楽天モバイルとソフトバンクでのiPhone利用を徹底比較

ソフトバンクは、大手キャリア会社のau版やドコモ版にさきがけ、2008年にいち早くiPhone3Gを導入しました。日本におけるiPhone市場の開拓者といえるソフトバンクですが、MVNOの格安スマホと比較すると料金が高額というイメージがあります。

 

さて、同じようにiPhoneを利用するなら、ソフトバンクと格安SIMカード利用の楽天モバイルではどちらの方が料金を安く抑えられるのでしょうか。両者でiPhoneを利用する場合に必要となる費用を、本ページで詳しく比較してみることにしましょう。手持ちのiPhoneが楽天モバイルに対応していない場合の対処法もご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

 


目 次

  1. ソフトバンクVS楽天モバイル!2年間の料金を比較しよう
  2. 通話料金に要注意
  3. 手持ちのiPhoneが使えない場合の対処法
  4. ソフトバンクからMNPする方法

 

 

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ソフトバンクVS楽天モバイル!2年間の料金を比較しよう

早速、ソフトバンクと楽天モバイルのiPhone利用料金を比較してみましょう。ここでは、比較のためのスマホ代などの前提条件を以下のように設定することにします。

 

  • 使用機種

      iPhone7(128GB)

  • ソフトバンク

      機種変更でiPhone7を分割購入する場合を想定

  • 楽天モバイル

      アップルストアでiPhone7を一括購入する場合を想定

 

以上の点を踏まえたうえで、シチュエーション別に料金プランを立ててみましょう。そのうえで2年間のiPhone利用にかかる費用を比較すれば、ソフトバンクと楽天モバイルのどちらがお得なのかわかるはずです。

 

ではまず、旧プランでソフトバンクを利用しているユーザーがiPhone7に機種変更する場合を想定して、通信料等の料金プランの例をあげてみましょう。

 

ソフトバンクの料金プランの例

月額料金

スマ放題ライト

1,836円/月

データ定額パック・標準(8)

7,236円/月

ウェブ使用料

324円/月

端末分割支払い額

1,335円/月(月月割適用時の金額)

機種変更手数料

3,240円

 

各料金には、8%の消費税が含まれています。「スマ放題ライト」は、5分間までの無料通話を月間に何度でも利用できるプランです。「データ定額パック・標準(8)」は、8GBの高速データ通信を利用できるプラン。2016年9月12日で新規受付を終えており、現在は申し込めません。

 

上記プランはデータ通信量と料金のバランスがよく、従来からのソフトバンクユーザーに人気があります。2年間利用を続けた場合のトータル費用は、

 

10,731円×24ヶ月=260,784円

 

高額に感じるかもしれませんが、iPhone7本体の購入費は実質32,040円と割安です。

 

次に、上記ソフトバンクのプランに内容が近い、楽天モバイルのプランをチェックしてみましょう。

 

楽天モバイルの類似プラン

月額料金

通話SIM・10GBプラン

3,196円/月

楽天でんわ・5分かけ放題

918円/月

契約事務手数料

3,665円

iPhone7の購入費用

90,504円

 

 

楽天モバイルには、データ通信量8GBのプランがありません。そこで、最も通信量の近い10GBプランをチョイスしています。このプランに、スマ放題ライトと同じく5分間の電話を無制限で利用できる「楽天でんわ・5分かけ放題」をプラス。合計月額料金は4,114円となります。この月額料金を24倍して、契約事務手数料とiPhone7(128GB)の購入費を足してみましょう。

 

(4,114円×24)+3,665円+90,504円=192,905円

 

アップルストアでのiPhone7(128GB)販売価格は、税込90,504円。端末購入費に楽天モバイルの2年分の利用料金を足すと、合計金額は192,905円となります。先ほどのソフトバンクのプランより、67,879円も安くなりました。これだけの金額差がありつつ、データ通信量が2GB多いのですから、楽天モバイルのプランの方が明らかにお得です。

 

続いてもう1つ、違うシチュエーションを想定して料金プランの比較を行ってみましょう。まず、以下のソフトバンクのプランをご覧ください。

 

