ドコモは毎年春になると学割サービスを実施しています。2018年のドコモの学割は月額料金の割引とポイントプレゼントの2つの特典を受けられます。とくにお得なのが月額料金の割引で、契約内容によっては月額280円からドコモのスマホを使用可能です。
今回はドコモの学割の内容や適用条件、注意点について詳しく解説します。
この記事の目次
ドコモの学割の内容と受付期間
ドコモの学割は、ドコモが提供している学割サービスです。ドコモの学割は毎年内容が異なりますが、2018年の学割の内容は以下の通りです。
- 特典1:申し込み当月+12ヶ月間、月額料金が1,500円割引
- 特典2:ドコモの学割対象者が加入するシェアグループ全員にdポイント3000ポイント
1つ目の特典は月額料金割引です。申し込み当月+12ヶ月間の合計13ヶ月間、月額料金が1,500円も割引されます。
例えば、すでに家族がドコモを使っている場合、シェアパックを利用して子回線として契約し、基本プランをシンプルプランにすることで、
シンプルプラン980円/月+シェアオプション800円/月-ドコモの学割1,500円=280円
となり、1年間は月額280円+端末代でドコモを利用できます。CMなどで「ドコモのスマホが280円から」と宣伝しているのはこのためです。
2つ目の特典はdポイントのプレゼントです。ドコモの学割を子回線に追加する形で契約した場合、そのシェアグループのメンバー全員が3,000ポイントのdポイントを受け取れます。
dポイントは対応しているお店(コンビニなど)での支払いやドコモ商品の購入、dマーケットの支払いなどに利用できます。
ドコモの学割は家族が使っていなくても申し込めますが、家族で使っているほうがよりお得になるということですね。
ただし、ドコモの学割でもらえるdポイントは「期間・用途限定ポイント」となっており、有効期限はポイント進呈日から翌々月の月末までと、通常のdポイントより短いです。
ドコモの学割の受付期間は2018年5月31日までです。
ドコモの学割の適用条件
ドコモの学割の適用条件は以下の通りです。
- 申し込みの時点で利用者の年齢が25歳以下※であること
- 対象となる手続きで、対象となるプランおよびパケットパックへ加入すること
- spモードを契約すること
対象となる手続きとプランおよびパケットパックは以下の通りです。
▼対象となる手続きとプランおよびパケットパック
対象となる手続き |
新規契約(MNP含む) 契約変更(FOMAからXi) 「カケホーダイ&パケあえる」へのプラン変更 |
対象のプラン |
カケホーダイプラン(スマホ/タブ) カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ) シンプルプラン(スマホ) |
対象のパケットパック |
データSパック(2GB) データMパック(5GB) ウルトラデータLパック(20GB) ウルトラデータLLパック(30GB) シェアパック5(5GB) / 10(10GB) / 15(15GB) ウルトラシェアパック30(30GB) / 50(50GB) / 100(100GB) シェアパック子回線で「シェアオプション」に加入 |
ざっくり言ってしまえば、「25歳以下の人がドコモのスマホを新たに契約すれば学割を受けられる」ということですね。ただし、データプラン、デバイスプラスの契約回線は適用対象外になっています。
すでにドコモを利用している場合は基本的には学割は利用できません。例外として、FOMA(ガラケー)を利用している人がスマホへ機種変更する場合と「カケホーダイ&パケあえる」にプラン変更する場合は適用されます。
なお、学割という名前ですが、25歳以下であれば学生でなくても学割は適用されます。
ドコモの学割の申し込み方法
ドコモの学割は申し込む際にさきほどの適用条件を満たしていれば自動的に適用されます。したがって、特別な申し込み手続きをする必要はなく、通常通りドコモを申し込めばOKです。
実店舗のドコモショップはもちろん、ドコモオンラインショップから申し込んでも問題ありません。自分の好みの方法で申し込みましょう。
2年間の料金シミュレーション
ドコモの学割が適用された場合に2年間利用すると、具体的にいくらになるのでしょうか?
ここでは学割の条件を満たしてカケホーダイライトプラン(5分以内の通話無料)とデータSパック(2GB)を契約し、iPhone SEの32GBを分割払いでセット購入して2年間定期契約を利用した際の料金をシミュレーションしてみました。
(料金はすべて税抜です)
▼料金シミュレーション
初期費用 |
3,000円 |
カケホーダイライト |
1,700円/月 |
データSパック |
3,500円/月 |
spモード |
300円/月 |
月額料金(12ヶ月目まで) |
4,000円/月 |
月額料金(13ヶ月目以降) |
5,500円/月 |
月額料金合計(1年目)※ |
52,000円 |
月額料金合計(2年目) |
66,000円 |
端末代 |
600円/月 |
端末代合計 |
14,400円 |
2年間の合計利用料 |
135,400円 |
※契約開始月は日割りがありますが、満額請求されると仮定
ドコモの学割によって、1年目の月額料金が1,500円割引、合計で最大19,500円も割引されます。学割を利用することで、2年間の利用料が20,000円近く安くなるのでお得ですね。
2018年3月から毎月特典が貰える「ハピチャン」がスタート
ドコモは2018年3月から、新たに「ハピチャン」と呼ばれるキャンペーンをスタートさせました。
ハピチャンは3月から6月までの4ヶ月間、対象のユーザーへ学生に人気の商品を毎月無料でプレゼントする、というものです。無料でもらえる商品は以下の通りです。
■4月:ローソン 「プレミアムロールケーキ」2個
■5,6月:4月中旬に発表
ソフトバンクやauではすでに同様のプレゼントキャンペーンを実施しており、ドコモがそれに対抗した形になります。
ハピチャンは25歳以下のdポイントクラブ会員でなおかつ対象のプランとパケットパックを契約しているユーザーが対象です。
ドコモの学割とは関係はありませんが、学割同様25歳以下という条件なので、実質学割のようなものですね。
docomo withとの併用はできないので注意!
とてもお得なドコモの学割ですが、1つだけ注意点があります。それは「docomo with」との併用ができないことです。
docomo withは対象の端末を購入することで受けられる割引サービスです。割引額は1,500円/月とドコモの学割と同じですが、割引を受けられるのがドコモの学割は1年間なのに対して、docomo withはドコモを契約している限り、ずっと割引を受けられます。
docomo withは対象となっている以下の端末を契約すると適用されます。
・MONO MO-01K
・Galaxy Feel SC-04J
・arrows Be F-05J
・らくらくスマートフォンme F-03K
ドコモの学割とdocomo with、両方の条件を満たしている場合はdocomo withが適用され、そうでない場合はドコモの学割が適用され、そうでない場合はドコモの学割が適用されます。
例えば、20歳で新たにドコモを契約するとします。この場合、
- iPhoneなど、docomo with対象でない端末を購入→ドコモの学割が適用
- docomo with対象の端末を購入→docomo withが適用
となります。つまり、ドコモの学割とdocomo withを併用することはできません。
ドコモの学割には端末の制限はありませんが、docomo with対象の端末を購入してしまわないように気を付けましょう。
まとめ
今回はドコモの学割について解説しました。2018年のドコモの学割は料金割引とポイントプレゼントという内容で、1年目の利用料が最大19,500円も安くなるお得なサービスです。
学割という名前ですが、25歳以下であれば学生でなくても適用されます。条件を満たしているなら、かなりお得にドコモを利用できます。
ただし、月額料金がずっと1,500円割引される「docomo with」とは併用ができないので、この点だけは注意してください。