専用ページからコンビニ受け取りサービスを利用すれば、お仕事で日々を忙しく過ごす方でも楽天モバイルの利用を無理なくスタートできます。
ただ、「ローソンで商品受け取る手続きってちょっと面倒くさそう」なんて思う方もいることでしょう。取扱店舗が近くにあるかとか受け取り方法が特殊だと、申し込み手続きが通常の申込みより複雑になってしまいそうですよね。
そこでサービスの概要から手続き方法、受け取り対象店舗レジカウンターでの受け取り方法などを、詳しく解説します。サービスの全体像を把握した上で、利用の是非を検討してみてください。「ローソン店頭受け取り」の利用でもらえる特典についても、詳しくご紹介しますよ。
この記事の目次
ローソン店頭受け取りサービスの概要
冒頭でお伝えしたとおり、「ローソン店頭受け取り」は一部のローソン店舗で楽天モバイルの商品を受け取れるサービスです。その受け取り対象店舗とは、山手線沿線のローソンのこと。2016年11月末現在では、29店がサービスの対象店舗となっています。
「ローソン店頭受け取り」は、SGローソンとMVNOサービス・楽天モバイルのコラボにより2016年3月3日にサービス開始となりました。
SGローソンとは、ローソンとSGホールディングスが共同出資して立ち上げたサービス企業です。ローソン商品の配送や多様な御用聞きといった、地域密着型の人気サービスを提供しています。
「ローソン店頭受け取り」においてSGローソンが担うのは、注文商品の配送と開通手続き。SIMや端末の在庫を積んだ配送車でサービス提供地域を回遊し、注文が入った時点で商品の準備と配送を行います。以下で、サービス提供の流れをチェックしてみましょう。
対応店舗への配送サービスの流れ
- 楽天モバイルに新規契約情報が入る
- 登録手続きと同時進行でSGローソンへの配送依頼が行われる
- 登録手続きが完了すると、SGローソンのドライバーが情報をSIMカードに反映
- 開通作業と梱包を行った上で、受け取り希望店舗に商品が引き渡される
以上の流れで手早く作業を行うことから、「ローソン店頭受け取り」の手配はかなりスピーディー。午前9時から午後6時の間に楽天モバイルを申込むと、最短3時間でSIMカードおよびセット販売端末の受け取りが可能となります。
格安SIMカード単体として、データSIM、通話SIM、またコミコミプランで人気SIMフリー端末とセットのプランなどがあります。
ローソン店頭受け取りサービスのメリット
概要をチェックしたところで、続いて「ローソン店頭受け取り」のメリットとデメリットを見てみましょう。まずはメリットから。
対象SIMカード・端末受け取りサービスのメリット
- 店頭でスマートフォン端末を触ることができる
- 仕事帰りや昼休みに商品を受け取れる
- 最短申込み当日中に商品を受け取り可能
- サービス利用料金は無料
「ローソン店頭受け取り」該当店舗には、楽天モバイルの対象端末セットが展示されています。電源の入った実機も展示されているので、購入前に動作を確認することが可能です。最寄りに楽天モバイルショップや代理店がない方にとっては、うれしいポイントですね。
続いて、受け取りに関するメリットの詳細を見てみましょう。事前に「ローソン店頭受け取り」を申込んでおけば、仕事の帰りが遅くなっても楽天モバイルのSIMカードやセット端末を受け取ることができます。また、会社近くのローソンを受け取り先に指定すれば、昼休みに商品を受け取ることも可能です。
最短で当日中に商品を受け取れることも、「ローソン店頭受け取り」のうれしいメリット。たとえば、ご両親の家で楽天モバイルを申込み、当日中にローソンで商品を受け取った後で、ご両親宅で端末の設定を行うといった使い方もできます。つまり、ご両親のスマホデビューと初期設定のサポートを、1日でこなすことができるのです。
