このページでは、プランを選ぶ手順を説明しながら料金についても解説していきます。
LINEモバイルのプラン選びと料金
LINEモバイルは、プラン料金+オプション料金+通話料金の合計で毎月の支払い額が決定します。
プランは大きく3つに分かれており、その中でもデータ容量によって料金が変わってきます。
オプションは必要がなければ料金はかかりません。
私はプラン料金+通話料金で毎月2,000円以内に抑えられています。
Step.1 SIMの種類を決める
LINEモバイルではこの3種類のSIMから選ぶことができます。
データSIM:音声通話ができないSIM。LINEフリープランでのみ選択可能。LINEに限りSMS認証ができる。
データSIM(SMS付き):音声通話ができないSIM。SMS(ショートメッセージサービス)の利用は可能。TwitterやFacebookなどのSMS認証が必要なサービスを使うことができる。
音声通話SIM:データ通信と音声通話の両方が可能なSIM。090、080、070から始まる電話番号が与えられる。
データSIMも用意されていますが、普段使いするスマホを持つのであれば音声通話が全くできないというのは困ると思います。
契約後にSIMの種類を変更したい場合には一度解約する必要があります。
基本的には音声通話SIMの選択がおすすめです。
ただし、データSIMを持つのに向いている人もいますので後ほど詳しく紹介します。
Step.2 プラン(データ容量)を決める
LINEモバイルの特長であるデータフリー(カウントフリー)というのがあります。
データフリーとは対象のサービスのデータ通信量をカウントしないというものです。
LINEモバイルはLINEの会社が運営しているため、どのプランでもLINEはデータフリーの対象サービスになっています。
データフリーの詳しい記事はこちらをご覧ください。
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LINEモバイルのプランはシンプルな3種類から成り立っています。
プランとデータフリー対象サービス
LINEフリープラン:LINE
コミュニケーションフリープラン:LINE、Twitter、Facebook、Instagram
MUSIC+プラン:LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC
プランの変更は契約後でも無料で簡単に行うことができます。
どのプランにするか悩んだら、コミュニケーションフリープランの3GBか5GBを選んでみるのがおすすめです。
1ヶ月で使い切れなかったデータ残量は翌月に繰り越して使うことができるので、少し多めに見込んで契約するのもいいかもしれません。
それでは、1つづつプランを見ていきましょう。
LINEフリープラン
スマホは必要最低限使えればいいから一番安く抑えたい、というライトユーザーに向いているプランです。
データSIMであれば月500円、音声通話SIMでも月1,200円という低価格で利用することができるのが特徴です。
月500円のデータSIMにはSMSは付いていませんが、LINEに限り認証をすることができます。
SMSの利用をLINEで代用できるのであれば、LINEフリープランでSMS付きにする必要はないでしょう。
LINEフリープランの特徴
- データSIM、データSIM(SMS付き)、音声通話SIMの3種類のSIM
- LINEが「データフリー」の対象で使い放題
- データ容量はシンプルに1GBのみ
コミュニケーションフリープラン
コミュニケーションフリープランが一番使いやすいプランです。
コミュニケーションフリープランは4種類の容量から選ぶことができます。
代表的なSNS(LINE、Twitter、Facebook、Instagram)の4つがデータフリーの対象です。
通信制限にかかっても利用できるので退屈しません。
SNSを中心にスマホを利用している人はあまりデータ容量は必要ないと思います。
家にWi-Fiがある人や、あまりデータを使わない人は3GBか5GB。家にWi-Fiがない人や、ゲームをよくする人は5GBや7GBあたりから始めてみることをおすすめします。
プラン変更は契約後でもできるので、まずは気楽に決めてみてください。
コミュニケーションフリープランの特徴
- データSIM(SMS付き)、音声通話SIMの2種類のSIM
- LINE、Twitter、Facebook、Instagramが「データフリー」の対象で使い放題
