これで完璧!楽天モバイルで使うiPhone7と7Plus

最新のiPhoneといえば、iPhone7とiPhone7Plus。楽天モバイルの動作確認端末一覧にもドコモ版とSIMフリー版ならiPhone7と共にiPhone7Plus動作確認済みと記載されてあり、楽天モバイルのSIMカードでこれらの端末も利用出来ます。

本ページをお読みの方の多くが、「iPhone7や7Plusを楽天モバイルで安価に運用できないかな」と考えているのではないでしょうか。大手キャリア契約の場合は端末割引はありますが利用料金は割高ですよね。その点、格安SIM会社でiPhoneが対応しているのならデータSIM、通話SIM月額料金を格安に出来ます。
また、「7と7Plus、どっちを選んだらいいのだろう」とお悩みの方も多いかもしれませんね。そこで本記事では、楽天モバイルでのiPhone7シリーズ利用に役立つ情報をまとめてご紹介します。iPhone7と7Plusの違いや楽天モバイルのおすすめ料金プラン、申込み方法など多様な情報をお届けしますので、ぜひ目を通してみてください。
気になる通信回線も楽天モバイルならドコモ回線を利用しているため、安定した通信回線(回線速度)なのも魅力のおすすめ格安SIM業者です。

楽天モバイルで利用できるiPhone7・7Plus

楽天モバイルで利用できるiPhone7・7Plusは、docomo版とSIMフリー版に限られています。au版やソフトバンク版は、SIMロック解除を行わなければ利用できません。

SIMロックの解除は、各キャリアのショップや会員向けのページで依頼できます。ただし、SIMロックフリーにしてもらえるのは、購入から180日が経過した端末のみ。発売日にiPhone7・7Plusを買った方でも、2017年3月16日まではSIMフリーiPhoneにすることは出来ません。

他方、「SIMロック解除アダプター」を使ってSIMカードと一緒にSIMトレイに入れれば、自力でSIMフリースマホにすることができます。ただし、SIMロック解除アダプターの利用は、メーカー保証対象外の行為となるのでご注意ください。最初からSIMフリーモデルを購入するのが賢明です。

新品と中古、どっちがお得?

楽天モバイルでは、iPhone7や7Plusのセット販売を行っていません。動作確認済みの端末本体は、SIMカードとは別に自分で用意する必要があります。iPhone7・7Plus本体は、新品もしくは中古で購入可能です。
中古なら安く購入できそうな感じがしますが、新品との価格差はどの程度なのでしょうか。答えを知るために、まずアップルストアで販売されているiPhone7・Plusの端末価格をチェックしてみましょう。

iPhone7

価格

32GBモデル

72,800円

128GBモデル

83,800円

256GBモデル

94,800円

iPhone7Plus

価格

32GBモデル

85,800円

128GBモデル

96,800円

256GBモデル

107,800円

iPhone7とiPhone7Plusの価格差は、各モデル13,000円。7Plusの方が高額になっています。続いて、2017年1月14日現在で確認できる、iPhone7・7Plusの中古価格をチェックしてみましょう。まずは、ドコモ版iPhone7の中古価格から。

ドコモ版iPhone7

中古価格

32GBモデル未使用品

7万円強

128GBモデル未使用品

8万円弱

256GBモデル未使用品

8万5千円前後

上記は未使用品や新品未開封品の値段です。あくまで一例ですが、アップルストアの新品と、ほとんど端末料金は変わりません。256GBモデルには少し安価な商品も見られますが、数は少なめです。「美品」とされているiPhone7については、上記値段より5千円~1万円ほど安く販売されています。
次に、SIMフリー版iPhone7の中古価格をチェックしてみましょう。

SIMフリー版iPhone7

中古価格

32GBモデル未使用品

8万円弱

128GBモデル未使用品

8万7千円前後

256GBモデル未使用品

10万円強~14万円台

SIMフリー端末は人気が高く、ドコモ版より取引相場が高額です。256GBモデルには、プレミア価格がついているケースも見受けられます。続いて、ドコモ版iPhone7Plusの中古価格を見てみましょう。

ドコモ版iPhone7Plus

中古価格

32GBモデル未使用品

8万円台後半

128GBモデル未使用品

9万円弱

256GBモデル未使用品

9万円台後半

新品価格が高額なぶん、中古の値段もiPhone7より高くなっています。SIMフリー版となると、取引価格はさらに高額。以下のように、中古市場価格が高騰しています。

SIMフリー版iPhone7Plus

中古価格

32GBモデル未使用品

10万円強

128GBモデル未使用品

12万円弱

256GBモデル未使用品

14万円弱

かなり高い値段が付けられていますね。以上のように、中古iPhone7・7Plusの中古相場価格はかなり高額です。なお、中古市場にはやたらと新品未開封品が流通していますが、発売当時に転売目的で買い占められたものが多いです。
ほとんど価格差がないなら、新品で購入した端末の方が気持ちよく利用できるはずです。「中古でいいから最初に発売された個体が欲しい!」といった要望がない限りは、新品のiPhone7・7Plusを購入した方がよいでしょう。

iPhone7と7Plusの違い

iPhone7と7Plus、どちらを購入するべきか…。iPhoneファンにとっては、かなり悩ましい選択ですね。iPhone選びの参考となるように、この節ではiPhone7と7Plusの違いをチェックすることにしましょう。両者の特徴を踏まえたうえで、ご自身に最適なiPhoneを選んでみてください。

