UQモバイル評判口コミ デメリットも完全解説!

UQモバイル&iphone5s

UQモバイルは『どの格安SIMよりスピードが速い!』と評判のau系MVNOです。

各専門誌やネットの口コミでは通信速度の評価が高い格安スマホの高速通信プランでも、実際に契約して使ってみるとそうでもない・・・なんてことがよくあります。

それで、当サイトでもUQ mobileオンラインショップからUQモバイルを契約し検証することにしました。

■ UQモバイル 契約内容

  • 契約1:iPhone5s×3GB通話付きプラン
  • 契約2:データ専用無制限プラン《速度500kbps》

UQモバイルの料金プランはシンプルに上記の2つだけなので、この検証でUQモバイルの内容を全てチェックできます。実際に使ってみた通信速度の計測結果や、利用してみてわかったメリットとデメリットを解説いたします。まず簡単にまとめると以下がUQモバイルの特徴です。

■ 主なメリットや特徴

  • とにかく速度が1日中速い
  • 新品のiPhoneがセット購入できる数少ないMVNO
  • 1,980円で端末・データ通信料・カケ放題のコミコミプランがある
  • データ高速オンオフ機能と低速時速度が他社より速い!
  • その他、ユーザーがよろこぶ細々したメリットがとにかく多い!

 

■ 主な注意点

  • プランが少ない
  • auからのMNP(乗り換え)だと割引が少なくなる
  • au端末利用の場合は解約前にSIMロック解除が必要(理由後述)
  • コミコミプランが2年目、3年目で料金が変わる

注意点のauからの乗り換えの件などはデメリットになるのか、また対処方法は何かないのでしょうか。それにしても、特徴で記載した細々したメリットはひとつひとつがユーザーが助かる、ほかのMVNOでは意外とやっていないことが多いのです。

以下の、各欄で細かく解説していますのでUQモバイル申込みを検討しておられる方は手続きの前に必ず一読されることをお勧めします!

□ 当サイト限定 UQモバイル公式 商品券プレゼントページ □

UQモバイルは公式サイト内で通常価格で販売しているページと、特別割引が実施されている特設ページがあります。以前、UQモバイル担当者さんに直接取材させて頂いたことあり、その関係で以下ページの掲載許可をいただきました。おそらく期間限定なのでよかったらご利用下さい。

この記事の目次


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専門誌で絶賛の回線速度を検証

格安SIMに関して触れている雑誌が多くなりました。音声通話プランやデータ通信プランなどの基本料金程度しか触れてない雑誌もあれば、徹底的に調査した上で解説している記事もあります。

やはり、書店で販売している専門誌にUQモバイルがどのように評価されているかは気になるところです。

後者のタイプの雑誌でUQモバイルが掲載されるときの共通点は『とにかく通信速度が速い!』この1点!実際の通信品質など掲載内容を見てみましょう。

専門誌 各誌のUQモバイル『 回線速度 』の評価

ワイモバイルや楽天モバイルも通信速度で評判ですが、UQモバイルは格段の評価を得ています。以下、いくつかの記事を抜粋します。

『SIMフリー完全ガイド』の評価 p50(UQモバイル版)

□ 下の記事を見る、ポイントをチェック

  • 赤でくくられたUQモバイルの速度を他社と比較してみてください
  • ピンクの枠・・・高速
  • 白の枠・・・許容範囲速度(スマホ動画再生可能な速度)
  • 青の枠・・・低速

UQモバイル速度

 

出典:SIMフリー完全ガイド(晋遊舎)

↑ 全時間帯で超高速な回線速度!

格安スマホは混みやすい時間帯(朝8時台・昼12時台・夜17時~23時)が1Mbpsから3Mbps前後になっています。

この速度だとスマホでも動画再生が途切れがちになります。速度に定評がある楽天モバイルがかろうじて全時間帯、動画視聴に耐えうる速度を出しています。

全時間帯で高速な通信速度サービスを提供できているのは、キャリアと言われるドコモ・au・ソフトバンクとワイモバイル。格安スマホの中ではUQモバイルだけです!

『SIMフリー完全ガイド』 p40,41

UQモバイル速度2

 

出典:SIMフリー完全ガイド(晋遊舎)

↑ 平均速度が大手キャリア以上なのに格安料金

全時間帯の最高速度はなんと『79.59Mbps』!これはドコモなどの大手キャリアよりも速い通信速度です。

また、全時間帯の平均速度は『36.54Mbps』!このテストで30Mbps台の平均速度が出せたのはUQモバイルだけでした。

大手キャリアよりも速い通信速度なのに、月額利用料はデータ高速プランで月980円。音声通話プランを足しても1,680円で利用できるのはお得。と解説しています。

『Mr.PC』 2017年2月号の評価 p77

UQモバイル速度3

 

出典:Mr.PC 2017年2月号(晋遊舎)

↑ 月刊誌『Mr.PC』でも絶賛されるUQモバイルの通信速度

コンビニでも購入できる『 Mr.PC 』でも、UQモバイルの通信速度が評価されています。後述しますが、UQモバイルがなぜ速いのか?その理由が「サラ~」っと書かれています。見つけられますか?

実際に計測してみた回線速度《 高速回線 》

専門誌やネットの口コミなどで評判のUQモバイルの回線速度ですが、やはり自分で利用してみなければ回線速度はわかりません。

また、ある時期は回線速度が速くても、だんだん遅くなり改善がされないMVNOもあります。UQモバイルは安定した快適な回線速度を提供しているのか長期観測することにしました。2016年12月からの記録です。参考になさってください。

計測日/場所

ー 下り ー

一番大切。4Mbps以上でスマホ動画視聴ができる。

ー 上り ー

アップロードする速度。

ー PING ー

指示への応答速度。値が小さいほど速い。

2016年12月

/渋谷駅周辺

33.06

Mpbs

4.43

Mpbs

40

ms

2017年1月

/計測予定

 

 

 

2017年2月

/計測予定

 

 

 

2017年3月

/計測予定

     

参照:姉妹サイト 最速格安SIMランキング.com

姉妹サイトを見て頂くと、他社MVNOと比べてもいかにUQモバイルが回線速度がでているかはっきりわかります。今後も月に1度回線速度を計測しますのでご覧ください。

検証!《 無制限プラン 》速度500kbpsでYouTube再生できる?

