R15Neoを実際に購入をしたので、その最大の特徴であるDSDVについてレビューしてみたいと思います。
この記事の目次
デュアルSIM+SDカードの「トリプルスロット」対応
SIMスロットは、事前に発表されていたとおり、Nano SIM×2+MicroSD×1のトリプルスロットでした。
これまでの通常の端末だとデュアルスロットだとしても、SIM2側がSDカードとの排他利用になっていることが多いため、トリプルスロットを搭載してきた本機種はなかなかレアな存在です。とくに、本体の容量が少ないことが多い格安スマホは追加のSDカードをさすことが多いと思いので、トリプルスロットは嬉しい特徴です。
今回は、DSDVの特徴をいかすべくau回線の「UQmobile」のSIMと、docomo回線の「BIGLOBE」のSIMを2枚刺ししてみました。UQmobileではおしゃべりプラン/ぴったりプランのSプランを契約し音声通話用(と、混雑時の予備的なデータ通信)として利用しながら、普段のインターネット閲覧や動画再生にはBIGLOBEのエンタメフリーを使う、ということができる!といった組み合わせを想定しています。
デュアルSIMの設定画面
UQmobile(au回線)をSIM1に挿入したところ、すでにプリセットされているau回線の格安SIM各社のAPNから選ぶだけでした。
同様に、BIGLOBE(docomo回線)をSIM2に挿入したら、docomo回線系のMVNOのAPNから選ぶことになりました。
それぞれ、回線種別ごとに自動的に判別して表示しているようで便利ですね。今回は手許になかったので試せていませんが、ソフトバンク回線のSIMを挿した場合にも自動的に判別されることでしょう。
音声通話でどちらを使うかを選ぶことができます。今回は、UQmobile側で電話をしたいので、SIM1を選びます。毎回選ぶという設定もできます。その場合には、電話をかける際にSIM1とSIM2を選べるようになります。
この画面で、ふだんのデータ通信でどちらのSIMを使うかを選ぶことができます。今回は、BIGLOBEでインターネット通信をしたいので、SIM2を選びました。
実際に同時待ち受けできるのか
実際に両方の電話番号で待ち受けできるのか試してみました。
SIM1側で着信したときの着信画面です。左上に小さく「1」と表示されているのがわかります。
こちらが、SIM2側で着信したときの着信画面です。左上に小さく「2」と表示されているのがわかります。
データ通信側に「エンタメフリー」を刺してみた
エンタメフリーのSIMを挿した状態でabemaTVを見ている状態です。エンタメフリーなので画質が低くなっていることがわかります。
サブブランドの音声プラン+格安SIMのデータプランという使い方が可能に
DSDVに対応したことで、音声通話に強いUQmobile(au系)やY!mobile(ソフトバンク)といったサブブランドをプランSで契約しながら、大容量通信を可能にするためにデータ通信用に別の格安SIMを刺すという利用方法が可能になりました。もっとレアな使い方としては、auのガラホプランやY!mobileのシニアスマホで契約したSIMで格安で通話定額を実現することも可能になります。
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R15 Neoを購入できる格安SIMの一覧
会社名 | 端末価格 | 分割時 | 月額料金 | 2年間総額 |
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24,445円 | 1,019円 ×24回 | 1,600円 | 64,245円 | |
24,800円 | 1,050円 ×24回 | 1,600円 | 56,995円 |
2年間総額は、「初期費用(契約手数料など)」+「端末代」+「月額料金(24ヶ月分)」の合計。ただし、現在開催中の各種キャンペーンやキャッシュバック、ギフト券等の還元を考慮した後の金額。(※有料の通話オプションなどへの加入を前提とした割引キャンペーンは除きます)