KDDI(au)がスマホの新料金「スーパーカケホ(電話かけ放題プランS)」を発表しました。
今までの電話かけ放題プラン月々2,700円から1000円値引きした劣化版。1回の通話を5分までで、超えたら30秒20円!これに必要なデータ容量を選んで「ちょっと安くなったかなぁ~」というぐらいのサービスです。(ちなみにデータプランが必須なのでガラケー利用者は使えないですネ)
このスーパーカケホ、格安スマホを思いっきり意識したプランに思えませんか?だって、格安スマホの弱点の通話料がかかるところを攻めながら、安さも売りにしています。
それで、auのスーパーカケホと格安スマホを比較してみることにしました。
対抗馬は通話料金に強みのある楽天モバイルとワイモバイル。この2社を格安スマホの代表でauスーパーカケホと比較してみます。
なかなか設定が難しいんですが、MMD研究所によるとスマホユーザーの75%が通話は1日10分以下。86%が1ヶ月1時間未満という数字を発表しているので《1日2分×30日=60分通話をした場合》で比較してみます。
スーパーカケホの料金設定は以下です。この3GBのケースで比較してみます。
《 au vs Y!mobile vs 楽天モバイル 》
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プラン名 |
高速データ容量 |
月額料金 |
通話料 |
合計 |
au |
スーパーカケホ (電話かけ放題プランS) |
3GB |
1,700円+300円+4,200円=7,000円 (ここからスマートバリュー割引) |
1回5分まで・回数無制限無料 |
5,590円 |
スマホプランM |
3GB |
3,980円 |
1回10分・1ヶ月300回無料 |
3,980円 |
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(ドコモ電波) |
3.1GBパック |
3.1GB |
1,600円 |
楽天電話で半額(30秒→10円) 60分=1,200円
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1,600円 + 1,200円 合計2,800円 |
auと比較すると1ヶ月60分話したとしても、ワイモバイルと1,600円。楽天モバイルとは2倍の2,800円もの料金差・・・。楽天モバイルがauより通話料で高くなってしまうのは1ヶ月2時間通話する場合以上でお得感が出てきます。
しかもauはスマートバリュー2年契約なのも足かせです。ワイモバイルも同じですが・・・楽天モバイルは1年以上使えば違約金9,800円が自動更新などなくいつ辞めても大丈夫です。大手がお得な料金を打ち出しても格安スマホ程にはお得感はでないんだなぁ~と改めて実感です!
▼auのスーパーカケホにも負けない格安スマホの詳細はコチラ▼
auと同時に発表したソフトバンクのスマ放題ライトも同じような比較記事はコチラのでご覧ください。