UQモバイルの無制限プラン

UQモバイルは3GB高速回線と無制限に利用できる500bpsの速度回線の2つのタイプから選ぶことができます。

高速回線は最大回線速度が150Mbpsの規格回線で、無制限プランは速度が最大500kbpsの比較的低速回線です。

しかし、楽天モバイルのベーシックプランなど低速無制限回線は、最大速度が200kbpsなのでその2倍以上理論値があります。

それで、SNSや一般のサイト閲覧、音楽配信などはストレスなく利用できます。問題は「動画が再生できるか?」

500kbpsという速度は「できない」とも言えない微妙なところです。また、速度だけでなくMVNOが動画サイトだけは制限をかけていることなどもあり(大抵このあたりは公表されていない)実際に試してみるしかありません。

それで、高速回線は既にUQモバイルで契約をしていますが、無制限プランを試すため追加契約することにしました。

UQモバイル 無制限プランでYouTubeはスムーズに再生される?検証テスト

UQモバイルの無制限プランの速度

ゼンフォン3にUQモバイルのマルチタイプのSIMを挿し、無制限プランの500kbpsでYouTubの再生ができるのかチェックしてみました。

まずは速度計測。計測結果画面を見てください。『最大500kbpsとか言ってそれ以上出てたりするかも・・・』という淡い期待をしながら計測しましたが、やはりキッチリ500kbps以下でした。

さてこの速度でスムーズに動画を再生できるのかテストしてみました。

再生環境:使用端末zenfone3

  • 画質:360p
  • 種類:アニメ映画を一本再生(1:47:05)
  • 再生時間:12月26日月曜日17:30~(夕方の混雑する時間帯)

UQモバイル無制限プランでyoutube再生

最初の1,2分は時々止まりましたが、その後は1時間47分の再生の間一度も止まることなくスムーズに再生できました。

HDではなく360pの画質再生しましたが、スマートフォンの大きさだと十分な美しい高画質のままで最後まで止まることなく映像を流し続けることが出来ました。500kbps前後の速度で十分youtubeを見ることが出来ます。(今度HD画質でも実験してみます!)

あるMVNOは動画圧縮を行って画質を落としたり、動画サイトと検知すると速度が出ないように技術制御していますが、UQモバイルはそういったことは行っていないようです。

UQモバイル 無制限プランで映画を1本見た通信量は?3日制限は大丈夫?

UQモバイル無制限プランでyoutube再生

さて、1時間47分の再生が終わりました。どのくらいのデータ通信量を使ったのでしょうか?

約2時間の映画の再生で252MBのデータ消費をしました。UQモバイルは3日間で6GB利用すると通信制限がかかります。

1GBは約1000MBので、目安は2時間の映画を4本見ると1GBです。ということは3日間で12本の映画を見たら速度制限の対象になります。

UQモバイルの無制限プランの検証結果をまとめると、

(1) スマートフォンでYouTube 360pの動画はスムーズに再生できる
(2) 3日間で6GBの速度制限には、3日間で24時間動画再生が目安

無制限プランの注意点もまとめます。

(1) おしゃべりプランのようにカケ放題がつけられない
(2) テザリングでパソコンでの動画再生まではできない

UQモバイルはこの無制限プランよりも、おしゃべりプランをおすすめしたいようで、無制限プランにはカケ放題が利用できないようになっています。それで、30秒20円の通話料金で電話を利用するか楽天でんわや、LINEなどの無料通話アプリの併用を考えてください。サブ機などにはピッタリですね。

また、回線速度が500Kbps前後なのでスマートフォンでの動画再生は問題ありませんが、パソコンなど大画面での再生環境ではおそらくスムーズな動画再生は難しいでしょう(今度検証してみます)。

このようなメリットデメリットを理解した上で無制限のデータプランを活用すると良いと思います。ちなみにネットの評判を見ていると、ツムツムやポケモンgoなどの容量を使うオンラインゲームでもこの回線速度で問題なく利用できるようです。

なぜUQモバイルは他社を凌駕する回線速度なのか?

他MVNOの中、なぜUQモバイルは断トツの回線速度なのか?上の3つめの雑誌切り抜きの中にもサラッと触れていますが理由は2つあります。

  • MVNO業者が少ないau回線を利用している
  • auのセカンドブランドとして品質確保

それぞれを少し解説いたします。

MVNO業者が少ない「 au回線 」を利用している

UQモバイルはauのセカンドブランド

格安スマホ各社は接続料の安さや、技術面での安易さ、ドコモが(国の制度ゆえ)受け入れに柔軟なため、ドコモの回線を利用したMVNO運用をしています。

参入業者は150社ほどあるといわれていますが、そのほぼ99%がドコモ回線です。au回線を利用しているのは、mineo・IIJmio、そしてUQモバイルぐらいです。

その結果、auの回線は回線に余裕を持ち、混雑せず利用できるためドコモ系列に比べ回線速度が速いといわれています。

auの「 サブブランド 」として品質確保

UQモバイルauサブブランド

同じau回線を利用しているmineoやIIJmioよりもUQモバイルの方が回線速度が速いのは、auのサブブランドとしてのブランド力です。

同じことはワイモバイルにも言えます。ワイモバイルはソフトバンクのサブブランド。auもソフトバンクも『どうせ格安スマホに顧客が流れてしまうなら自社グループ内で取り込みたい』という本音があります。