本体サイズの違い

ではまず、iPhone7と7プラスの本体サイズを見てみましょう。以下のデータをご覧ください。

  • iPhone7
    縦138.3mm、横67.1mm、厚さ7.1mm、重さ138g
  • iPhone7Plus
    縦158.2mm、横77.9mm、厚さ7.3mm、重さ188g

iPhone7Plusの方が、縦と横に約2cm大きく作られています。重量の差は50g。これだけ大きさや重さが違うと、日常の使い心地は大きく変わります。片手での7Plusの操作は、よほど手が大きい人でないと難しいでしょう。
上記のようにサイズの違いがある一方、iPhone7と7PlusのボディはIP67の防塵防滴使用という共通したスペックを備えています。IP67とは、防塵等級が6、防水等級が7という意味です。簡単にいうと、iPhone7・7Plusのボディは“微細なチリも侵入せず、30分間水に入れても故障しない”構造になっています
この高性能ボディに収まるディスプレイのサイズは、iPhone7が4.7インチで7Plusが5.5インチ。数字だけではわかりにくいですが、実物の画面の大きさはかなり違います。

性能面の違い

続いて、iPhone7・7Plusの性能面を見ていきましょう。両者のCPUは、どちらも最新チップである「A10」と「M10モーションコプロセッサ」で構成されています。
A10チップが実現する処理速度は、最大でiPhone6の2倍。省電力性能にも優れており、バッテリー消費を抑えつつ効率よく高速処理を行ってくれます。次に、iPhone7と7Plusのバッテリー持ちを確認してみましょう。

  • iPhone7
    連続待ち受け時間=最大10日間
  • iPhone7Plus
    連続待ち受け時間=最大16日間

大柄な端末であるだけに、7Plusの方が大容量のバッテリーを搭載しているようですね。

カメラ性能の違い

最後に、iPhone7・7Plusのカメラ性能をチェックしておきましょう。

  • iPhone7
    1,200万画素、f1.8、デジタルズーム最大5倍
  • iPhone7Plus
    広角=1,200万画素、f1.8、望遠=1,200万画素、f2.8、光学ズーム2倍、デジタルズーム最大10倍

iPhone7には従来どおり1つ、7Plusには2つのカメラが備わっています。7Plusのみ光学ズーム機能が備わっており、動画撮影時も最大6倍のズーミングが可能です。カメラ性能については、7Plusが7を大きくリードしているといってよいでしょう。

どちらを選ぶべきかタイプ別診断

ここまでにご紹介したとおり、iPhone7と7Plusではスマホとしての性格が異なっています。となれば、各機種の利用に適する人も、自ずと違ってくるはず。たとえばiPhone7の利用には、以下のタイプの人が適しています。

iPhone7がおすすめな人

  • アクティブにiPhoneを利用したい人

サイズが比較的小さいiPhone7なら、サッと取り出して手軽に利用できます。男性のスマホユーザーには、スマホをポケットに入れて持ち歩く人も多いはず。大柄な7Plusでは、ポケットにギリギリ入ったとしてもかさばって邪魔になります。
一方、標準的なサイズのiPhone7なら、ポケットに入れてもかさばりません。アクティブにiPhoneを活用する方には、iPhone7が最適です。次に、iPhone7Plusの利用に適した方をチェックしてみましょう。

iPhone7Plusがおすすめな人

  • iPhoneでの写真・動画撮影を楽しみたい人
  • 大画面で動画を楽しみたい人

進化したカメラ機能は、iPhone7Plusの大きなセールスポイントです。2つのレンズを活かせば、一眼レフさながらのボケ味のある写真を撮影可能。動画撮影でも、高額ズームによって作品作りの幅が広がります。動画を大画面で楽しめる点も、7Plusのグッドポイント。防水性能の優れた7Plusなら、入浴中も大画面で動画を楽しめます。
ここまでの情報で、利用したいiPhoneは決まったでしょうか。次節では、iPhone7・7Plusの利用に最適な、楽天モバイルの料金プランをご紹介します。

おすすめのプラン

楽天モバイルでiPhone7・7Plusを運用するなら、多少データ通信量に余裕のあるプランを選びたいところです。特に7Plusを利用するなら、動画コンテンツも存分に楽しめるプランを選択したいですよね。
楽天モバイルの料金プランの中で、大容量プランと呼べるのは以下の3種類です。

大容量プラン

月額料金

10GBプラン

2,960円(税抜)

20GBプラン

4,750円(税抜)

30GBプラン

6,150円(税抜)