ソフトバンク 別の料金プランの例

月額料金

スマ放題ライト

1,836円/月

データ定額20GB ギガモンスター

6,480円/月

ウェブ使用料

324円/月

端末分割支払い額

1,335円/月(月月割適用時の金額)

機種変更手数料

3,240円

 

上記は、iPhone7への機種変更に合わせて、契約内容を変更する場合を想定したプランです。「ギガモンスター」は、2016年9月8日に登場した最新サービス。割安価格で、20GBもしくは30GBの定額データ通信を契約できます。上記プランを2年間利用した場合にかかる、トータル費用を見てみましょう。

 

(9,975円×24)+3,240円=242,640円

 

なんとデータ定額パック・標準(8)を契約した場合よりも、トータル費用が18,144円安くなりました。次に、楽天モバイルで20GBプランを契約した場合の料金をチェックしてみましょう。

 

楽天モバイルの類似プラン

月額料金

通話SIM・20GBプラン

5130円/月

楽天でんわ5分かけ放題

918円/月

契約事務手数料

3,665円

iPhone7の購入費用

90,504円

 

 

楽天モバイルの「通話SIM・20GBプラン」なら、5分かけ放題をプラスしても月額料金を6,048円に抑えられます。ただ気になるのは、iPhone7の購入費を加味した2年間のトータル費用。楽天モバイルは、安価さでソフトバンクのギガモンスターをリードできるのでしょうか。以下の計算をご覧ください。

 

(6048円×24回)+3,665円+90,504円=239,321円

 

微差ではありますが、楽天モバイルのトータル費用の方が安価となりました。しかし、乗り換えの手間やMNP転出費用を踏まえると、こちらのシチュエーションでの勝負は引き分けといえそうです。

 

 

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通話料金に要注意

データ通信容量の少ないプランを契約するなら、ソフトバンクよりも楽天モバイルのほうが安価にiPhoneを運用できます。ただ、電話機能を多く利用する場合の電話料金には要注意。楽天モバイルには無制限の通話料無料プランがないため、通話の頻度次第で通話代が高額になってしまいます

 

場合によっては、ソフトバンクの「スマ放題」を契約した場合よりも料金が高くなりかねません。具体的な料金プランをあげて、どの程度の通話頻度で楽天モバイルの方が高額になるのかをチェックしてみましょう。まず、ソフトバンクの料金プランは、以下のように設定します。

 

ソフトバンク スマ放題

月額料金

スマ放題

2,916円/月

データ定額5GB

5,400円/月

ウェブ使用料

324円/月

iPhone7分割支払い額

1,335円/月(月月割適用時の金額)

機種変更手数料

3,240円

 

 

上記プランを24ヶ月利用すると、トータル費用は242,640円となります。続いて、楽天モバイルの格安SIM通話プラン「通話SIM・5GB」を、「楽天でんわ 5分かけ放題」付きで契約した場合にかかる携帯料金を見てみましょう。

 

楽天モバイル 類似プラン

月額料金

通話SIM・5GBプラン

2,322円/月

楽天でんわ5分かけ放題

918円/月

契約事務手数料

3,665円

iPhone7の購入費用

90,504円

 

 

上記プランを2年間利用すると、トータルで171,929円の費用が発生します。ソフトバンクをスマ放題で契約した場合との料金差は、2年間で70,711円。大きな差に見えますね。

 

しかし、「5分かけ放題」付きの楽天モバイルで毎日音声通話を利用すると、連続通話時間が5分を超過した分だけ通話料が発生してしまいます。超過分の通話料金は、30秒あたり10円。仮に10分間の通話を行うと、100円の通話料が生じます。

 

同じ時間の通話を2年間毎日行った場合のトータル通話料金は、100円×730日で73,000円。ソフトバンクとの料金差よりも、高額になってしまいます。

 

楽天モバイルの通話SIMカードを利用する際は、通話料金の管理に気を配らなければなりません。しかしLINEやViberといったアプリを活用すれば、通話料を大幅に削減が可能です

 

 

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手持ちのiPhoneが使えない場合の対処法

楽天モバイルはNTTドコモ系の通信網を利用しています。そのこともあり楽天モバイルのSIMカードは、基本的にソフトバンクのiPhoneに対応していません。ソフトバンク独自のSIMロックがかかっており、simロック解除が出来ていないと他社のSIMカードを挿入しても反応しないようになっているのです。