それで、価格帯に不満がある自社ユーザーは自社グループ内でMNPしてもらいたいと思っています。そのためソフトバンクも大量の広告費をかけ、回線速度も自社グループのブランドイメージを下げないクオリティを保つよう資源をつぎ込んでいます。

auにとってのサブブランド「UQモバイル」も同じ理屈で、かなりの宣伝費や設備を費やして本気の戦略で取り組んでいます。採算ベースが目先の利益ではなく、KDDIグループ全体としての活況なので価格にあわない高品質なサービスを提供できています。UQモバイルは格安価格で利用できるキャリアクオリティのサービスです。


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シンプルなようでわかりづらい「プラン」を解説

UQモバイルのデメリットとしてよく取り上げられるのが「プラン数の少なさ」です。確かにイオンモバイルのように何十もの小刻みなプランはありません。

しかし、プランをよく見るとシンプルで選びやすい良く出来た仕組みになっています。ただ、シンプルにしたが故のわかりづらさがあり整理して理解する必要もあります。ザッと解説します。

UQモバイルは6つのプランから選ぶ

UQモバイルは全部で6つのプランがあります。

 

データ通信専用

音声通話付き

(090などの電話番号付き)

月間3GBプラン

高速データ通信

1、980円

2、1,680円

無制限プラン

速度500kbps

3、1,980円

4、2,680円

おしゃべりプランS

高速 2GBプラン

なし

5、1,980円

おしゃべりプランM

高速 6GBプラン

なし

6、2,980円

※現在はぴったりプランとたっぷりプランで「おしゃべりプランS・M」は2017年2月からスタート

UQモバイルはおしゃべりプランS・M(2017年1月末まではぴったりプランとたっぷりプラン)を主力に提供したいようです。

おしゃべりプランは以下の全部の料金がコミコミで利用できるプランです。

おしゃべりプランの料金に含まれているもの

  • 高速データ容量(Sは2GB・Mは6GB)
  • 1回5分・回数無制限の無料通話
  • 端末代金の分割料金

ただし、全部の機種が1,980円/2,980円でコミコミではありません。機種によってはプラス数百円かかるものもあります。でも、すぐ下で細かく解説していますが、あの「iPhone5s」も上記の金額のコミコミ料金で利用できます。

ここで注意して頂きたいのが、SIMの単体契約は損になることが多いということです!

おしゃべりプランの「SIM単体」 と「端末セット」が同料金

『SIMフリーのスマホやauのスマホを持っているので、UQモバイルのおしゃべりプランでSIMだけ契約しようかな』と思っているあなた!もったいないです。端末とのセットプランを選んでください。以下のキャプチャーをご覧ください。

1、おしゃべりプランをiPhone5sとセット契約した場合の明細

※表記ぴったりプランだが同じ内容

 

UQモバイル端末とセット契約

2、おしゃべりプランをSIM単体契約した場合の明細

※表記ぴったりプランだが同じ内容

 

UQモバイルSIM単体契約

iPhone5sがセットの契約でも、SIMだけの契約でも月額料金が「1,980円」と同価格です。

どうしてこんなことが起きるかというと黄色でくくった「対象割引」の欄を見てください。UQモバイルは契約時利用できる割引き制度が最大3つあります。それぞれを解説します。

マンスリー割

おしゃべりプラン(以前のぴったりプラン・たっぷりプラン)で端末をセットで購入した場合、端末ごとに(割引されない端末もある)400円~1,800円が値引きされる。

  • SIM単体契約・・・適用されない(端末に対する値引きなので対象がなく適用外)
  • 適用期間・・・25カ月(2年)

スマトク割

おしゃべりプラン(以前のぴったりプラン・たっぷりプラン)を契約した場合、毎月1,000円割引きされる

  • SIM単体契約・・・適用される
  • 適用期間・・・25カ月(2年)
  • 注意・・・auからのMNPの場合は適用されない

イチキュッパ割

おしゃべりプラン(以前のぴったりプラン・たっぷりプラン)を契約した場合、毎月1,000円割引きされる

  • SIM単体契約・・・適用される
  • 適用期間・・・13カ月(1年)

SIM単体契約は「スマトク割」と「イチキュッパ割」は適用されていますが、「マンスリー割」が適用されていません。マンスリー割は端末とセット購入した場合に適用されるからです。

そのため、上の「iPhone5s」の場合のように、端末料金24回払い(端末購入アシスト)で1,800円ですが、同時に「マンスリー割り」が1,800円効いているのでスマホ代は差し引き『ゼロ』になります。それでいて同じおしゃべりプラン(ぴったりプラン)のSIM単体契約はマンスリー割が適用されず、同額の1,980円になるという不思議な現象が起きてしまいます。

つまり、タダでiPhone5sがついてくることになります。他の端末でもアイフォンと同じで無料になるものやまた数百円だけ足せば購入できてしまうものもあります。

それで、今まで使っていた端末を利用するのでSIMだけの契約を考えていた方も、月額基本料金だけで購入できる端末をセットで購入して、1台を無料でもらいましょう。

そうすれば、いざ壊れてしまったときの代替機にもなります。またSIMフリー端末をセットで利用すればUQモバイル以外のMVNOでも利用できるので家族に貸してあげることもできます。自分のサブ機利用としても良いですね。

※ただし、UQモバイルで発売しているiPhone5sを上記の目的(代替機やサブ機目的)で購入する場合は注意が必要です。下のiPhoneの部分で解説いたします。

おしゃべりプランの料金は1年目・2年目・3年目で理解する

おしゃべりプラン(2017年1月末まではぴったりプラン・たっぷりプラン)が複雑に感じるのは、3つの割引制度の適用期間が違っているため途中から月額の通信料金に変動がでるためです。

UQモバイル2年後3年後料金

au以外からの乗り換えの場合は、1年間はスマトク割とイチキュッパ割で2,000円値引きされ、2年目から3年まではスマトク割だけが残り1,000円引き。それで値段が1,000円あがってしまいます。そのスマトク割りも2年間で終了してしまいます。しかし、そのあと3年目も自動更新して継続すると「長期割り」が新たに適用されます。

