楽天モバイルを家族でシェアプラン・家族割りある?

3大キャリアのスマホを使いなれた方なら、SIMフリー端末を活用して格安スマホでも家族プランや家族間の無料通話を利用したいと思うかもしれませんね。しかし残念ながら、多くの格安スマホ各社には家族向けのプランや特典が用意されていません。

では、楽天モバイルの場合はどうでしょうか?月額通信料の格安プランが評判の楽天モバイルに乗り換えるなら、家族でもお得に利用したいですね。本ページで、楽天モバイルの家族向けサービスの有無をチェックしてみましょう。

家族プランや家族シェアはある?

ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアには、家族プランやデータシェアといった家族向けのデータ容量プランや料金プランが用意されています。

  • ドコモ 「カケホーダイ&パケあえる」
  • au 「データギフト」
  • ソフトバンク 「家族データシェア」

楽天モバイルには、こうした通信容量や電話料金がお得になるプランやサービスは用意されているのでしょうか?結論から言うと2016年12月現在、楽天モバイルは家族プランや家族シェアといったサービスを行っていません。
ただし2017年1月からは、「データシェアサービス」の開始が予定されています。このサービスは、繰り越し分のデータをほかの楽天モバイル利用者と分け合えるというものです。
データを分け合う相手は、楽天モバイルユーザーであれば誰にでも指定できます。つまり家族だけでなく、友人や会社の同僚などとデータを分け合うことができるのです。
サービスの月額料金は、1回線あたり100円。データをシェアする回線は、5回線まで指定できます。データシェアサービスの申込み受付は、2016年12月下旬から開始される予定。これから楽天モバイルを利用する方にとっては朗報ですね。

楽天モバイルはこの分野の後発組

ほかの契約者とのデータシェアに対応している格安スマホは、楽天モバイルだけではありません。たとえば以下にあげる格安SIM各社は、以前からデータ専用のシェアプランサービスを実施していました。

  • BIGLOBE・・・「シェアSIM」
  • DMMモバイル・・・「シェアコース」
  • mineo・・・「パケットシェア」

これらMVNOに対し、楽天モバイルはサービスの提供で出遅れた感があります。データ通信量をシェアできるサービスは、ユーザーのニーズが高いはず。やや遅れて登場したDMMモバイルが以前から「シェアコース」を提供していたので、このサービスに関しては後発組になります。
とはいえ、データシェアサービスの登場によって、楽天モバイルが価格面でも、より便利になることは確実。後発組のメリットとして後出しジャンケンの原理で、かなり考えられたプランになっています。家族で利用する格安スマホに選ぶ価値は、十分にあります。

家族間の無料通話はある?

3大キャリアには、家族間の通話が無料になるサービスが用意されています。ソフトバンクなら「ホワイト家族24」、auは「誰でも割」と「家族割」を適用することで、同キャリアを契約する家族との通話を無料に出来るカケ放題プランです。もちろんドコモも「カケホーダイライトプラン」に「ファミリー割引」をプラスすることで、家族間の通話が無料になります。
一方、多くの格安スマホは、こうした通話に関するサービスに力を入れていません。月額基本料金が安い分、通話料を抑えられる通話SIMプランサービスは少なめです。そんな格安スマホの中にあって、楽天モバイルは比較的通話関連のサービスに力を入れているMVNOといってよいでしょう。
通話アプリの楽天でんわを利用すれば通話料が通常の半額になりますし、5分までの通話が何度でも無料になる「5分かけ放題オプション」も用意されています。ただし楽天モバイルにも、家族間の通話料金が24時間いつでも無料になるサービスはありません。
「5分かけ放題オプション」を契約すれば短時間の通話は無料になりますが、料金が月々850円とやや高めです。月額料金が850円も増えてしまっては、格安スマホとしてのお得感が薄らいでしまいますね。
ただ、家族間の無料通話サービスがなくても、通話料の負担なしで音声通話を行うことは可能です。「LINE」や「Viber」といった通話機能をもつアプリを互いのスマホにインストールすれば、データ通信を利用した無料通話を行えるのです。
通話品質はある程度落ちる場合があるものの、用件を伝えるだけであれば、これらアプリの通話機能でも事足ります。このため、家族間の無料通話が用意されていないことに関しては、あまり気にする必要はありません。

家族割りはある?