どのプランも料金設定は安価です。ただ、これからiPhone7・7Plusを購入する方は、購入費を加味したうえで料金プランを選ばなければなりません。というのも楽天モバイルでは、キャリアのようにiPhone購入費の割引を受けることができないからです。
たとえば、楽天モバイルで以下のようなプランを組んだとしましょう。

20GB通話SIMプラン

月額料金4,750円

楽天でんわ5分かけ放題

月額料金850円

※楽天でんわ5分かけ放題オプションは、5分以内の通話なら何度かけても通話料金が無料というサービスです。
上記のプランを組み、かつiPhone7Plusの128GBモデルを24回分割払で購入するとします。この場合、2年間の7Plus利用にかかる費用は、トータルで税込249,696円。月々の支払い額は、10,404円となります。
他方、ドコモで同様のプランを組んだ場合の支払い額は、端末代込みで月々10,800円。ややドコモの方が高額ですが、楽天モバイルとほとんど変わりません。料金が変わらないのなら、わざわざ格安SIMを選ぶ意味がなくなってしまいます。
では、上記楽天モバイルの20GBプランを、10GB通話SIMプランに変更するとどうなるでしょうか。以下の計算をご覧ください。

  • (4,114円×24回)+104,544円=203,280円(税込)
    • 10GB通話SIMの月額料金は、税抜で2960円
    • 5分かけ放題の料金をプラスして8%の消費税を含めると、月額料金は4,114円
    • この月額料金を24回支払い、かつiPhone7Plus128GBを購入した場合のトータル費用は203,280円

この計算結果、月々の支払い額は、8,470円となります。

20GBプランを選ぶ場合より、2千円近く安くなりましたね。ちなみに、NTTドコモには1人向けの10GBプランが用意されていません。シェアパックには10GBプランがありますが、1人向けの20GBプランより料金が高額です。

「通信容量は多い方がいいけど、20GBも使わないかも…」という方は、楽天モバイルの10GBプランを契約してみるとよいでしょう。データ通信量の不足を感じた場合は、いつでも20GBプランに変更できます。

なお、「楽天でんわ 5分かけ放題」は、必ず加入しなければならないオプションではありません。加入しない場合は、上記プランの支払い額が月々918円(税込)安くなりますよ。

利用開始までの手順

本ページの最後に、iPhone7・7Plusを楽天モバイルで利用するまでの手順をご紹介しておきましょう。以下の流れに沿えば、問題なく楽天モバイルでiPhone7・7Plusの運用を開始できますよ。

利用開始までの手順

  1. iPhone7・7Plusを手に入れる
  2. MNP予約番号を取得する(MNPを行う場合のみ)
  3. ウェブで楽天モバイルの申し込みを行う
  4. SIMカードが届く
  5. 開通手続きを行う(開通受付センターでの開通を選んだ場合のみ)
  6. iPhone7・7PlusにAPN構成プロファイルをインストールする

※iPhone7・7Plus用のSIMカードサイズはnanoSIMです。
MNPを行う場合は、楽天モバイル申し込み前に契約先の通信事業者でMNP予約番号を取得してください。楽天モバイルの契約はネットで行えます。また、楽天モバイルショップや各種取扱店舗でも申し込めますが、待ち時間が長くなる場合が多いので注意しましょう。
ウェブサイト経由で楽天モバイルを契約すると、本人確認書類のアップロードから2~3日後にSIMカードが配達されます。申込時に「自宅から楽天モバイル開通受付センターに電話して開通する」欄にチェックを入れた場合は、カード到着後すぐに開通手続きを行いましょう。

楽天モバイル開通受付センター 0800-805-1111

こちらに電話をかければ、MNP転入手続きが完了して回線が開通します。回線開通が完了したら、楽天モバイルで利用するiPhoneにSIMカードを挿入しましょう。続いてiPhoneをWi-Fiに接続し、APN構成プロファイルのインストールを行ってください。
APN構成プロファイルは2種類あり(2017年1月14日現在)、申込種別によってインストールするプロファイルが異なります。

APN構成プロファイルのインストール手順

  1. 楽天モバイルのメンバーズステーションにアクセスして、申込種別を確認
  2. 楽天モバイルのウェブサイトに移動し、画面右上のメニューアイコンをタップ
  3. 表示されたメニューから「格安スマホQ&A」を探してタップ
  4. 収納されていたメニューが開くので、「楽天モバイルでiPhoneを使う」をタップ
  5. 開かれたページの画面を下にスクロールさせて「手動でのAPN設定方法」をタップ
  6. 「iPhoneのSIMカードの取り付け方法」というページが開く
  7. ページ内で「プロファイルURL」を探す
  8. 「タップしてアクセス」をタップ
  9. APN構成プロファイルのインストールページに接続

APN構成プロファイルのインストールが完了すれば、iPhone7・7Plusのセッティングは完了です。思う存分、iPhone7・7Plusの機能を楽しんでください。

ぴったりの格安スマホを15社から10秒で診断!

Q1
利用する人について教えてください

更新日:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 格安スマホ辞典 , 2024 All Rights Reserved.