長期割り

おしゃべりプラン(以前のぴったりプラン・たっぷりプラン)を契約し、26カ月経過後も継続する場合毎月1,000円値引きされる

  • SIM単体契約・・・適用される
  • 適用期間・・・26か月目以降ずっと

このようにUQモバイルでは4つの割引制度が経過年数と契約タイプに応じて適用されるので、最初の1年目だけでなく2年目、3年目の料金も意識して契約しましょう。申込み画面ではチャットでオペレーターに質問できるのでこの部分も確認を忘れないようにしてください。

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UQモバイルの端末補償サービスの充実度【mineoと比較】

どのMVNOも端末補償は月額400円前後で同じ価格です。料金は同じなのですが、各社微妙に補償内容を変えています。

実際に紛失や盗難、故障が起きたときにこの補償内容の違いによって、せっかくオプションで端末補償を付けていても利用できずがっかりすることもあります。

UQモバイルはこの端末補償の範囲を広くしユーザーへのサービスを手厚くしていました。しかし、購入前にはなかなかここまでチェックしないことが多いものです。

ここでは、同じau系の「mineo」との補償内容を比較してみます。以下の各公式サイトからの補償内容をご覧ください。

  • 「UQモバイル」の端末補償内容

 

UQモバイルの端末補償

  • 「mineo」の端末補償内容

 

mineoの端末補償

上記の違いを表にしてみます。

端末補償内容

UQモバイル

mineo

月額料金

380円

370円

自然故障

部分破損

水漏れ・全損

盗難・紛失

10,000円補填

×

利用回数上限

回数上限なし

1年に2回まで

違いは修理の回数の制限と、盗難紛失への対応です。mineoは年に2回までで、紛失や盗難の時は補償してもらえません。

一番大きいのは「盗難・紛失」の補償の有無です。誰もがスマホを置き忘れてしまったことはあるのではないでしょうか?なくなってしまった場合1万円を補填してくれます。UQモバイルで扱っている端末の中でも安い端末もあるので実質数千円で購入できることになります。同じ月々400円支払うならばこの違いは大きいのではないでしょうか?

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UQモバイルでiPhoneを利用する

wi2 300 for uqmobile

端末で人気があるのはやはりiPhone。UQモバイルを利用したいけれど、iPhoneが使えるのか不安の方も多いはずです。

iPhoneは、最初はソフトバンクが独占。そのあとauとドコモでも購入できるようになりました。

しかし、格安スマホではSIMフリーの端末を扱えるMVNOがなく、Appleの公式サイトか海外版などをヤフオクやAmazonで購入して利用して利用するしかありませんでした。やっとiPhoneの利用が格安スマホにも広げられています。

UQモバイルは新品iPhoneが購入できる貴重なMVNO

ドコモ・auでさえなかなか取り扱えなかったiPhoneは格安スマホ各社が扱うことはできませんでした。一部、MVNOがいち早く取り扱いましたが「レンタル」や「中古」での対応で『どこからかき集めてきたのか?』とう状況でした。

しかし、2016年に入ってから状況が変わりました。大手キャリアのサブブランドやグループ会社となったMVNOはiPhoneの一部端末を新品でセット販売できるようになりました。

今のところ、ソフトバンクのセカンドブランドのY!mobile。そしてauのセカンドブランドのUQモバイル、最近auに買収されたBIGLOBEです。

しかも、UQモバイルはiPhone5sがカケ放題とデータ通信のコミコミで1,980円と実質ゼロ円で購入できます。管理人もUQモバイルでiPhone5sをセット購入しましたが(上記写真のブラック)値引き前だったのでもうちょっと高い金額でした。残念!

UQモバイルでセット購入したiPhoneはSIMロック解除できない

UQモバイルでセット販売しているiPhoneには2つの注意点があります。

UQモバイルで新品iPhone購入時の注意点

  • 1、iPhoneがSIMロック扱い
  • 2、SIMカードがiPhone専用

UQモバイルで新品セット販売しているiPhoneはSIMロック端末です。ドコモ・au・ソフトバンクならば6か月後にSIMロック解除できますが、UQモバイルはそれができません。おそらく総務省の指導は大手キャリアに対するものなのでUQモバイルは対象外とされているようです。

つまり、UQモバイルを解約してとしてもそのiPhoneを他のMVNOのSIMを入れて利用することは今のところできません。将来SIMロック解除扱いになればと思ってます(たぶんなるでしょう)

また、UQモバイルでセット販売されたiPhoneに挿入されていたSIMカードは、UQモバイルのiPhone専用専用のものなのです。それで他のSIMフリー端末に挿入して利用することもできません。意外と知られていない注意点なのでiPhoneをセット購入お考えの方はご注意下さい。

今まで使っていたiPhoneが使えるか?

auは周波数帯域(バンド)がドコモとソフトバンクと違うためにドコモ、SBの端末をSIMロック解除してもau系MVNOでは利用できないことが多いです。

しかし、iPhoneはそもそもほぼ全周波数帯域と対応しているため、SIMフリー版、またはドコモなどキャリアのiPhoneでもSIMロック解除していればau系MVNOでも利用できることになります。

ただ、ここでネックになるのがau系のMVNOはiPhoneのiOSのバージョンアップに対応できず動作しないことがありました。iOS8のころです。今ではその問題も解決されたようです。しかし、正確なところはUQモバイルの公式サイトから対応機種をチェックする必要があります。

