楽天モバイルの新規申込み方法&初期設定を優しくガイド

楽天モバイル申し込みって大変?実は「スマホどころか携帯電話すら持ったことがない」という方は、意外と多くいらっしゃいます。その点、キャリア契約をしたことが無い方でもスマホデビューには楽天モバイルは最適と言えます。
格安スマホ端末や通話料など月額料金の負担を抑えつつ、とても簡単にスマートフォンの利用を始めることができます。

 

とはいえ、「格安スマホの申込みって難しそう」と思う方が多いのも事実です。そこで、そのように感じるあなたに向けて、このページでは楽天モバイルの新規申込み方法、契約手続きについて優しくご説明します。スマホの初期設定方法にも触れるので、ぜひ目を通してみてください。

ネットで申し込み時の流れと注意点

楽天モバイルの申込みは、公式WEBサイトからネットを利用して行うことが一般的です。店舗での申し込みも可能ですが、取扱店の数が少ない上に混み合うため、あまりおすすめできません。

一方、ネットからの申込みなら24時間、あなたの都合の良い時間にいつでも行えますし、手続方法はとても簡単です。さらにWEB限定キャンペーンで指定のスマートフォン端末が割引対象になったりとSIMフリー端末をお持ちで無い方に見逃せない最新情報もありますよ。

申し込み手続きの簡単な流れと必要な準備

楽天モバイル申し込みの大まかな流れをチェックしてみましょう。

楽天モバイル公式サイトからの申し込み方法

  1. パソコンで楽天モバイルのホームページにアクセス
  2. トップページで「Webで今すぐ申込み」をクリック
  3. 画面の案内に従ってコースやオプションなどを選択
  4. 住所氏名やメールアドレスを入力
  5. 最後に「申し込みを確定する」を選択して完了

以上の手順で楽天モバイルの申込みを行うと、「本人確認書類ご提出のお願い」と題したメールが送られてきます。契約者本人確認書類に該当する書類は、契約者本人名義の免許証や健康保険証などを利用出来ます。

もちろん、そのまま楽天モバイルに提出する必要はありません。書類はデジカメで撮影した写真か、スキャナで読み取ったデジタル画像をアップロードすることで契約者本人確認書類提出が出来ます。本人確認書類の画像データは必ず必要となるので、楽天モバイル申込み前に準備しておきましょう。

契約者本人確認書類アップロード方法

このほか楽天会員の方は、会員ログイン用のIDとパスワードを申し込み前に用意しておいてください。楽天会員のIDがあれば、申込みフォームの入力が簡単になりますよ。

店舗のように直接は質問できない?

上記のとおり、ネットでの楽天モバイル申込みは簡単に行えます。ただ、「分からないことが出てきたら店舗での格安SIM契約をする時のように直接質問できないから不安だ」と、感じるかもしれませんね。

ご安心ください。楽天モバイルの公式サイトにはチャット機能が備わっているので、わからないことをオペレーターに質問できるようになっています。質問用のチャットは、9:00~24:30の時間帯で利用出来ます。これならお仕事が終わった後でも、気軽に質問が出来ますね。

なお、繰り返しになりますが、WEBサイトでの楽天モバイル申込みは簡単です。ページもわかりやすく作られているので、迷わず申込みを行うことができますよ。

書き留めておかなければいけないこと

楽天モバイルを申し込む際、お客様情報入力画面でパスワードを決めることになります。このパスワードは「メンバーズステーション」へのログインに必要となるので、必ず書き留めておいてください。

メンバーズステーションとは、登録したお客様情報確認や変更、お支払い方法としてクレジットカード情報や銀行口座確認、利用明細の確認、オプションの申込みなどが行える会員ページです。楽天モバイルを利用するうえでたびたび活用することになるので、確認画面で戸惑わないようににパスワードは忘れずに記録しておいてください。

このほか、同パスワードは「楽天モバイルSIMアプリ」のログインにも必要となります。このアプリもまた、データ通信量の確認や節約に役立つので楽天モバイルを利用するうえで必須となります。

このように、申込時に決めるパスワードには重要な役割があります。メモ帳やパソコンのメモ機能などで記録しておき、他人に知られないように保管してください

配達日はどの程度まで指定できるの?