- データ容量は3GB、5GB、7GB、10GBの4種類
MUSIC+プラン
音楽をよく聞く人には嬉しい、LINE MUSICを使う人向けのプランです。
通勤通学時でもデータ容量を気にせずに安心して音楽を楽しめます。
MUSIC+プランの特徴
- データSIM(SMS付き)、音声通話SIMの2種類のSIM
- LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSICが「データフリー」の対象で使い放題
- データ容量は3GB、5GB、7GB、10GBの4種類
Step.3 必要に応じてオプションを選ぶ
私はオプションを付けなくても不便していないので必要性は感じていませんが、主要なオプションをサラッと紹介しておきます。
10分電話かけ放題オプション
通話アプリ「いつでも電話」からの発信で10分以内の通話がかけ放題になります。
月額880円
10分かけ放題オプションに加入しなくても、「いつでも電話」のアプリを利用することで通話料が半額になります。
「いつでも電話」はLINEモバイルの音声通話SIMを契約している人なら無料で使うことができます。手続きも不要です。
10分以内の通話を月に5回以上する人はこのオプションに入るのもありかもしれません。
1回の通話時間が10分を超えた場合には通常の通話料の半額で使うことができます。
10分かけ放題オプションと「いつでも電話」についてはこちらをご覧ください。
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端末保証オプション
端末を落としてしまったり水没してしまった時に、最低限の負担で端末の交換または修理をすることができます。
LINEモバイルで端末を購入した人はもちろん、自分で端末を用意した人でも端末保証オプションを付けることができます。
LINEモバイルで端末を購入した人:月額450円
自分で端末を用意した人:月額500円
フィルタリングオプション
子供をインターネットの危険から守るためのオプションです。
危険なサイトにアクセスしてしまうのを防ぎます。
このオプションは無料なので、子供にスマホを持たせる場合は是非付けましょう。
プラン(データ容量)を決めるコツ
Step.2の冒頭で説明したように、LINEモバイルにはデータフリーというサービスがあります。
対象サービスのデータ通信量がカウントされないデータフリーを最大限活かしたプラン選びをしたいですよね。
そのためには、現在データフリー対象サービスでどのくらいのデータ量を使っているのかを知り、現在契約しているデータ容量から対象サービスのデータ消費量を引いたプランを検討する必要があります。
LINEモバイルではデフォルトでどのプランでもLINEがデータフリーです。Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSも、LINEフリープラン以外ならデータフリーが適用されます。
自分が使っているデータ通信量の確認方法
iPhoneとAndroidのそれぞれのデータ通信量の確認手順を紹介します。
iPhoneの場合:設定→モバイル通信→モバイルデータ通信
ちなみにこのデータ通信量は1ヶ月分ではないので注意です。
統計情報のリセットをしないと前回のリセット日時から使用しているデータ通信量が表示されます。
Androidの場合:設定→ネットワークとインターネット→データ使用量→モバイルデータ使用
Androidは1ヶ月毎のデータ通信量が表示されるので分かりやすいです。
当月を含めて4ヶ月分をさかのぼって確認することができます。
LINEモバイルがデータフリーであるからこその恩恵
上記の方法で自分が実際使っているデータ通信量を確認してみてください。
実際に使用しているデータ通信量が分かったら、現在契約しているデータプランからデータフリー対象のサービスのデータ通信量を引いてみてください。
ブラウザからTwitterなどにアクセスしている場合は、実際もっと使用していることになります。
おそらく1GB~2GB少なくなるのではないでしょうか。
自分に合ったプランをきちんと見極めることで、同じLINEモバイルを選んでも毎月最大660円も安くすることができます。
万が一契約したデータ容量で足りずに通信制限にかかった場合でも、カウントフリー対象のサービスなら高速通信で利用することができます。
ケーススタディで考える、毎月いくら?