■ UQモバイルで利用確認できているiPhone【2016年12月更新】

端末名

キャリア

動作確認iOS

iPhone7

SIMフリー版

iOS10.1.1

iPhone7Plus

SIMフリー版

iOS10.1.1

iPhone6

SIMフリー版

iOS 10.1.1

iPhone6

au版

iOS 10.1.1

iPhone6Plus

SIMフリー版

iOS 10.1.1

iPhone6Plus

au版

iOS 10.1.1

iPhone6sPlus

SIMフリー版

iOS10.2

iPhone6sPlus

au版

iOS10.2

iPhone6sPlus

ドコモ版

iOS10.2

iPhone6sPlus

ソフトバンク版

iOS10.2

iPhone6s

SIMフリー版

iOS10.2

iPhone6s

au版

iOS10.2

iPhone6s

ドコモ版

iOS10.2

iPhone6s

ソフトバンク版

iOS10.2

iPhoneSE

SIMフリー版

iOS10.2

iPhoneSE

au版

iOS10.2

iPhoneSE

ドコモ版

iOS10.2

iPhoneSE

ソフトバンク版

iOS10.2

iPhone5s

au版

iOS 10.1.1

iPhone5c

au版

iOS 10.1.1

iPhone5

au版

iOS 10.1.1

iPhone5

au版

iOS 10.1.1

 

 

 

ただ、実際は上記以外のiPhoneをUQモバイルで利用できることがあります。しかし、上記の動作確認の定義は「音声通話・SMS・データ通信」すべてができることです。

それで、上記以外iPhoneで利用できたいとしても一部不具合が起きる可能性があります。周りに同機種でUQモバイルが完全に利用できたという話でもない限り公式で動作確認済みの機種だけで利用したほうが安全です。

iPhoneでテザリングはごく限られたものだけ

上の動作確認表は「音声通話・SMS・データ通信」が利用できたiPhoneです。ここからテザリング(及びUQmobileのオプションのメールサービス)が利用できる端末は以下です。

■ UQモバイルでテザリング可能なiPhone

  • iPhoneSE
  • iPhone6s
  • iPhone6s Plus

のみとなっています。
これらもUQモバイルの公式サイトで随時最新情報が更新され確認できますので、iPhoneを使ってパソコンや他の端末をテザリングしようとお考えの方は気を付けてください。

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UQモバイルでiphone以外のSIMロック解除端末は利用できる?

UQモバイルはau系MVNOです。auは周波数帯域がドコモとソフトバンク違っています。それでドコモやソフトバンクの端末はSIMロック解除して、自由に利用できるようにしても、元々auの電波を拾う能力がないのでUQモバイルで利用することはできません。

しかし!最近いろいろなサイトを見ていると、ドコモのSIMロック解除した端末でUQモバイルが利用できたという口コミやレビューがあります。どう理解すればよいのでしょうか?

スマートフォンが利用できるのにはいくつかの定義があります。「動作確認が取れている」といえる基準は当サイトとしては以下を考えます。

UQモバイル利用可能な端末の動作確認チェックリスト

  • 1、音声通話ができる
  • 2、SMSが利用できる
  • 3、データ通信が利用できる
  • 4、voLTE対応端末ならUQでもvoLTEが利用できる
  • 5、UQモバイルがサービス提供地域全域で利用できる
  • 6、UQモバイルが提供しているバンド(周波数帯域)すべてをつかめる

LTEにおけるauの対応バンドは「band1」「band11」「band18」「band26」「band28」「band42」です。この中で、auの主力周波数は「band18」で、日本全国をカバーしているのは「Band1」と言われています。

いろいろなサイトやブログで「ドコモの端末でもSIMロック解除してUQモバイルが利用できた!」と言っているのは上記のどれかのバンドをつかめたというだけでしょう。しっかりと対応できている端末は上記の全て、もしくは主要なバンドをつかめるスペックが必要です。

このあたりになると、当サイトでも正確なことは言えず一部サイトでの上記のような発言は無責任なものになります。それでひとつひとつUQモバイルの公式サイト、動作確認端末リストをチェックする必要があります。

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UQモバイルで実質ゼロ円で購入できる端末【2016年12月版】

ドコモやau、ソフトバンクで「実質ゼロ円」がなくなる中、なぜかUQモバイルは端末がほぼ無料で手に入るプラン展開をしています。おそらくUQモバイルは実質auのセカンドブランドですが、総務省が規制対象にしている3キュリアではないと定義されているようです。

中身はおしゃべりプラン(2017年2月まではぴったりプラン・たっぷりプラン)として1、端末代金 2、1回5分カケ放題 3、高速データ容量の全てコミコミで1,980円というプランです。

実際は3,980円なのですが、「スマトク割」と端末への値引きになる「マンスリー割」がそれぞれ1,000円ずつ適用され1,980円になっています。

ただ、1,980円になるのは10種類以上の中で限られています。それ以外の端末はは数百円~高くなり月額1,980円ポッキリでは利用できません。

『どれが1,980円だけで利用できる端末?』と、パンフレットを見てみてもハッキリは記載していません。公式サイトを見ていくとわかるんですが、プランやなんやらを選んだあとに最終的に1,980円なのかわかります。

パンフレットや公式サイトが、わかりずらかったのでこのページで1,980円だけで利用できる組合せをまとめました。

■ 1,980円だけで利用できる端末リスト【2016年12月更新】

おしゃべりプランS(ぴったりプラン)で契約

メーカー

端末

一括払い時の価格

Apple

iPhone5s

46,300円

Huawei

P9lite PREMIUM

31,900円

LG

LG X screen

37,900円

ASUS

Zenfone2 Laser

21,100円

     

※auからの乗り換え(MNP)は上記価格ではない

※2年目、3年目は別料金になる。公式確認要

上記の一括払い価格を見ると、2万円以上差がある端末が月額1,980円の同価格で販売されています。高い方の端末の方がよいスペックなことがほとんどですので、好みさえ合えばそちらを選ぶのをお勧めします。

UQモバイルはおしゃべりプランを1,980円でSIM単体契約で販売しています。2GBの高速データ通信と5分カケ放題が付いたプランです。上記表モデルはこれに端末を付けても、SIM単体と同額の1,980円で販売しています。