ここまでに述べたように、楽天モバイルには家族向けのサービスがほとんど用意されていません。割引についても同じです。家族で楽天モバイルを利用するには、1人ひとりが通常の月額料金を支払う必要があります。家族で利用することによる料金割引を期待していた方にとっては、残念なポイントですね。
付け加えていうと、家族で楽天モバイルを契約する場合も、1人ひとりの契約に対して契約事務手数料がかかってしまいます。他方、DMMモバイルのように1人で複数のSIMカードを契約できるMVNOなら、契約事務手数料の支払いを1人分に抑えることが可能。この点で、楽天モバイルはほかのMVNOよりやや不便といえます。

楽天モバイルを上手に活用するカギとは?

ここまでに見てきたように、楽天モバイルには家族で利用することで得られるメリットが少なめです。データシェアは2017年から可能となるものの、家族での利用に対する割引サービスの開始は予定されていません。
では楽天モバイルは、家族での利用に適さない格安スマホなのでしょうか。いいえ、そうではありません。楽天モバイルには上手に活用するためのコツがあります。そのコツを使えば家族でお得に利用することも十分可能です。

楽天モバイルを上手に活用するためのカギとなるのが、楽天スーパーポイントの利用。楽天モバイルは楽天スーパーポイントでの料金支払いが可能となっているため、家族でポイントを貯めることでお得に利用できるのです。

楽天スーパーポイントを、楽天モバイルの支払いに充当する方法は実に簡単。楽天モバイル申込時に、「楽天スーパーポイントのご利用設定」で「全てのポイントを使う」を選ぶだけです。全ポイントを楽天モバイルに利用したくない場合は、「一部のポイントを使う」を選択してください。
後は楽天市場を利用するだけでポイントが貯まり、ポイント分だけ楽天モバイルの利用料金が安くなります。近所のスーパーで購入していた日用品を楽天市場で購入するだけでも、一定のポイントを貯めることができますよ。

楽天カードでポイントアップ!

楽天カードを契約すれば、楽天スーパーポイントが貯まりやすくなります。楽天カードで楽天モバイルの料金を支払うだけで、支払い額100円につき1ポイントを得ることが可能。さらに、音声通話SIMを契約していれば、楽天市場でのポイントが「+1倍」になります。
+1倍とは、「楽天での買い物に対するポイント」に「楽天カードの利用に対するポイント」がプラスされるという意味。通常の買い物で得られるポイントに、利用額に応じて1%のポイントがプラスされます。
なお、本サイトの別ページでは、楽天スーパーポイントを効率よく貯める方法を詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

親がまとめて契約できる?

「家族全員で楽天モバイルを利用するなら、親がまとめて契約した方がいいのかな?」と、思案している方も多いかもしれませんね。楽天モバイルは、契約者1人あたり5回線まで契約することが可能。5人家族までなら、1人の親がまとめて全員分を契約できます。また、両親が分担して契約を行えば、最大10人でスマホを利用出来ます。
ただし、1人の名義で複数の楽天モバイルを契約する場合は、申し込みに少々手間がかかります。というのも、楽天モバイルは一度の申し込みでまとめて複数回線を契約することができないからです。このため、家族5人分の回線を契約するには、申し込みを5回行う必要があります。ちょっと不便ですね。
また、楽天モバイルの契約は、家族それぞれが行った方がよい場合があります。というのも、ご家族・ご友人に紹介で3,000ポイントプレゼントキャンペーンを利用できるからです
このキャンペーンは、楽天モバイルを家族や友人などに紹介することで、1人が契約するごとに紹介者が3,000ポイントをもらえるというもの。URLを記載したメールを送信し、記載したURLから楽天モバイルを契約してもらうことでポイントが付与される仕組みになっています。具体的なキャンペーン申し込み方法をチェックしてみましょう。

