格安スマホの問題だった通話料金のネック。ドコモ・au・ソフトバンクをご利用の方は「かけ放題」があるので格安スマホに乗り換えられなかった方も多いはずです。
しかし、2016年からMVNOの各社がかけ放題や通話料パックプランを発表しました。通話品質もほとんどの格安スマホがdocomoから回線を仕入れているので問題ありません。
速度も安定してきたし( 姉妹サイト:SIM速度ランキングcom参照 )これで格安スマホに乗り換えない理由がなくなってきました。以下では「通話料金」を中心にした場合の格安スマホ選びについて解説いたします。
この記事の目次
ドコモ・au・ソフトバンクのかけ放題っていくら?比較してみると・・・
自分が使っているスマホ料金ってくわらなくなることってありませんか?
複雑で確認するのも面倒になることってよくあります!ここで大手3社の現在のかけ放題の料金を確認してみましょう。
5分かけ放題の大手とMVNOの比較
5分かけ放題
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料金(一番安価なプラン) |
データ容量など |
docomo |
7,000円 |
データ容量5GB 2年契約 |
au |
4,900円 |
データ容量1GB 2年契約 |
ソフトバンク |
4,900円 |
データ容量1GB 2年契約 |
2,450円 |
データ容量3.1GB 1年契約 |
大手キャリアは5分かけ放題の基本料が2年縛りで1,700円。接続料300円にデータ容量の仕組みで料金が組まれています。
ドコモは5分カケホの場合5GBからしか組合せできず一番高額になっています。auとソフトバンクは1GBでこの価格です・・・
時間無制限のかけ放題、大手とMVNOの比較
無制限かけ放題
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料金(一番安価なプラン) |
データ容量など |
docomo |
6,500円 |
データ容量2GB 2年契約 |
au |
6,500円 |
データ容量2GB 2年契約 |
ソフトバンク |
5,900円 |
データ容量1GB 2年契約 |
もしもシークス |
3,380円 |
データ容量1.5GB 1年契約 |
ドコモとauは2GBで同価格。ソフトバンクは1GBでほんの少し安くなっています。でも1GBってすぐなくなりますよね。
MVNO各社が5分か10分のかけ放題で足ふみしているところ、もしもシークスというドコモ回線を使ったMVNOだけ通話時間無制限で提供しています。今後この方向に向かう大手MVNOが出るか注目です。
主要な格安スマホのかけ放題系プランの最新情報をすべてチェックしたい方は下から特集記事をご覧ください。
以下のページでは特集ページの内容を踏まえたうえで、管理人がまとめた「 かけ放題系プランの活用方法 」をご説明します。
「 かけ放題と通話パックプラン 」どちらを選ぶ?どこがいい?
MVNOが提供している通話料を安くするためのプランは2つにわかれています。「かけ放題プラン」と「通話料パックプラン」です。
「かけ放題系」は1回の通話を3分、5分、10分と限定しているものが多く(例外:もしもシークスは無制限)、「通話料金パックプラン」は1ヶ月で60分までなら650円~800円としているところが多いです。
さて「かけ放題プラン」と「通話料パックプラン」どちらを選ぶか?迷うところです・・・以下に、両方のタイプの代表MVNOを一覧表にして比較しやすくしてみました。
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かけ放題プラン |
月額料金 |
1回5分かけ放題 ( 家族へは1回30分無料 ) |
830円 |
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1回5分かけ放題 |
850円 |
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もしもシークス |
時間無制限でかけ放題 |
1,800円 |
1カ月60分のパック料金 |
650円 |
楽天モバイルとIIJmio比較ポイントは、家族みんなでIIJmioのかけ放題プランを利用する場合、通常1回5分のところ30分に増えるメリットは大きいです。しかし、そもそも家族ならLINEなどの無料アプリで十分という場合は、楽天モバイルのポイントのメリットの方が大きくなるでしょう。
もしもシークスは知名度こそ低いですが、大手キャリアの時間無制限かけ放題に対抗できるのは今のところここだけ。ドコモの通信を利用していて品質に問題ありません。
5分カケホを850円、もしもシークスの無制限が1,800円で比較すると差額が950円。30秒で10円>1分20円なので(通常20円だが楽天もIIJも標準が半額になるアプリを利用している為10円で計算)950円÷20円≒約47分です。これを基準に時間制限なくかけ放題にしたい場合はもしもシークスへ。
BIGLOBEも半額アプリがあるので1分20円。650円で60分なので1分で約10円の通常よりも1/4の料金です。めったに通話しないけど、かけると1回の通話が長くなる方にはお勧めかも。
かけ放題のもう一つの選択肢・・・IP電話の実力って?
最後にご紹介するのが、今までご紹介した「かけ放題プラン」とちょっと違う「IP電話型かけ放題プラン」です。これは090の安定した音声発信をする(090の電話回線)のではなく、データ通信の帯域を利用した通話プランです。
電話をかけた相手に090のいつもの番号で着信させることはできません。音質は(以前はタイムラグが大きかったり、雑音が聞こえた)かなりクリアに聞こえます。タイムラグも1秒ないくらいあるかないか・・・電波状況によって左右されます。
050で始まる電話番号が付与されるこのIP系かけ放題は、今のところ主要なところでは2社が展開しています。違いを表にしますね。
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050かけ放題 |
nifmoでんわ |
月額料金 |
1,500円 |
1,300円(国内電話無料) 2,700円(海外も無料) |
無料通話時間 |
1回300分まで |
1回90分まで |
特徴 |
1回300分まで無料。つまり本当にかけ放題です。イオンモバイルがスゴイのはこのオプションを家族の誰かが契約すればそのIDを共有すれば発信用に複数の家族で利用できちゃうことです。イオンモバイルの契約をしてなくてもこのアプリダウンロードできます。ってことは・・・詳しくはコチラで解説 | 海外への電話がこの価格でかけ放題になるのはここだけでは?友人や家族が国外におられる方にはお勧めです。 |