つまり、実質ゼロ円ということになります

UQモバイルがauのサブキャリアなことを考えると、UQモバイルはauが実質ゼロ円で購入できる貴重なMVNOです。

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UQモバイルのデメリットを解説

速度が速い・端末コミコミ&カケ放題がついて安価なUQモバイルですが幾つか注意点があります。

UQモバイルが売り出したいプランの関係でおきる複雑さとauのセカンドブランドとしての割引き対象が限定されることなどです。ただ理解してしまえば解消されることばかりなので、是非こちらもお読みください。

無制限プランだとセット購入できない端末がある

UQモバイルが大きくわけると3つのカテゴリーのプランがあります。

  • 1、高速回線プラン
  • 2、500kbpsの無制限プラン
  • 3、高速回線+カケ放題+端末セットのおしゃべりプラン

※おしゃべりプランは2017年1月末まではぴったりプランとたっぷりプラン

この中でUQモバイルが販売を強化しているプランや端末があります。そのため、いくつかの端末は一部のプランでセット購入できません。

管理人が認識できている範囲で、無制限プランを端末とセットで購入したい場合、かなり選べる端末が限られていて、その端末の申し込みページからは「無制限プラン」が選択できないようになっています。

このあたりは与えられた選択肢の範囲で購入するしかありません。

カケ放題が1回5分で足りる?

UQモバイルはぴったりプラン・たっぷりプランで1か月90分から180分、無料通話分としてかけ放題が利用できます。それが2017年3月からおしゃべりプランに変わり、1回5分・回数無制限のカケ放題にかわります。

長く話す方だと「1回5分」では足りないという方もいらっしゃいます。その場合は、ワイモバイルなら通常プランで1回10分(1,000円追加すれば通話時間無制限)なのでそちらがおすすめです。これはデメリットのひとつです。

auユーザーの乗り換えは損?

UQモバイルはauのセカンドブランドです。またmineoもauの系列MVNOです。それでグループ同士で顧客を取り合うようなことには消極的です。例えば、

UQモバイルイ、au乗り換え割引

「スマトク割」が適用されません。それで、auやmineoからUQモバイルに乗り換える(MNP)と1年目2年目が高くなってしまいます。

UQモバイルイ、au乗り換え割引

ただし、これはUQモバイルの「おしゃべりプラン(ぴったりプラン・たっぷりプラン)だけで、その他の高速データ容量プランや無制限プランは元々上記の割引がないのでauユーザーからのMNPでも他社MNPと同条件です。

3年目は同額になるとしても、今auをご利用の方はなんだか残念ですよね。ただ、今まで使っていたauの端末(iphoneなど)をそのまま利用できるメリットや、auを利用し続けるよりは安くなるので結局はメリットの方が大きいかもしれません。

auの端末を継続利用するならSIMロック解除をしておくべき理由

auの端末をUQモバイルで利用する場合は、必ずauを解約する前にSIMロック解除しておきましょう。au系列なので利用できないことないのですが、SIMロック解除をしておかないと一部機能が制限されてしまうことがあります。例えばUQモバイルのパンフレットにはこんな一文があります。

UQモバイルイではau端末はSIMロック解除しておく

『 auのVoLTE対応端末をご利用される場合はSIMロック解除が必要です 』とあります。VoLTEは音声がクリアになり通話中もLTEが利用できる優れものです。UQモバイルでもSIMを選ぶときにVoLTE対応SIMカードか通常のLTE対応SIMカードかを選べます。そして、この機能を活用するためにはSIMロック解除をしておかなければならないようです。

他にも、iPhoneの一部の機種で利用できるテザリング機能もSIMロック解除をしておかないと利用出来ません。

SIMロック解除はau契約中でないと出来ません。またwebで自分で行えば手数料はかかりません。メリットだけで害はないのでぜひSIMロックは解除しておきましょう。

おしゃべりプランは2年後に自動更新がある

UQモバイルの通常の高速データ容量プランや無制限プランは2年自動更新はありません。データ専用タイプならいつでも、通話タイプなら1年後ならいつでも解約できます。しかし、おしゃべりプラン(ぴったりプラン・たっぷりプラン)は2年後に自動更新があります。

UQモバイルの自動更新

2年後の26か月目が更新月となり解除料がかかりません。しかしそのあとはまた解除料がかかってしまいます。楽天モバイルなどの格安スマホ各社でもコミコミプランでは2年間違約金がかかるのは共通していますが、「自動更新」がありません。

ワイモバイルとUQモバイルは、ソフトバンクとauのセカンドブランドのためか、大手キャリアと同じ自動更新が導入されています。この部分はデメリットです。計画的に契約する必要があります。

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UQモバイルの「速度制限」は気にすべきか?

UQモバイルは3日間で一定の通信量を超えると自動的に速度が低速に制限されてしまいます。どのくらいの速度に落ちるか?大抵のMVNOは全プラン共通していますが、UQモバイルはプランによって制限時の回線速度が違います。UQモバイルの公式QAから引用します。

UQモバイルの回線速度制限

上の文書はとってもわかりづらいのですが、緑のラインが通常プラン、黄色ラインがぴったり、たっぷりプラン(おしゃべりプラン)に対する記載です。要するに、ぴったりプラン・たっぷりプラン、そして2017年からのおしゃべりプランは速度規制時は300kbps。それ以外は200kbpsに速度規制されます。

一部の過剰な利用をするユーザーを制御して平等にサービスを提供するための施策のようです。これは他社も同じような回線速度制限がありますがUQモバイルは他社に比べ厳しいのでしょうか?

