様々なインフラを手掛ける東海地方のインフラ系企業でありTOKAIグループ。東海地方では馴染み深いこの企業が提供しているMVNOが「LIBMO」です。
実際の料金体系や申し込み手続きはどのような形になっているのでしょうか?
本記事で徹底解説していきます。
LIBMOの料金体系は?
LIBMOではデータのみ、データ+SMS+音声通話、データ+SMSの3プランが用意されており、それぞれにライトプラン、3GB、6GB、10GB、20GB、30GBが用意されています。
ライトプランは最大通信速度200Kbpsとなっています。データ容量は月単位で変更可能で、使いきれずに余ったデータ容量は翌月繰り越しも可能です。3GB~30GBプランでデータ容量を超えてしまった場合は速度制限がかかり、最大速度が128kbpsになります。
申し込みをする際にかかる料金は月額使用料+オプション+初期費用+ユニバーサルサービス料になります。
以下、それぞれのプランごとに料金表を確認してみましょう。
データ通信
容量 | 月額利用料 |
ライトプラン | 480円 |
3GBプラン | 880円 |
6GBプラン | 1,480円 |
10GBプラン | 2,280円 |
20GBプラン | 3,980円 |
30GBプラン | 5,880円 |
データ通信+SMS
容量 | 月額利用料 |
ライトプラン | 620円 |
3GBプラン | 1,020円 |
6GBプラン | 1,620円 |
10GBプラン | 2,420円 |
20GBプラン | 4,120円 |
30GBプラン | 6,020円 |
データ通信+SMS+音声通話
容量 | 月額使用料 |
ライトプラン | 1,180円 |
3GBプラン | 1,580円 |
6GBプラン | 2,180円 |
10GBプラン | 2,980円 |
20GBプラン | 4,680円 |
30GBプラン | 6,580円 |
月額料金をプランごとにまとめたものが以下の通りになります。
データのみ | データ+SMS | データ+SMS+音声通話 | |
ライトプラン | 480円 | 620円 | 1,180円 |
3GBプラン | 880円 | 1,020円 | 1,580円 |
6GBプラン | 1,480円 | 1,620円 | 2,180円 |
10GBプラン | 2,280円 | 2,420円 | 2,980円 |
20GBプラン | 3,980円 | 4,120円 | 4,680円 |
30GBプラン | 5,880円 | 6,020円 | 6,580円 |
オプション料金
各種オプションの中で、主要なものは以下の通りです。
サービス名 | 料金 |
SMSオプション | 140円/月(送信料:3円~/通) |
TOKAI SAFE最大3ヶ月無料 | 400円/月 |
追加SIMカード | 一枚につき120円/月 |
キャンぺーン情報
現在、LIBMOでは「LIBMO秋祭り」キャンペーン開催中です。
音声通話SIMを申し込むと、月額利用料が最大6か月間600円/月割引!
例)データ通信+音声通話+SMS 3GBプラン 1580円/月→980円/月
キャンペーン期間:2018年9月3日(月)~2018年12月20日(木)
LIBMOのSIMを実際に申し込んでみた
ではここからは実際にLIBMOのSIM契約手順を紹介します。今回はパソコン画面からの申し込みを行いますが、スマホからの場合も流れは変わりませんので、参考にしてみてください。
申し込み前に準備するもの
- 本人確認書類(運転免許証や健康保険証など)
- 支払いに使うクレジットカード
- MNP予約番号(電話番号を引き継ぐ場合に現在利用中の通信会社から発行してもらった10桁の番号が必要となります。MNP予約番号の発行の仕方はこちら)
これらを手元にあらかじめ用意しておけば、申込みの手続きには10分もかからないでお昼休みや寝る前などにスムーズに終えることができます。
事前に「どのプランを申し込むか」と、「LIBMOで使うスマートフォン」も決めておきましょう。
今回申し込みを行うのは
- データSIMのみ
- 3GBプラン
- オプション無し
のSIMです。
公式サイトにアクセスする
まず、公式サイトに移動します。
「LIBMO(リブモ)に申し込む」をクリックします。
約款や各種注意事項を確認するページに移ります。約款の確認ができたら
「各種約款に同意する」にチェックを入れ、次へ進みましょう。
端末とセットで買うかを選択する
まずは、端末との同時購入かSIMのみの購入かを選択します。
LIBMOで端末を買うべきか否か、という問題ですが、判断基準は「端末を持っているか」「新しく買うとしたら、LIBMOで買うのがお得なのか」が重要になるでしょう。
そもそも今持っている端末を使いたい、という場合でしたらカードのみ1択です。新しい端末を買いたい場合でも、キャンペーン対象でポイント還元がある、価格が安くなっているという場合は同時購入も出来ますし、家電量販店でSIMフリー端末の取り扱いがあれば、そちらで購入するという選択肢もあります。
LIBMO秋祭りなどのキャンペーン期間中には人気端末の価格が安くなっている場合がありますので、こういった機会を逃さず賢く購入をするといいでしょう。
今回はSIMカードのみを購入します。
SIMサイズの選択
購入する商品を決めたら、SIMサイズの選択をします。現在はnanoSIMが主流となっていますので、デフォルトで設定されているのはnanoSIMになります。
自分の端末に合ったサイズのSIMを選択しましょう。
SIMサイズが選択出来たら、次はデータ容量選択に移ります。
データ容量の選択
自分に合ったデータ容量を選びましょう。
容量を判断する基準として、「普段どれだけデータ通信を使っているのか」を重視しましょう。
参考基準として、
1GB「普段スマホでネットを見ない、アプリでは最低限の連絡ができればいい」
3GB「スマホでテキスト中心のサイトをよく見る、アプリもほどほどに使う」