最後にまどかの家族をモデルにシミュレーションをしていきます。
Case.1 まどか(1児の母、パートタイマー)
Case.2 まどかの旦那(サラリーマン、現在大手キャリアでかけ放題を使用)
Case.3 子供が大きくなったら…
Case.1~まどかの場合~
まどかはパートタイマーなので電話を利用する頻度はそれほど高くないですが、電話番号がないのは不安です。
SNSは全般的に使いますが、流行りものが好きなので仕事の休憩時間にもInstagramをよくチェックしています。
家にはWi-Fiがあるので、外に出かけている間だけデータ通信をします。
SNS全般とInstagramをよく利用するということで、コミュニケーションフリープランがおすすめですが、家にWi-Fiがあるのでデータ容量はそこまで必要ではありません。
まどかにおすすめのプラン
- 音声通話SIM
- コミュニケーションフリープラン3GB(月額1,690円)
まどかには私と同じ月額1,690円のプランがおすすめです。
契約後のプラン変更の手順はこちらをご覧ください。
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Case.2~まどかの旦那の場合~
まどかの旦那はサラリーマンで、スマホを仕事と私用の両方で使っています。
仕事をしている人で電話番号が不要な人はほぼいないと思われますので、必然的に音声通話SIMになります。
家にはWi-Fiがありますが、外にいる時間の方が多いのである程度のデータ容量が必要です。
仕事で電話を使うことがよくあり、今も大手キャリアでかけ放題オプションを使っています。
コミュニケーションフリープランの7GBに10分かけ放題オプションをつけるのがおすすめです。
データ容量の減り具合を見ながらプランの変更をするのがよいでしょう。
まどかの旦那におすすめのプラン
- 音声通話SIM
- コミュニケーションフリープラン7GB(月額2,880円)
- 10分電話かけ放題オプション(月額880円)
まどかの旦那には月額3,760円の組み合わせがおすすめです。
Case.3~子供が大きくなったら~
小学生の子供ならばLINEで家族などの特定の人と通話ができれば十分だと思うので、500円で使えるLINEフリープランのデータSIMを使わせるのがおすすめです。
本来ならSMS付きのデータSIMか音声通話SIMでないとSMS認証が出来ませんが、LINEモバイルではデータSIMでもLINEに限り認証ができるようになっています。
LINEモバイルに登録してあるメールアドレス宛に認証番号が送信されるので、そこに書かれている4桁の認証番号をLINEアプリに入力すると認証されます。
子供にスマホを持たせるには危険なサイトへのアクセスが心配ですよね。
LINEモバイルはフィルタリングオプションを無料で付けることができるので、安心して使わせることができます。
子供におすすめのプラン
- データSIM
- LINEフリープラン
- フィルタリングオプション(無料)
子供には月額500円のプランに無料のフィルタリングオプションを付けるのがおすすめです。
子供にスマホを持たせたい人はこちらの記事をご覧ください。
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初月の月額基本利用料無料を活かそう
LINEモバイルは、利用開始日を含む初月の月額基本料金が無料です。
利用開始日を月初めにもってくると、1ヶ月丸々無料で使うことができます。
月末にLINEモバイルに申し込みをして、翌月に利用開始日をもってくるようにしましょう。
初月の月額基本料金無料はどのプランでも適用されるので、最初の1ヶ月は10GBのプランにするのがおすすめです。
次に説明するデータ繰り越しを活用すれば、10GBのうち余ったデータを翌月に繰り越して使うことができます。
ただし、通話料金は初月でも無料にならないので注意です。
データ繰り越しを利用しよう
LINEモバイルはデータ容量が余っても翌月に繰り越すことができます。
上の画像は私の実際のデータ残量です。青色の部分の2,004MBが前月から繰り越されているため、毎月の3,072MB(3GB)と合わせて5,076MB使うことができます。
この繰り越し機能を利用して節約することができます。
翌月にデータの繰り越しが多くできそうだと思ったら、翌月のプランを1つ下げることによって月額料金を最大660円も安くすることができます。
プラン変更の反映は翌月1日です。プラン変更を適用したい前月の最終日までに変更手続きをしましょう。
プラン変更の手続き方法はこちらをご覧ください。
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データプレゼントを活用しよう
家族でLINEモバイルを使うならデータプレゼントの機能が便利です。
この機能は利用者連携をすることで、LINEモバイルの利用者同士でデータをプレゼントすることができます。
家族のデータ容量が足りなくなってピンチな時でも、余っている人からデータを分けて貰うことができます。
データ容量の追加にお金をかけなくて済みます。
契約者連携・利用者連携の方法はこちらをご覧ください。
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