申込みと本人確認手続きの書類提出が完了すると、数日後に楽天モバイルから格安SIMカードや格安スマホ端末セットが届きます。これら商品の配達日は、一定の範囲で指定することが出来ます。具体的には、最短2日から最長7日の範囲で指定可能です。また配達時間帯も、以下の範囲で指定可能です。

  • 午前中
  • 12時~14時
  • 14時~16時
  • 16時~18時
  • 18時~20時
  • 20時~21時

仕事で家を留守にしがちな方にとって、配達日や配達時間帯を指定できる点はうれしいですね。ただ、配達日の指定は、以下の条件で申し込んだ場合にしか適用されないのでご注意ください。

  • 本州、四国での申し込み
     配達希望日より2日前の15時までに申し込みを完了させる
  • 北海道、沖縄、九州での申し込み
     配達希望日より3日前の15時までに申し込みを完了させる

配送の都合上、上記日時を超えると希望日の配達が不可能となります。楽天モバイルの申込みは、配達日数に余裕をみて行うようにしてください。

ちなみに、東京の山手線近郊にお住まいの方に限り、ローソンで楽天モバイルを受け取ることが可能です。最短で申込み当日に受け取ることもできますよ。(※データ専用SIMカード、音声通話SIMカードなど利用者が選んだSIMタイプのカードが到着した日を楽天モバイルでは「回線開通日」と呼んでいます)

注意点:利用料金のポイント払い設定

楽天会員の方であれば、楽天スーパーポイントを楽天モバイルの端末代や料金の支払いに利用できます。ポイントの利用は、申込みフォームの「楽天スーパーポイントのご利用設定」で支払い手続きの設定が可能です。

おすすめの設定は、「全てのポイントを使う」。この設定を選ぶことにより、貯まっている全ての楽天スーパーポイントが、楽天モバイルの料金支払いに自動で充当されるようになります。

上記ポイント制度を利用しないのは、はっきりいって損!まだ楽天会員に登録していない方も、楽天モバイル申込み前に会員に加入しておく価値は十分にありますよ。

ちなみに、お支払をデビットカードで設定したい場合には、楽天銀行デビットカードとスルガ銀行デビットカードが対応しています。

注意点:オプション選択

楽天モバイルには、オプションが多数用意されています。数の多さに、どのオプションを選んでいいのか迷ってしまうかもしれませんね。楽天モバイルのオプションは、以下の4種類に分けることができます。

  • 楽天モバイル契約時にのみ申し込めるもの
  • 最初の2ヶ月間のみ無料で利用できるもの
  • 完全無料で利用できるもの
  • いつ申し込んでも同じ料金がかかるもの

「契約時にのみ申し込めるもの」以外は、楽天モバイル加入後に利用を検討するとよいでしょう。オプションの中には、不要と思えるものも少なくありません。よくわからないままにオプションを選ぶと、月額料金が無駄に高額になる可能性もあるのでご注意ください。

なお、「楽天でんわ」は、無料で利用できるため、契約時に申し込んでおいて損はありません。短時間の電話をかける機会の多い方は、通話SIMプランにプラスしてコストパフォーマンスの高い「楽天でんわ5分かけ放題」を申し込んでもよいでしょう。

ただし電話機能については、無料通話アプリで代用することもできます。楽天でんわに関する有料オプションは契約後でも申し込めるので、迷ったらいったん利用を見合わせたほうが賢明です。

注意点:本人確認

先に触れたとおり、楽天モバイルの契約には本人確認書類の提出が必要です。本人確認書類に該当する書類は10種類以上あります。ただし、申込みフォームに入力した内容と本人確認書類の内容に相違があると、書類不備と見なされるのでご注意ください。

注意点:辞められないのはどのくらい?契約期間について

楽天モバイルの一部プランには、最低利用期間が定められています。最低利用期間内に解約をした場合は、契約解除手数料が発生するので要注意です。以下をご覧ください。

  • 通話SIM
     最低利用期間=12ヶ月、契約解除手数料=9,800円
  • データSIM、050データSIM
     最低利用期間なし、契約解除手数料=なし
  • コミコミプラン
     最低利用期間24ヶ月、契約解除手数料=12,000円

上記のとおり、通話SIMは12ヶ月以内、コミコミプランは最低24ヶ月以内に解約すると、契約解除手数料が発生します。ただし、最低利用期間を過ぎれば、いつ解約しても手数料は請求されません

