楽天モバイルは他社のように「学割」という名前のつくサービスやプランは提供していませんが、他社の学割に相当する「家族・自分にもう1回線!3カ月無料キャンペーン」を実施しています。
このキャンペーンを利用することで、2回線目の事務手数料と月額基本料3ヶ月分が無料になるのでお得に楽天モバイルを利用開始できます!
この記事の目次
楽天モバイルの「3カ月無料キャンペーン」とは?
「家族・自分にもう1回線!3カ月無料キャンペーン」は「ワイモバイル」、「UQモバイル」など格安スマホサービス他社が提供する学割キャンペーンとほぼ内容が同じで、実質楽天モバイルの学割に相当するキャンペーンです。
楽天モバイルの音声通話SIMを新規で申し込んだ人、またはすでに利用している人が2回線目を申し込むと、2回線目の事務手数料3,394円と3ヶ月分の月額基本料が無料になります。
例えば2月に楽天モバイルの2回線目を契約した場合、事務手数料に加えて2月~4月の月額基本料が無料になります。
スーパーホーダイLの場合、初月1,980円+4,980円分×2カ月分+事務手数料3,394円=15,334円もお得になります。
適用条件
「家族・自分にもう1回線!3カ月無料キャンペーン」が適用されるには、以下の条件を満たす必要があります。
- 楽天モバイルの通話SIMを新規に申し込み、または既に契約中であること
- キャンペーン期間中に2回線目のSIMカードを専用ページまたは店舗から申し込むこと
- メルマガ「楽天モバイル契約者ニュース」を受信すること
- 1回線目が「事務手数料+月額基本料3カ月無料特典」または「1人契約するともう1人無料キャンペーン」を利用していないこと
2回線目はSIMカード単体でもセット端末でも良いので、使える端末に制限はありません。
また、1回線目は通話SIMである必要がありますが、2回線目はデータSIMおよび050データSIMも可能です。スーパーホーダイを選んだ場合は長期優待ボーナスを併用できますし、その他の端末割引キャンペーンとも併用できます。
ただし、20GBプランおよび30GBプランは選べないので、大容量のデータ通信を利用したい人は気を付けましょう。
「3カ月無料キャンペーン」申し込み方法
「家族・自分にもう1回線!3カ月無料キャンペーン」の申し込み方法はすでに楽天モバイルの通話SIMを利用しているかどうかで異なります。
通話SIMを新規契約する場合
これから楽天モバイルを利用するという人は、まず通常通り通話SIMを契約します。その後、「申し込み完了メールに記載されている本特典専用URL」またはマイページである「メンバーステーション」のバナーから専用URLへアクセスし、2回線目を申し込みます。
すでに楽天モバイルの通話SIMを利用している場合
すでに楽天モバイルの通話SIMを利用している場合はメンバーステーションから専用ページにアクセスし、2回線目を申し込みます。
店舗から申し込むことも可能
「家族・自分にもう1回線!3カ月無料キャンペーン」は楽天モバイルの店舗から申し込むこともできます。その場合は2回線目を申し込む際に本特典を希望している旨をショップ店員に伝えればOKです。
なお、いずれの方法で申し込んでも、必要なものは普段楽天モバイルを申し込む際と同じです。
- クレジットカードまたはデビットカード(口座振替の場合はキャッシュカード)
- 本人確認書類
- MNP予約番号(MNPを利用する場合)
上記3つを準備しておきましょう。
キャンペーンが適用された場合の料金シミュレーション
「家族・自分にもう1回線!3カ月無料キャンペーン」が適用された場合に、楽天モバイルを2年間利用すると具体的な料金はいくらになるでしょうか?