UQモバイルの3日間で6GBのルールを他社と比較

UQモバイルは全プラン共通で3日間で6GBを超えた場合、回線速度が制限されます。これは厳しい基準でしょうか?競合他社のルールをみてみましょう。

楽天モバイル

Y!mobile

3.1GBプラン

540MB/3日間

スマホプランS 1GB

なし

5GBプラン

1GB/3日間

スマホプランM 3GB

なし

10GBプラン

1.7GB/3日間

スマホプランL 7GB

なし

20GB・30GBプラン

なし

 

 

ワイモバイルはUQモバイルより規制が緩く、速度制限されるのは月間契約容量だけで3日制限はありません。楽天モバイルは比較的厳しい3日制限の基準があります。

UQモバイルは3日間で6GBの容量を超えるデータを使用すると低速制限されます。しかし、UQモバイルの高速データ容量は1か月で1GB・3GB(キャンペーンで2GBと6GBの時もあり)なので、3日間の6GBを超える利用は月単位の基準でオーバーしてしまいます。

こう考えるとUQモバイルの3日間で6GBの制限は、500Kbpsの「無制限プラン」に対するものです。しかし、これもあまり気にする必要がありません。理由は2つあります。

1、3日間で6GB使うには、youtubeで2時間映画を6本見る量
2、通常時はターボ機能をオフにする対処できる

上記のテストにもあるように、youtubeをスマホで視聴する場合、2時間映画を見ても使うデータ量は約250MBと1GBの1/4。パソコンでテザリング利用でもしないかぎり該当しません。

また、スマホでストリーミング配信の音楽やラジオを一日中流しっぱなしに利用するかたも、ターボをオフにしておけば3日制限にかかる容量としてはカウントされずに利用できます。

つまり、3日間で6GBはよほどのヘビーユーザー向けのUQモバイルの対応策なので一般利用のユーザーには関係ないものです。安心して高速通信を利用してください。

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その他、使ってみてわかるUQモバイルのメリット

ここまででUQモバイルの主なメリットとデメリットを解説しました。auからの乗り換えや細々したデメリットもありますが、価格と速度、選べる端末の種類の多さなどメリットが多いように思います。

しかし、UQモバイルを使ってみると主だったメリットよりも細々したユーザーへの気遣いに感じるサービスが多いことに気づきます。以下に使ってみないとわからないUQモバイルのその他のメリットをご紹介します。

UQモバイルのカケ放題は専用アプリなし!これの何が良いのか?

楽天モバイルなどは通常の緑色の通話アプリではなく、「楽天でんわ」を利用することでカケ放題が適用されます。通常アプリからでもかけられますが、その場合無料のカケ放題扱いになりません。

これはIIJmioやBIGLOBE、OCNモバイルONEなども同じで「プレフィックス方式」を利用しています。

プレフィックス方式とは?

楽天でんわなどのアプリが自動的に電話番号の前に「003768(楽天でんわの場合)」を付けて、国外や国内のNTTではない別の安い通信料金設定の電話会社回線を迂回させてカケ放題に採算性を持たせるようにしている制度

UQモバイルはこの「プレフィックス方式」を利用せず、auの回線をそのまま利用しています。つまり、特別なアプリを起動させずに電話をすることができます。これの何が良いのか?2つあります。

1、電話回線の通話品質がより良い

通話回線の音質が損なわれません。「プレフィックス方式」のデメリットは特に国外回しの制度を利用しているMVNOの音声品質はかなり低下することがあります。もちろんIP電話の電波状況が悪い時の音質と比べればよいですが、それでもプレフィックスは多少音質が落ちます。このデメリットが全くないauの純粋な回線を利用できます。

2、着信からのかけ直し、検索結果やサイト掲載番号からかけても無料扱い

「プレフィックス方式」でカケ放題の場合、そのアプリからかけなけらば無料になりません。しかし、iPhone版の楽天でんわは発信履歴は見れますが、着信履歴のタグがなく「パッ」っと着歴からワンタップで掛け直すことができません。一度通常アプリの着歴リストからコピーして、楽天でんわに張り付けられたリストからかけないとできません。

UQモバイルのカケ放題

また、検索結果に出てきた電話番号やWEBサイトに掲載してある電話番号にワンタップでかけられるのってとても便利ですよね。

楽天でんわなど「プレフィックス方式」のアプリだと、掲載してある掲載番号にタップして電話をかけると無料対象にならず有料課金されてしまいます。

しかし、UQモバイルは通常通話アプリが無料カケ放題対象なので、掲載番号にタップしてかけても無料扱いになります。

これって使ってみて初めて分かる大きなメリットです。スマホの基本性能の「通話機能」が使いやすいって大きいですよ。

ターボON/OFF機能の『オフ時の速度300kbps』は何に効く?

高速データ回線のオンオフが設定できるアプリ。これも他のMVNOでもよくて提供されているサービスです。しかしUQモバイルは一味違う!

MVNO各社は高速データ回線をオフにした時の速度を「200kbps」としています。これは一般的なWEBサイトを閲覧したり、SNSのメッセージのやり取りには支障がない速度といわれています。UQモバイルの低速時の速度はどのぐらいでしょうか?

UQモバイルのターボオンオフ機能

↑ 他社は高速データ回線オフの時「200kbps」だが、UQモバイルは「300kbps」

UQモバイルのターボオンオフ機能で動画音楽

↑ この100kbps速い300kbspであることによってやれることや快適さが大きく変わる

UQモバイルはこの低速時の速度を「300kbps」に設定しています。この100kbpsの速度の違いで大きな利便性が生まれます。通常各社MVNOが設定している低速時速度の「200kbps」では、SNSのチャットのやり取りや検索、メールができればよいところです。しかし、UQモバイルは上にあるように低速時でも「300kbpsなのでそれらに加えて、動画と音楽配信もできる!」と主張しています。では本当にできるのか実験です。

UQモバイルのターボオンオフ機能で動画音楽

UQモバイルの専用アプリ「UQ mobileポータルアプリ」で速度を節約モードの低速に変更し、youtubeの画質を144pに設定して再生してみました。適当に選んだ水族館の長時間動画ですが再生できました。

最初再生するまでに画面に例のクルクル回る待機常態になりますが、ものの数秒です。そのあとはこの記事を書いている間、ずっとつけっぱなしにしておきましたが一度も途切れず再生できました。