このように便利に活用できるサービスでありながら、「ローソン店頭受け取り」は手数料が無料。費用の負担を増やすことなく、楽天モバイルの商品受け取りに役立てることができます。
ローソン店頭受け取りサービスのデメリット
では続いて、「ローソン店頭受け取り」のデメリットをチェックしてみましょう。
ローソン店頭受け取り契約方法のデメリット
- 山手線沿線でしか利用できない
- 一時停止になっている店舗がある
- 一度指定した受け取り先店舗は変更できない
- 申し込みが殺到している機種は申込めない場合がある
- 急用で受け取りが遅くなると不通期間が長引く可能性がある
先にも触れたように、「ローソン店頭受け取り」を利用できるのは山手線沿線のローソンのみ。該当地域にお住まいの方とお勤めの方以外には、ほぼ無関係のサービスとなっています。例えば世田谷区内には受け取り用店舗が無いため渋谷などのローソンに行く必要が出てきます。
また、サービスが一時停止になっている店舗が多いことも、「ローソン店頭受け取り」のデメリットです。2016年11月末現在では、下記10店舗でサービスの受付が停止しています。
- 「神田駅東口」
- 「御徒町駅北口」
- 「東上野三丁目」
- 「西池袋二丁目」
- 「目白三丁目」
- 「大江戸線新宿駅前」
- 「西五反田二丁目」
- 「文化放送メディアプラス」
- 「新橋一丁目」
- 「有楽町一丁目」
上記店舗での受け取りを希望していた方にとって、受付停止はちょっと手痛いですよね。もちろん、上記以外の19店舗であれば、現在も店頭で楽天モバイルの商品を受け取れます。近くの便利な店舗がある場合はサービス停止になる前に早めに利用すると時短が出来てお得です。
※取扱店舗は予告なく変更になることがありますので、お申込みの時点で楽天モバイル公式サイトでご確認ください。
また、特定の人気SIMフリー端末に申込みが殺到すると、「ローソン店頭受け取り」分の在庫が切れてしまう場合があります。この場合は、ほかの端末を選ぶか、通常の申込みに変更しなければなりません。
最後に、所用で店頭での受け取りが遅れた場合に生じるデメリットについて。先にご紹介したように、ローソン店頭での受け取りを指定したSIMカードは、店頭に配送される時点(受け取り開始日時)で開通作業が行われます。
解約してしまっているのですから、当然ですね。もちろん、解約後すぐにSIMカードを受け取ってスマホに挿入すれば、何の問題もありません。楽天モバイルの回線で、通話やメールのやり取りを行えるようになります。
しかし急用ができて、SIMカードの受け取りが遅れた場合は話が別です。SIMカードの利用が遅れる分だけ、携帯電話(スマホ)を利用できない時間が長引きます。外出先で電話やメールが利用できなくなると、かなり不便ですよね。
不通期間を回避する方法
自分で開通作業を行うように設定することで、不通期間の発生を防ぐことができるのです。ただし、あまり開通が遅れると、MNP予約番号の有効期限が切れてしまうのでご注意ください。
手続きは面倒なのか手続きの流れチェック
ここまでにご紹介したように、「ローソン店頭受け取り」は該当地域の方にとってメリットの多いサービスとなっています。ただ気になるのは、手続きにかかる手間ですよね。便利なサービスも、手続きが面倒だと使う気が失せてしまいそうです。
でもご安心を。「ローソン店頭受け取り」は、手続きに手間のかかるサービスではありません。申込みの流れは、下記のようにごく簡単です。
ローソン店頭受け取りの流れ
- 「ローソン店頭受け取り」特設ページから楽天モバイルの申込み手続きを行う。
- 契約者情報を入力する画面で受け取り店舗を選択
- 申し込み手続完了から1週間以内に指定した店舗で端末を受け取る
上記の各流れは、そのまま「ローソン店頭受け取り」にかかる手間を表しています。
- 特設ページでの申込み
- 受け取り店舗の入力
- 店舗での受け取り