6GB以上「動画も見たい、アプリも使う、ネットもよく見る」
というものがあります。
ちなみにライトプランではデータシェアオプションは使用できません。
今回は3GBプランを選択します。
プラン選択
データのみ、データ+SMS+音声通話、データ+SMSの3プランが用意されています。
コースを選ぶ基準として、(乗換を含め)電話番号が必要な人は通話付きコース、他に電話を持っていてアプリなどで十分という方はデータ(SMS)かデータを選択すればよいでしょう。SMS付きにするメリットとしては、LINEなどのアプリ認証の際、SMSで送られるコードを入力して認証ができるという点があります。
認証コード等の機能も、SMSでのやり取りもいらない、或いは、モバイルルーターに利用するという方はデータのみコースを選択するとよいでしょう。
今回はデータプランを選択します。
オプションの選択
オプションの選択に移ります。LIBMOで付けられるオプションは、以下の通りです。
サービス名 | 料金 |
---|---|
SMSオプション | 140円/月(送信料:3円~/通) |
データ リチャージ | 100MB:200円/回 1GB:1,000円/回 |
TOKAI SAFE最大3ヶ月無料 | 400円/月 |
LIBMO端末補償 | 380円/月 |
安心訪問サポート | 7,800円~ |
雑誌読み放題 タブホ®︎最大2ヶ月無料 | 500円/月 |
追加SIMカード | 一枚につき120円/月 |
この中で、「データリチャージ」以外のオプションはこの画面で選択することになります。
TOKAI SAFEはセキュリティ・フィルタリングオプションです。
ウイルスからの保護やフィルタリング、端末紛失や子供見守りのための位置情報記録サービスが含まれています。
安心訪問サポートは、端末について使い方や設定がわからない!といった時、日本全国どこでも直接訪問でサポートを受けられるサービスです。
スマホに不安がある高齢世代に向けたサービスです。
雑誌読み放題タブホは人気雑誌800冊以上が読み放題になるエンタメオプションです。
追加SIMカードは、最大三枚まで追加のSIMカードを発行できるサービスです。大容量プランを家族でシェア、モバイルルーターに差して同時に使いたい!といった場合に使うとよいでしょう。
実際の画面は、以下のようにチェックボックスをいれて選択をしていきます。
ちなみに、今回はデータSIMを選択したため表示されませんが、音声通話付きのSIMを選択する場合は音声通話に関係するオプションがつけられます。
必要に応じて選択しましょう。
契約者の情報を入力する
ここで、申し込みをする契約者の情報を入力します。氏名、生年月日、住所、メールアドレスなどを入力する必要があります。
決済に使えるのはクレジットカードのみです。デビットカードは利用できないので注意しましょう。
契約者情報入力と同時に、TLC会員の申し込みもこのページで出来ます。ポイント付与のメリットがある方はここで入会の手続きをすることも出来ます。
契約者情報・TLC会員申し込み欄について確認が終わったら、下部にある利用規約に目を通しましょう。確認が終わったら「上記利用規約等に同意する」を選択し、次に進みましょう。
オプション・年齢確認画面
TOKAISAFEオプションについての再確認、SIM利用者の年齢確認画面が出ます。
TOKAISAFEにはフィルタリング機能が含まれているので、TOKAI SAFEを申し込まない場合は他のサービスで別途フィルタリング機能を付ける必要が出てきます。
その点を踏まえてオプションを付けるか付けないか選択しましょう。
年齢確認欄にチェックを入れたら次に進みます。
最終確認画面
申し込んだプランやオプション、入力した情報に誤りがないかを確認しましょう。
「申込内容を確定する」で確定します。
ここで「仮申し込み」が完了します。
仮申し込みのままでは正式に申し込まれてはいませんので注意しましょう。
仮申し込み完了メールの確認
仮申し込みが終わったままでは、申し込みが完全に終了したことにはなりません。本申し込みをするには、先ほどLIBMOから発送されたメールを確認する必要があります。
メール画面の下部にある「▼本申込み用URL」の下にあるURLをクリックしましょう。
URLをクリックすると、申し込み完了画面に移ります。これで本申し込みが完了します。
本人確認書類のアップロード
申し込み完了後に、登録したメールアドレスに本人確認書類を提出するページへの案内メールが来ます。運転免許証や健康保険証の写真・スキャンデータを手順通りにアップロードしましょう。
SIMカード到着
SIMが到着しました。クロネコヤマトで配達されました。同時に契約内容の書類も届いています。
中身はSIMカードと設定方法説明書、納品書の三点です。
SIMカードは三つ折りの赤いパンフ台紙に挟み込まれています。
APN設定(Android版)
SIMカードを端末に差し込んだら、回線を使うためのアクセスポイント設定画面が出ます。
今回はHUAWEIのP20liteに挿しました。HUAWEI 製品にはあらかじめLIBMOのAPNがプリセットされているので、
「LIBMO」を選択すれば設定完了です。
リストにLIBMOが無かった場合は、同封されている設定書を参考にAPNを設定します。
LIBMOは快適に使えるのか?
実際使っていく中で重要になるのがインターネット回線の速度です。
Googleのスピードテストを利用して、ネットの速さを計ってみました。
平日18時台混雑時
上り(アップロード)が0.15Mbps、下り(ダウンロード)が2.46Mbpsという結果が出ました。
平日のこの時間帯は特に混雑する時間で、格安SIMを利用しているとどうしても速度が低下しがちです。
しかし、LIBMOでは2.46~1.9Mbpsとこの時間帯では比較的安定した速度があるように見えます。サイト閲覧であれば特に大きなストレスはなく使うことができるでしょう。