 

ただ、2015年5月1日以降に発売されたiPhoneであれば、公式のSIMロック解除によって他社のSIMカードで利用できるようになります。より具体的にいうと「6s」以降のiPhoneなら、ソフトバンク公式のSIMロック解除を受けたうえで、楽天モバイルで利用可能です

 

「MNP転出手数料」「契約解除料」「契約事務手数料」はかかりますが、切り替え手続きが済んだら、後は構成プロファイルやAPN設定をすると使えます。(これはどのキャリアでも格安simでも同じです)

 

他方、ソフトバンクから発売された「6」以前のiPhoneは、公式なSIMロック解除に対応していません。つまり、所有しているiPhoneが「6」や「5s」といった古い機種である場合は、楽天モバイルの端末として利用できないのです。

 

では、こうした機種を持つ方が楽天モバイルでiPhoneを利用するには、どうすればよいのでしょうか。疑問の答えとして、3つの対処方法をご紹介しましょう。

 

古い機種をお持ちの場合の対処方法

  • 新品でsimフリーiPhoneを購入する
  • 中古でiPhoneを購入する
  • 自分でSIMロックを解除する

 

新品のSIMフリー端末iPhoneは、アップルストアで購入できます。2017年1月10日現在の販売価格をチェックしてみましょう。

 

iPhone7・256GB

102,384円(税込)

iPhone7・128GB

90,504円(税込)

iPhone7・32GB

78,624円(税込)

iPhone6s・32GB

66,744円(税込)

iPhone6s・128GB

78,624円(税込)

iPhoneSE・16GB

48,384円(税込)

iPhoneSE・64GB

53,784円(税込)

 

 

最新機種であるiPhone7の端末代はさすがに高額ですが、1世代前のiPhone6sなら比較的安価に購入できます。iPhoneSEはさらに安価。性能は最新機種に及びませんが、普段使いの端末としては十分な機能を備えています。

 

より安価にiPhoneを入手したい方は、中古市場をチェックしてみるとよいでしょう。SIMフリーiPhoneもしくはdocomo版の「5s」以降の機種なら、楽天モバイルのSIMカードで運用可能です。「5」を利用する場合は、SIMフリー版を探してください。
※参考記事(楽天モバイル×中古iPhone失敗回避の注意点

 

中古iPhone市場に目を向けると、iPhone6の相場価格下落が目立ちます。SIMフリー版であれば4万円強で、程度のよい16GBモデルを見つけることが可能。ドコモ版なら、3万円台半ばで64GBモデルを狙えます。

 

一方iPhone6sは、16GBモデルでも5万円台後半が相場。iPhone7となると、32GBモデルで7万円強と、新品とほとんど値段が変わりません。中古のiPhoneを購入する際は、新品との価格差を踏まえたうえで商品を選ぶようにしてください。

 

次に、自分で行うSIMロック解除条件について。「SIMロック解除アダプター」を利用すれば、ソフトバンクで購入したiPhoneのSIMロック解除手続きができます

 

SIMロック解除アダプターとは、SIMカードとSIMトレイの間に挟んで使用する小さな基板です。実売価格は2,000円前後。ごく簡単に入手できます。

 

SIMロック解除アダプターを使用することで必ずしも楽天モバイルのSIMカードを利用できるようになるとは限りません。また、自分でSIMロック解除を行うと、メーカーの保証が受けられなくなります。SIMロック解除は、自己責任で行うようにしてください。

 

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ソフトバンクからMNPする方法

本ページの最後に、MNPを利用してソフトバンクから楽天モバイルに電話番号を移す方法をご紹介しておきましょう。MNP転出するには、MNP予約番号の取得が必要となります。

 

ソフトバンクのスマホをお使いの場合は、電話もしくはソフトバンクショップ店頭でMNP予約番号を取得可能です。2つの取得方法のうち、おすすめは電話での番号取得。ソフトバンク携帯からであれば、「5533」に電話をかけることでMNP予約番号の取得を申し込めます。ただし、MNP転出を申し込む際は、以下の2点に注意してください。

 

  • ソフトバンクのネットワーク暗証番号が必要となる
  • オペレーターの引き留めにあう

 