この3つが、サービス利用にかかる手間というわけです。どれも大した手間ではないですよね。
楽天モバイルの申込後「ローソン店頭受け取り」の手配が完了すると、「楽天モバイル商品受取のお知らせ」と題したメールが送られてきます。このメールが届いた時点から1週間以内に、指定したローソン店舗でSIMカードやセット端末を受け取ってください。
なお、商品の受け取りには、申込時にアップロードした本人確認書類と、「楽天モバイル商品受取のお知らせ」メールに記載された受け取り用バーコードの提示が必要となります。バーコードは、スマホ画面で提示することが可能です。
ガラケーユーザーやスマホをお持ちでない方は、ローソン店舗内に設置されている「Loppi」で「商品引換券」を発行してください。商品引換券は、「楽天モバイル商品受取のお知らせ」メールに記載された受取番号を入力することで発行できます。ただし、引換券の有効期限は、発行から30分間となっているのでご注意ください。
500円チケットクーポンがうれしい
「ローソン店頭受け取り」には、ローソン利用者にうれしい特典がついています。その特典とは、ローソンのお買い物で使えるクーポン券のプレゼント。クーポン券は1枚100円割引の5枚綴、つまり合計500円分となっています。
ただでさえ便利な店頭受け取りに500円相当の特典がついてくるなんて、かなりの大盤振る舞いですね。ただ、このクーポン券には、以下に記す利用上の注意点があります。
- 楽天モバイルの商品を受け取った店舗でのみ利用可能
- 精算前に提示しなければ適用されない
- 1回の買い物に利用できるのは1枚のみ
- 課税後の金額からの割引となる
- セルフレジでは利用不可
- クレジットカードや電子マネーとの併用は不可
- 一部のサービスには利用不能
各注意点の詳細を見ていきましょう。まず、特典のクーポン券は、楽天モバイルのSIMカードやセット端末を受け取った店舗でしか利用できません。また、利用する際は精算前の提示が必要です。
1回の買い物で利用できるクーポン券の枚数は、1枚のみとなっています。つまり、1回の買い物に対する割引額は、最大100円です。それも、消費税課税後の金額からの割引となります。
ここからは、クーポン券を利用できないケースの詳細をチェックしていきましょう。まず、一部のローソンで導入しているセルフレジでは、クーポン券を利用できません。必ず有人レジで店員に提示してください。
また、クーポン券を利用できるのは、商品代金を現金払いするときのみです。クレジットカードや電子マネーで支払う際は、利用不可となっています。
最後に、クーポン券の割引対象とならないサービスについて。以下のサービスや商品の支払には、割引クーポン券を利用できません。
クーポンが利用出来ない商品
- たばこ
- 収入代行(税金や光熱費、年金など)
- Quoカード
- Loppi(チケット販売、消費者金融への返済、保険代など)
- 切手
- ハガキ
- 印紙
- 各種乗車券
- 回数券
- 商品券
以上のように、クーポン券の利用には一定の制限があります。とはいえ、現金で行う通常のお買い物であれば、問題なく利用可能です。そもそもこのクーポン券は、楽天モバイルをローソンで受け取るだけでもらえる特典です。
多少利用に制限があっても、格安SIMサービスの利用を考えている方にとって、お得なことに変わりはありません。
まとめ
本文でご紹介したように「ローソン店頭受け取り」は山手線沿線に限定したサービスとなっています。港区や品川区、豊島区などにお住まいの方は、楽天モバイルの受け取りに利用してみてはいかがでしょうか。東京の出張先でSIMカードや端末を受け取りたい方にも、「ローソン店頭受け取り」は役立ってくれますよ。
詳しくは、下記ボタンをクリックすると公式サイトに移動できるので、そちらで格安スマホ・楽天モバイルの便利さをご確認ください。