「ご家族・ご友人に紹介で3,000ポイントプレゼント」申込方法

  1. 楽天モバイルのホームページにアクセス
  2. メニューから「キャンペーン」を選択
  3. 「ご家族・ご友人に紹介で3,000ポイントプレゼント」のバナーをクリック
  4. 表示されたページ内の「楽天モバイルを紹介する」をクリック
  5. 入力フォームが表示されるので、コメントを入力する
  6. 「メールですすめる」欄に家族のメールアドレスを入力する
  7. 「Twitterでつぶやく」「facebookに投稿する」のチェックボックスを外す
  8. 「内容確認」をクリック
  9. メール内容に問題がなければ「送信」をクリック

手順5のコメントは、未入力で送信することも可能です。SNSで楽天モバイルへの加入を促したい場合は、手順7を省略してください。ただし、このような勧誘の投稿を嫌う友人や知人もいるかもしれないので、投稿は自己責任で行うようにしましょう。
なお、このキャンペーンの対象となるのは、音声通話SIMのみとなっています。楽天モバイルを紹介した相手がデータSIMや050データSIMを契約した場合は、ポイント付与の対象となりません。メールを送信する家族には、音声通話SIMを契約するように伝えておきましょう。

損しないための楽天カード活用方法とは?

楽天カードには、無料で家族カードを発行する機能が備わっています。家族カードには本会員のカードと同等の機能があるため、スマホ料金の支払いに利用可能です。
もちろん、家族全員の端末ごと楽天モバイル利用料を、家族カードで支払うことも十分可能です。ただし、支払いで獲得した楽天スーパーポイントは、電話回線ごとではなく本会員のポイント口座にのみ貯まることになります。
家族カードを利用すべきかどうかは、ケースバイケースです。家族に楽天カードで買い物をさせたい場合は、家族カードを発行する価値は十分にあります。複数人が家族カードを利用することで、楽天スーパーポイントが貯まるスピードがアップ。カードの使い方によっては、月々の楽天モバイル利用料を大幅に下げることも可能です
ただし家族カードの利用には、一定の注意点があります。まず、前節でご紹介した、「ご家族・ご友人に紹介で3,000ポイントプレゼント」が適用されなくなる点に注意が必要です。このキャンペーンは、楽天モバイルを紹介した本人には適用されません。
本人か否かを判定する要素の一つとなるのが、キャンペーンのポイントを振り込むポイント口座の名義。ポイント口座が紹介者本人の口座である場合は、キャンペーンの対象外とみなされてしまうのです

また、家族カードのポイントは本会員のカードに集約されます。このため、家族カードを使って家族が楽天モバイルを申し込んだ場合は、紹介者本人の申し込みと判断されてしまうので要注意です。

このほかに注意したいのが、家族会員によるカードの使い過ぎです。家族カードの利用限度額は、本カードの限度額に依存します。つまり、本カードの限度額を、本カードと家族カードで分け合うことになるのです。

仮に家族カードで限度額いっぱいの買い物を行うと、本カードやほかの家族カードでショッピングを利用できなくなります。こうなると、楽天モバイルの請求にも応じられなくなるので要注意。料金の未払いに繋がってしまいます。

このため、家族カードを渡す家族には、使いすぎへの注意を促しておかなければなりません。お子さんに家族カードを発行する場合は、利用額をバイト代で返済するように約束させるといった予防策をとることをおすすめします。

まとめ

楽天モバイルには、3大キャリアほど充実した家族向けの特典は用意されていません。とはいえ、何といっても楽天モバイルは料金が安価。特別な家族プランがなくても、家族でキャリアから乗り換えるだけで月々の通信費が安くなります
家族のスマホ代を見直す際は、楽天モバイルの利用を検討してみてください。

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Q1
利用する人について教えてください

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