オペレーターにMNP予約番号の取得を申請すると、ネットワーク暗証番号を求められます。すぐに答えられるように、準備しておきましょう。「ネットワーク暗証番号がわからないんだけど…」という方もご安心を。オペレーターの質問に答えることで、暗証番号の提示をパスできます。

 

次に、オペレーターの引き留めについて。MNP転出を申し込むと、解約を考え直すようにオペレーターから促される場合があります。さまざまな質問やプラン変更の提示を受けますが、淡々とかわして解約する意思を貫きましょう。

 

無事にMNP予約番号を取得したら、5日以内に楽天モバイルの申し込みを行ってください。予約番号の有効期限は15日ありますが、残り日数が10日を切ると楽天モバイルにMNP転入できなくなります。

 

楽天モバイルの申し込みはネットで行えますし、手続きもごく簡単です。申し込みが完了したら、後はSIMカードの配達を待つだけ。届いたSIMカードをiPhoneに挿して初期設定を行えば、楽天モバイルの利用をスタートできます。

 

なお、通常の方法で楽天モバイルにMNP転入すると、「空白期間」が発生するので注意しましょう。空白期間とは、MVNOがMNPを行ってからSIMカードがユーザー宅に届くまでの期間のことです。この期間中は、ソフトバンク回線での通信を利用できません。

 

空白期間をゼロにしたい場合は、楽天モバイルの申込フォームで「自宅から楽天モバイル開通受付センターに電話して開通する」を選択しましょう。これにより、SIMカード到着後に自分で回線開通手続きを行えるようになります。

 

開通手続き 0800-805-1111

 

こちらに電話をかけるだけと簡単です。ただし、開通申し込みの電話を入れても、すぐに回線の切り替えが実施されるわけではありません。午前8時59分までに申し込みが受理された場合は、当日の午前9時から午後9時の間で手続きが行われることになります。

 

他方、午前9時以降に電話を入れた場合は、開通が翌日の午前9時以降になるので要注意。このタイミングでMNP予約番号の有効期限が切れていると、MNP転入ができないうえにソフトバンクの契約も残ってしまいます。楽天モバイルへのMNPを実行する際は、MNP転入予約番号の有効期限に十分注意してください。

 

また、ソフトバンクといえばTポイント、楽天モバイルでは楽天スーパーポイントが「貯まる・使える」利点がありますね。全体的にみると楽天スーパーポイントの方が使い勝手も良いように思えますが、そこはユーザーのライフスタイルに依るところもあるので、ポイントの面も含めてあなたの使い勝手を考えてみてください。。

 

SIMカードサイズについてや、ドコモ系iPhone、au系iPhoneとの比較、他社格安SIMについても別ページの記事に記載していますのでご参考になさってください。

 

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楽天モバイルではSIMフリーおよびdocomoのiPhoneを利用できます。SIMロックを解除すればauやソフトバンクのiPhoneも利用可能です。インターネットに接続できない場合はデータ通信のON・OFFで問題が解消する可能性があります。
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iPhone4や4sは楽天モバイルの端末として利用できません。iPhone4・4sを所有している方が楽天モバイルを利用するには端末を購入する必要があります。新品ならiPhone7かSE、中古で購入するならiPhone6がおすすめです。
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楽天モバイルでiPhoneを運用しているユーザーの口コミを見ると「30Mbps程度の通信速度は出ている」という意見が見られます。一方昼間や夜間は速度が低下するという口コミもあります。料金についてはおおむね好評です。
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iOSをアップデートするとiPhoneに不具合が発生する場合があります。バッテリーが急速に減ったり操作に反応しなくなったりと不具合の症状はさまざまです。楽天モバイルはiOSのアップデートに素早く対応しています。
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楽天モバイルはiPhoneSEの利用に対応しています。利用できるのはSIMフリー版とdocomo版です。au版とソフトバンク版はSIMロックを解除しなければ使えません。新品のiPhoneSEを利用するには別途購入が必要です。
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iPhone7とiPhone7Plusは楽天モバイルの端末として利用できます。動作が確認されているのはSIMフリー版とドコモ版です。楽天モバイルなら、どちらのiPhone7シリーズもキャリアと比べて安価に利用できます。