ちなみに、ドコモやau、ソフトバンクといった大手キャリアでは、プラン契約から2年以内に解約した場合の手数料を9,500円としています。楽天モバイルのように、1年間で解除料がなくなるプランは用意されていません。

また、大手キャリアの料金プランは、基本的に自動更新されてしまいます。契約期間が満了する月の翌月と翌々月のみ無料で解約でき、その後はまた2年縛りがスタートします。このシステムは、正直かなり不親切と言わざるを得ません。しっかりと利用規約確認をしないと大変なことになりますね。

ちなみにauとソフトバンクでは、2年間の使用後に違約金なしで解約できるようになる新料金プランを用意しています。ただし、こちらは割引額が低め。通常の2年契約のプランと比べて、25ヶ月間の利用にかかる料金が7,500円も高くなってしまいます。これでは違約金なしでも、あまりお得感がありませんね。

他方、ドコモの場合は、契約更新時に「フリーコース」への変更を可能としています。フリーコースは、追加料金なしで2年縛りを撤廃できるプラン。余計な負担を負うことなく、いつでも違約金なしの解約が可能となります。3大キャリアの中では、良心的だといえそうですね。

とはいえ、楽天モバイルと比べると、ドコモのスマホ利用料は高額です。低料金で利用でき、かつプランによる縛りが1年ないし2年で自動的に消滅する楽天モバイルの方が、はるかに利用しやすいといってよいでしょう。

到着後の設定を解説~端末とセット購入した場合

楽天モバイルでスマホデビューする方の多くが、SIMカードだけでなく端末もセットで購入されています。このようにSIMカードとセットで購入したスマホは、とても簡単に利用を開始することができます。

SIMを挿すだけ~流れを解説

楽天モバイルで購入したスマホは、SIMカードを挿入するだけで利用できるようになります。ここでは、筆者が楽天モバイルを契約してみた際の写真を参考に、SIMカードの挿入から利用開始までの流れを確認してみることにしましょう。

SIMカードの挿入から利用開始までの流れ

  1. 筆者が利用しているacerのLiquidZ330です。
  2. LiquidZ330の場合は、本体の裏カバーをあけてSIMカードを挿入するようになっています。
  3. SIMカードはバッテリーを外した状態でなければ挿入できません
  4. SIMカード→バッテリーの順番に差しめば取り付け完了
  5. 無事に起動しました
  6. 続けて設定画面で「無線とネットワーク」を選択
  7. モバイルデータ通信をONにすれば利用を開始できます。

スマホの機種によっては、裏面カバーの取り外しにコツが要る場合があります。ネットで情報を検索して、手軽な外し方を探してみてください。

なお、楽天モバイルで購入できるスマホの中には、本体横にSIMカード挿入用のトレイが付いている機種もあります。このタイプの機種なら、より簡単にSIMカードを挿入できますよ。

到着後の設定~SIMだけを申込んだ場合

楽天モバイルを申し込む方の中には、スマホやタブレットを自分で用意する方もいることでしょう。楽天モバイルのSIMカードで自前のSIMフリー端末を運用する場合、簡単な初期設定が必要となります。
(※MNP予約番号等については別ページにて解説しています。)

設定の流れ

初期設定の流れは、以下のとおりごくシンプルです。

自前の端末での初期設定の流れ

  1. 端末にSIMカードを挿入
  2. APNの設定を行う

APNとは、アクセスポイントネームの略称です。APNを設定することで、お手持ちの端末が、楽天モバイル用の端末として機能するようになります

申込種別番号って何?どうやって調べるの?

APNの設定を行う際、「申込種別番号」が必要になります。申込種別番号とは、申込時期ごとにユーザーを区別するための番号です。楽天モバイルの申込種別番号は、先に名前が登場したメンバーズステーションで調べることができます。確認手順を見てみましょう。

申込種別番号の確認手順

  1. 楽天モバイルのウェブサイトにアクセス
  2. トップページで「会員サポート/メンバーズステーション」を選択
  3. 会員サポートページで「メンバーズステーション」を選択
  4. 「ユーザーID」と「パスワード」を入力して「ログイン」を選択
  5. 「会員メニュー」画面が表示されるので「ご契約さま情報」を選択
  6. 「ご契約さま情報」画面右下の欄で申込種別を確認する