ここでは本特典を利用して楽天モバイルの「スーパーホーダイ プランS(2GB)」を契約し、iPhone SE(16GB)をセット購入して2年間利用した場合の料金をシミュレーションしました。
初期費用 |
無料 |
月額料金(3ヶ月目まで) |
無料 |
月額料金(4ヶ月目~) |
1,980円/月 |
月額料金(13ヶ月目~) |
2,980円/月 |
端末代 |
41,800円 |
月額料金合計(1年目) |
17,820円 |
月額料金合計(2年目) |
35,760円 |
2年間の合計利用料 |
85,380円※ |
※最低利用期間2年間でキャッシュバック10,000円を受け取った場合
プランSの場合、事務手数料3,394円と月額基本料1,980円×3=5,940円の合計9,334円が割引されます。10,000円近く割引されるのでかなりお得ですね。
また、スーパーホーダイは最低利用期間が延びる代わりに楽天スーパーポイントがもらえる「長期優待ボーナス」も利用できます。
長期優待ボーナスの3年を利用した場合は20,000円分のキャッシュバックがもらえるので、2年間の料金はさらに安く、実質75,380円になります。
「3カ月無料キャンペーン」の注意点
非常にお得な「家族・自分にもう1回線!3カ月無料キャンペーン」ですが、いくつか注意点もあります。
事務手数料と月額基本料以外の料金は通常通りかかる
「家族・自分にもう1回線!3カ月無料キャンペーン」で無料になるのはあくまでも事務手数料と月額基本料だけです。それ以外の以下の料金は通常通り初月からかかるので気を付けましょう。
■通話料
■オプション料
■SMS通信料
■MNP転出手数料
■端末の分割代
2回線目にデータ/050データSIMを選ぶと最低利用期間が発生する
通常、楽天モバイルの組み合わせプランのデータSIMおよび050データSIMには最低利用期間がなく、いつ解約しても違約金は発生しません。
しかし、「家族・自分にもう1回線!3カ月無料キャンペーン」を利用して2回線目にデータSIMまたは050データSIMを契約した場合は半年間の最低利用期間が設定されます。
最低利用期間内に解約すると通話SIMと同じく9,800円の契約解除料が発生するので気を付けましょう。
「楽天学割」を使えば2回線目でなくても無料に!
楽天モバイルの学割相当のサービスである「家族・自分にもう1回線!3カ月無料キャンペーン」について紹介しましたが、実は楽天会員向けには学割サービス「楽天学割」が用意されています。楽天学割は年会費無料で、楽天会員のうち以下の条件を満たしたユーザーが加入できます。
- 年齢が15歳~25歳であること
- 日本国内の教育機関(高校、大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校)の学生であること
- 楽天学割会員向けのメールを受信することに同意すること
他社の学割は対象の年齢であれば学生でなくても受けられますが、楽天学割は登録する際に学生証の画像をアップロードする必要があるので、その名の通り学生しか登録できません。
楽天学割会員になると楽天ブックスのポイントが10倍になる、電子書籍500円クーポンがもらえる、といった様々な特典が受けられます。
その中の1つに「楽天モバイルの月額料金3ヶ月無料」という特典があります。この特典を利用すれば、1回線目でも月額料金が3ヶ月無料になります。楽天学割の条件を満たしているなら、こちらの特典のほうが利用しやすいですね。
注意点としては楽天学割の特典では事務手数料は無料になりません。また、契約できるのは通話SIMのみです。
まとめ
今回は楽天モバイルの学割について解説しました。
楽天モバイルでは「学割」の名がつくサービスは用意されていませんが、「家族・自分にもう1回線!3カ月無料キャンペーン」を学割として利用できます。このキャンペーンを利用することで、2回線目の事務手数料と月額基本料3ヶ月分が無料になります。
他社の学割と違って年齢制限はないですし、家族でもサブ端末用の2回線目でも適用できるので、幅広い人が利用できます。
また、楽天ではこれとは別に「楽天学割」のサービスを実施しており、楽天学割会員になることで楽天モバイルを3ヶ月無料で使えます。こちらは年齢制限があり学生でないと利用できませんが、2回線目でなくても無料になります。
「家族・自分にもう1回線!3カ月無料キャンペーン」の方が適用条件が広く、事務手数料の分だけお得になりますので、家族(または自分)がすでに楽天モバイルを利用している場合は「3カ月無料キャンペーン」、家族が楽天モバイルを利用していない場合は「楽天学割」を選びましょう。