要です。
でも、LINEモバイルなら、LINEアプリさえあれば、追加のアプリは必要ありません。LINEモバイルに関する設定やサポートが、すべてLINEアプリ上で完結します。これがシンプルで便利です!
LINEアプリ上でLINEモバイルの設定を行うためには、まずLINEモバイルを友だち登録してください。
▼LINEアプリの「友だち」画面で、「公式アカウント」をタップ、表示された画面で”LINE”と入力して検索すれば、「LINEモバイル」が候補に表示されます
そこでLINEモバイルを友だち登録しましょう。友だち登録した「LINEモバイル」とのトーク画面が、スマホ上のLINEモバイルの「マイページ」になります。
▼トーク画面を開くとメニューが表示されます▼
このメニューから、契約者連携(マイページ)をタップして、契約時に設定したログインIDとパスワードを入力してください。
以上で契約者連携が完了します。一度契約者連携が完了すると、LINEアプリ上からマイページにアクセスすることができるようになります。マイページでは、データ消費量の確認、データ量の追加、料金明細の確認、解約手続きなど、LINEモバイルの利用にかかわるすべての設定をパソコン版のマイページと同じように行うことができます。
親子でLINEモバイルを使う時の設定
「契約者」とはLINEモバイルを契約した人(親)、「利用者」とはLINEモバイルを使う人(子)を指します。
▼契約者連携をした人ができること▼
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- LINE公式アカウント上でのマイページログイン
→データ残量の確認に加えて、データ容量追加購入やプラン変更等も可能
- LINEポイントの付与(月額基本利用料の1%が付与されます)
- データプレゼント
- いつでもヘルプ(オペレーターへの問い合わせ)
▼利用者連携をした人ができること▼
- データ残量の確認
- データプレゼント
- いつでもヘルプ(オペレーターへの問い合わせ)
契約者、利用者連携をすることで、親は子どもがどれくらいスマホを利用しているか確認することができ、データ容量の購入やプラン変更など、必要な設定をすることができます。
また、利用者連携をした人も、日常のスマホの利用にかかわる設定(データ残量の確認など)をすることが可能です。
LINEアプリ上でデータプレゼントができる
LINEモバイルには、家族割、データシェアプランなどはありませんが、LINEアプリ上で他のLINEモバイル契約者にデータをプレゼントすることができます。
お友だちにデータをプレゼントしてもいいですし、親子でLINEモバイルを利用する場合などは、子どものプランを最安のLINEフリープランなどにしておいて、データが足りなくなったら親からデータをプレゼントする、というようにすれば、子どものスマホ利用状況を把握することもできますね。
契約者・利用者連携後、LINEモバイルとのトーク画面に表示されるメニュー画面から、データプレゼントができます▼
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LINEモバイルのデータプレゼントでシェアする方法と注意点
まどかふーこ!通信制限かかってめっちゃ遅いんだけど! データもう使い切っちゃったの?私の余ってるからシェアしてあげるよ。ふーこ部長 まどかそんなことできるの?ほしいほしい! データを使い切ってしまって ...
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「いつでもヘルプ」ならLINEアプリ上でサポートが受けられる
管理人がとくにおすすめなのはこの「いつでもヘルプ」サービス。LINEモバイルなら、契約後LINEアプリ上で不明点、困った点についてオペレーターに質問することができます。
他のMVNOでも、チャットで質問できるサービスは一般的になってきましたが、LINEモバイルならLINEのトーク上で質問ができますのでとってもお手軽です。
LINEモバイルとのトーク画面に表示されるメニュー画面から、「いつでもヘルプ」を選択、オペレーターと接続しますか?と表示されるので「はい」を選択してください▼
すると、トーク画面上でオペレーターの方とチャットをすることができます。管理人も不明点を質問してみましたが、とても丁寧に回答してくれました。
通信速度は速い?遅い?
2017年12月現在、LINEモバイルの通信速度は、MVNOの中で普通レベルです。通信が混雑する平日のお昼、夕方は速度が遅くなるため、動画再生やアプリのダウンロードは難しくなりますが、その他の時間帯では快適に利用できます。
▼以下の記事では、LINEモバイルの通信速度について徹底解説。毎月、平日お昼のLINEモバイル通信速度を計測しています。
LINEモバイル通信速度!超混雑の昼速度でできる事は?