以上の手順で申込種別を確認したら、メモをとってAPNの設定に進んでください。

端末がアンドロイドの初期設定

アンドロイドスマホの初期設定は、手順どおりに行えば簡単に完了します。「honor6」を例にとって、初期設定手順をチェックしてみましょう。

アンドロイドスマホの初期設定マニュアル

  1. 「設定」アプリを起動
  2. 画面右上の「すべて」をタップ
  3. 「無線とネットワーク」欄にある「その他」をタップ
  4. 表示されたメニューにある「モバイルネットワーク」をタップ
  5. 「モバイルネットワーク設定」画面が表示されるので「アクセスポイント名」をタップ
  6. APNが一覧表示されるので、申込種別に応じたものを選択
  7. 「メニュー」ボタンをタップ
  8. 表示されたウインドウで「新しいAPN」をタップ
  9. 各設定項目にAPN情報を入力する
  10. 入力完了後「保存」をタップ
  11. APNが複数表示されるので、手順9で入力したAPN名が付いているものを選択する
  12. 「戻る」ボタンを押す
  13. 「データ通信を有効にする」をONにする

手順9で入力するAPN情報は、楽天モバイル契約時に送られてきた書類(SIMカードが収まっていた台紙)で確認できます。以上の手順でAPNを設定したら、続けてGoogleアカウントの設定を行いましょう。

Googleアカウントがあれば、GmailやGoogle Driveといった便利なサービスを利用できます。また、Google Playの利用にも、Googleアカウントは必要です。Google Playとは、アプリケーションやデジタルミュージック、電子書籍などを購入できる総合ストアのことです。上手に活用することで、スマホやタブレットがより楽しく、かつ便利になります。

Googleアカウントの設定は、スマホの初期設定時に求められる場合があります。すでにアカウントをお持ちの方は、登録しているアカウント名とパスワードを入力してください。Googleアカウントを持っていない場合も、スマホ上で簡単に作成できます。

また、初期設定時にアカウントを登録しなかった場合も、設定アプリから作成と登録を行うことが可能です。設定アプリを使って、Googleアカウントの作成と登録を行う手順を見てみましょう。

Googleアカウントの作成と登録手順

  1. 「設定」アプリを起動する
  2. メニューから「アカウントを追加」を選択
  3. 「アカウントの追加」画面で「Google」を選択
  4. 続く画面で「新しいアカウント」を選択
  5. 任意のユーザー名とパスワードを入力する
  6. パスワードを再設定する際に行う簡単な質問を設定する
  7. 「Google+」への参加の有無を選択する
  8. 各種情報の取り扱いについての許可を設定する
  9. 画面に表示された文字を見て、同じように入力する
  10. クレジットカードセットアップの有無を選択する
  11. アプリや設定のバックアップの有無を選択する
  12. 設定完了

設定する項目は多数ありますが、作業自体は画面の案内に従うだけなので簡単です。上記手順を参考に、自力での設定に挑戦してみてください。

端末がiphoneの初期設定

iPhoneを楽天モバイルの端末として利用する場合は、少しAPN設定が複雑になります。詳しくは別ページで紹介しているので、チェックしてみてください。

なお、iPhoneの場合は、Google Playではなく「iTunes」と「App Store」で各種メディアやアプリの購入を行います。これらアップルのサービスを利用するには、「Apple ID」の作成が必須となります。iPhoneとSIMカードを入手したら、「設定」アプリ内の「iTunes & App Store」でApple IDの作成を行ってください。

設定に関してわからない場合の連絡先

本ページの内容を読んでも、端末の設定で不明点が出てくるかもしれませんね。設定に関する不明点は、下記電話番号で問い合わせることができます。

無料通話でのお問い合わせ 0800-6000-100

上記電話番号の受付時間は9:00から18:00となっています。問い合わせが殺到している場合は、オペレーターに繋がるまでに30分以上を要する場合があります。早めに回答がほしい場合は、楽天モバイル公式WEBサイトのチャット機能で質問してみてください。

また、マイクロSIMからナノSIMへの交換なども楽天モバイルでは可能ですので必要な場合には問い合わせてください。

まとめ

一見難しそうに見える楽天モバイルの契約も、手順を守れば意外と簡単に行えます。スマホの初期設定も思いのほか簡単なので、本ページを参考にしてぜひトライしてみてください。

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