月単位で制限がある高速データ容量を消費せずに、音楽再生から動画再生までできるのは大きいことです。動画を見ていても高速データ容量を消費しないで済む安心感と、低速時が300kbpsであることで、他社のように頻繁にオンオフをする面倒さも軽減されます。切り替え作業はHD画質で動画が見たい時などだけですみます。

UQモバイルのターボオンオフ機能はオフ時の速度が他社より速いという、一見地味に見えるすごいメリットがあります。UQモバイルのこの機能を使いこなせば、LINEモバイルのカウントフリーなんていらないと思うユーザーも多いはずです。

足りなくなった時に助かる、追加容量パックの安さ

UQモバイルは大容量プランがありません。それで自宅のwifiや公衆LANを利用して無駄にデータを消費しないようにする必要があります。

しかし、いざ足りなくなったときは追加で容量を購入してデータチャージをする必要がでてきます。この追加容量パックの価格は、各社高かったりします。下に代表的な2社と比較してみます。

追加容量パックの各社価格

  • IIJmio 100MB/200円
  • 楽天モバイル 100MB/300円
  • UQモバイル 100MB/200円
  • UQモバイル 500MB/500円

UQモバイルも100MB単位で購入するとIIJmioと同じ100MBで200円、つまり1GBで2,000円の大手キャリアを思わせる価格になってしまいます。でも、500MBで購入すると1GBで1,000円です。追加容量パックとしては安い部類に入り、利用しやすい価格設定になっています。

しかし、基本プランの容量単位の価格と比べると安いものではないので、ターボオンオフ機能やWIFIを利用して上手に節約しましょう。

そこらのバースト転送とわけが違う『超バースト転送機能』

UQモバイルでは「バースト転送」を採用しています。バースト転送とは、サイトにアクセスしたりアプリがWEBに接続する最初のタイミングを特に高速化する技術です。この設定がされていると、比較的サイトを閲覧するときやメールの送受信などがサクサク見ることができます。

ただ、このバースト転送もMVNO各社で品質がまちまちです。下の記事の切り抜きをご覧ください。

UQモバイルバースト転送

出典:SIMフリー完全ガイド(晋遊舎)

フリーテルとUQモバイルのバースト転送のスペックを比較したものです。フリーテルが「0.055Mbps」でUQモバイルが「0.521Mbps」と約10倍の速度差です。せっかく最初を「サクッ」と表示させるためのターボ機能がケタ違いで遅くては意味がありません。

また、よくあることなのですがバースト転送のために必要なスペックを確保するために、通常の速度をかなり抑制しているMVNOがあります。(若干IIJmioがそうではないかと管理人は見ています)

バースト転送ができても、その分通常の回線速度を落としているのでは残念です。UQモバイルは通常速度もMVNOでNO.1でありつつ、このスペックのバースト転送を提供していることろがミソです。

UQモバイルはSMS、公衆Wi-Fiが無料

ドコモ系のMVNOとau系のMVNOの違いの一つにSMSが有料か無料かという違いがあります。なぜau系は無料なのか不思議ですが、無料なんです。ドコモ系列の楽天モバイルはSMSなしのデータSIMよりもありの方が120円ほど毎月高くなります。

SMSがついていると、メルアドを知らなくても電話番号だけでメッセージのやり取りができたり、LINEの認証手続きがスムーズだったり、LTEの電波を探すのがスムーズで電池消費が穏やかだったりします。つまりついていて損なしのオプションです。これが無料で付くのはメリットの一つ。

公衆LAN(無料Wi-Fi)の有料化がMVNO各社進んでいます。文字通り有料オプションとして月額360円必要なところや、高容量契約者だけに解放したりしています。そんな中UQモバイルはこれも無料にしています!

UQモバイルのwifiエコネクトは無料

UQモバイルはすべてのプランで「Wi2 300 for UQmobile」を無料で利用することができます。

wi2 300 for uqmobile

実際にどんな場所で利用できるかのでしょうか?このステッカーが貼ってある店舗で無料利用できます。

例えば・・・

  • びっくりドンキー
  • ガスト
  • ドトールコーヒー
  • マクドナルド
  • モスバーガー
  • CoCo壱番屋
  • Cafe ルノアール
  • JR各駅
  • 地下鉄などの駅

など、6万か所で利用できます。月360円と言われるとちょっと考えてしまいますが、これらが無料なので有効に活用したいですね。

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UQモバイル徹底解説のまとめ

各MVNOそれぞれに良いところと注意点がありますが、UQモバイルはとてもメリットの多いMVNOなので、かなり力が入ってこのページを作成しました。

UQモバイルを利用するかどうかを決める前に理解しておくべきポイント把握できたでしょうか?最後にどんな方にお勧めか?またはどんな方にはお勧めではないか?という形で、もう一度大切な点をまとめます。

■ UQモバイルをお勧めしたい方

  • とにかくサックサクの高速回線を利用したい方
  • 無料wifiスポットを利用したい方
  • auのセカンドブランドクオリティを格安スマホ価格利用したい方
  • 端末・高速データ・5分カケ放題全部コミコミで1980円利用したい方
  • 多少低画質でも良いのでデータ容量を気にしないで動画が見たい方
  • ストリーミング配信の音楽を、ターボオフで無限利用したい方
■ UQモバイルはお勧めできない方

  • お住まいの地域の特性でauが繋がりにくい方
  • 1回のカケ放題が5分では足りないと思う方
  • auからの乗り換えで割引が少なくては不満な方
  • 2年後に自動更新で辞めるタイミングが1カ月なのが不満な方

このページでもわからなかった点や、もっと明確にしたい点、実際の端末のデザインや現在の価格をチェックしたい方は下のバナーからUQモバイル公式サイトを見ることができます。SIMフリースマホを利用する場合、動作確認端末一覧もあるので、機種に応じてナノSIM・マイクロSIM・マルチSIMの選び方もご覧になれます。

また、データSIMプランや音声通話SIMプランについてなど、昼の12時から午前0時までチャットでオペレーターの方が親切に教えてくれるのでご利用になってください。

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