フィルタリングアプリ「i-フィルター」が無料で使える
LINEモバイルでは、有害サイトフィルタリングアプリ、「i-フィルター」を無料で利用することができるので、子供に持たせるのにも最適な格安スマホです。
▼i-フィルターなど子供に役立つ機能についてはコチラ
LINEモバイルは子供用におすすめ!たった500円で制限機能フル活用
端末が故障したときに役立つ2つのオプション
2017年12月現在、LINEモバイルの店舗は全国でもわずかしかありません。(ビッグカメラ、ヨドバシカメラなど家電量販店の一部店舗内にLINEモバイルの店舗あり)
もし近くに店舗があったとしても、LINEモバイルの店舗では基本的に契約・申し込みにかかわる業務しか受け付けていませんので、契約後、端末が故障してしまったときどうしたらいいのか不安になりますね。
LINEモバイルではそんな時役立つ2種類の端末保障オプションを利用することができます。
端末保障
通常の端末保障のオプション料金は、月額450円です。このオプションをつけておくと、LINEモバイルでセット購入した端末が故障、水没などしてしまった場合、格安の料金で端末の交換または修理をしてくれます。
持込端末保障
持込端末保障のオプション料金は、月額500円です。このオプションをつけておくと、「他社で購入した端末」「中古端末」「iPhone」にLINEモバイルのSIMを挿して利用している場合でも、故障、水没などした場合は格安の料金で端末の交換または修理をしてくれます。
この2つのオプションをつけておけば、利用している端末が故障してしまった場合、電話一本で交換端末を発送してくれます。18:00までに受付が完了すれば、最短翌日に交換端末を受け取ることができ、故障した端末は、交換端末と一緒に届く返送キットに入れてLINEモバイルに送るだけです。LINEモバイルで購入した端末でなくても保証してくれるので、安心できますね。
申し込み、設定は簡単?
LINEモバイルの申し込みは店舗、または公式サイトから行うことができます。(ビックカメラ、ヨドバシカメラなど家電量販店の一部店舗内にLINEモバイルの店舗あり)
ただ、LINEモバイルの店舗はまだ全国にわずかしかありません。わざわざ遠くの店舗までいかなくても、公式サイトからなら手軽に申し込みができますのでおすすめです。
▼公式サイトの右上に「申し込む」ボタンがあります▼
公式サイトの「申し込む」ボタンから、申し込みをスタートし、あとは画面の指示に従って手続きしていけば、5分~10分くらいで申し込みが完了します。
管理人もLINEモバイルのSIMを申し込んでみましたが、とても簡単でした。インターネットで1度でもお買い物をしたことがある方であれば、戸惑うことなく申し込みを行うことができると思います。
申し込みレビュー
管理人もLINEモバイルのSIMを申し込んでみました。木曜日の朝9:30に公式サイトから申し込んだところ、翌日金曜日午後にLINEモバイルのSIMが到着。申し込みからSIMの到着までがとにかく速いです!
▼10cm四方くらいの小さい封筒に入って届きました。▼
▼中にはSIMカードと一緒に、マニュアルが入っています▼
▼SIMカードを管理人の愛機、ZenFone3Maxに挿入▼
あとはマニュアルに沿って設定をすれば、簡単にスマホを使い始めることができます。
ちなみにSIMカードと端末をセットで契約した方は、端末にSIMカード挿入済、APN設定済の状態で送られてきますので、設定不要、スマホのスイッチをONするだけで利用開始できます。
あとは「LINE」アプリで契約者連携だけ済ませてしまいましょう!
LINEアプリ上でLINEモバイルの設定がすべて完結を参考にしてください。
ちなみにLINEモバイルは、全プラン対象で、月額基本料を初月無料にしています。「初月」とは、申し込んだ月ですので、月の初めに申し込むとお得になりますよ。
また、WEBから新規契約を申し込むと、時期によってはキャッシュバック、データ増量などのキャンペーンも行っていますので、タイミングが良ければよりおトクに申し込むことができます。
▼データ増量キャンペーンの例▼
ぜひ、公式サイトをチェックしてみてください。
LINEモバイル(ラインモバイル)レビュー 口コミ評判、他格安スマホと比較 まとめ
最後に、LINEモバイルのメリットをまとめてご紹介します
- LINEと主要SNSのカウントフリー
- 最安500円から利用可能
- 10分かけ放題オプションがつけられる
- IP電話サービス、LINE Outもカウントフリー
- もちろんiPhoneも使える
- 利用料金の1%のLINEポイントが付く
- LINE Payカードで支払えばポイント3倍!
- 格安スマホで唯一、LINEの年齢認証、ID検索が可能
- LINEアプリで設定、サポートがすべて完結
- 通信速度は普通に安定
- フィルタリングアプリ「i-フィルター」が無料で使える
- LINEモバイルで購入していない端末にも保証がつけられる
- 申し込み、設定が簡単
格安スマホが一般に知られるようになってきたのは2013年頃ですが、LINEモバイルがサービスの提供を始めたのは2016年9月からです。かなり遅れを取った感がありますが、LINEモバイルは後発の強みを生かして、本当に必要な顧客に喜ばれるサービスに的を絞って提供してきています。LINEモバイルはほかの格安スマホのいいとこどりで、ほとんど弱点がありません。LINEモバイルは格安スマホ初心者にも、すでに他の格安スマホを利用している方にも、ご家族にもおすすめです。
2017年現在、MVNOを提供している会社は600社以上で、すでに顧客をあまり獲得できないMVNOの淘汰が始まっていますが、LINEモバイルはLINEとの連携や、豊富な資金力を武器にこの先もどんどん勢力を伸ばしていくと思われます。顧客数が多くなれば、サービスの充実も一層期待することができます。LINEモバイルは「第4のキャリア」になる潜在能力を秘めている、と言われますが、それが本当になる日もそう遠くないかもしれません。将来性を考えても、LINEモバイルは選んでおいて間違いない格安スマホ、と言えると思います。