どちらがオススメ?店舗とWEBでの楽天モバイル申込を比較

そこで本記事では、楽天モバイルの店舗での申し込みとWEBでの申し込みを徹底比較しました！両者のメリット・デメリットを比べたうえで、格安SIM契約のお勧め申込み方法をご提案したいと思います。全国の楽天モバイルショップの情報もご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

店舗で楽天モバイルの契約をするには、まず楽天モバイルショップの場所を知っておく必要があります。全国の楽天モバイルショップの中から、店舗の情報をピックアップしてみました。データSIMカード、通話SIMカードなどの格安SIMカードやテザリング、通話SIMベーシックプランなどの月額料金等に関する質問をしたり店頭契約をする時の参考にしてください。

各地域ごとに一部抜粋してあります。より詳しい情報は、楽天モバイル公式サイトでご確認ください。

北海道・東北地方

北海道

宮城県

関東地方

東京都

神奈川県

埼玉県

栃木県

茨城県

群馬県

千葉県

北陸・甲信越地区

新潟県

静岡県

愛知県

岐阜県

富山県

近畿地方

大阪府

兵庫県

京都府

奈良県

中国地方

広島県

九州地方

福岡県

熊本県

鹿児島県

上記の表にあるように、楽天モバイルは以下のような家電などを店頭販売している代理店でも申込むことができます。

有名メディアショップや、大手家電量販店の名前が並んでいますね。こうした馴染みのある店舗で楽天モバイルを取扱っているのなら、気楽に店頭契約も出来そうです。なお、各代理店の詳しい情報については、楽天モバイルのホームページでチェックしてみてください。

楽天モバイルショップはおすすめ料金プランも多く人気のため、店舗によってはかなり混雑する傾向にあります。特に銀座店や渋谷の楽天カフェは、平日でもかなり混み合うようです。午前中であれば比較的空いている可能性がありますが、オープン直後から10～20人待ちとなるケースもあります。

昼以降に楽天モバイルショップに出向く場合は、少なくとも2～3時間程度の順番待ちを覚悟しなければなりません。タイミングによっては、昼に来店して夜まで待たされる可能性もあります。

流行っている楽天モバイルショップを利用する際は、ほかの用事もついでに済ませるつもりで出かけたほうが賢明です。待ち時間はショッピングや食事を済ませるなどして、有効に活用しましょう。

なお、一部の楽天モバイルショップでは、順番が来たことを電話で知らせてくれます。待ち時間を有効に過ごしたい方にとっては、うれしいサービスですね。

2016年11月末現在、楽天モバイルショップの店舗数は全国で107店舗となっています。この店舗数は、昔からある3大キャリアと比較すると、かなり少ないと言わざるを得ません。比較のために、2016年現在のドコモ、au、ソフトバンク等、キャリアショップの店舗数を見てみましょう。

どのキャリアも、全国に2,000店以上の店舗を展開しています。特に健闘を見せているのはソフトバンク。全国に2,600店舗と、ドコモとauを抑えて店舗数トップに位置しています。

3大キャリアの店舗数と見比べてみると、楽天モバイルショップの店舗数の少なさが浮き彫りになってしまいますね。前述した店舗の混雑具合も、店舗数の少なさに原因があると考えてよいでしょう。

ちなみに、キャリアとMVNOの中間的存在であるワイモバイルのショップ数は、全国で約950店舗。楽天モバイルの約9倍の規模で、ショップを展開しています。

こうしたデータを見て、「なんで楽天モバイルショップは店舗を増やさないの?」と疑問をもつ方もいらっしゃいますよね。実店舗の少なさは、お客様にとっての不便さに直結してしまいます。

しかし、実店舗の少なさは、裏返せば各SIMプランなど通信料金の安さに反映するとも言えます。人件費や店舗にかける設備費を削ることで、楽天モバイルは様々なSIMプランで格安料金を実現しているのだと考えてください。

ここまでの内容を読んで、「店舗とWEBのどちらで申込んだらいいか、ますますわからなくなってきた…」なんて頭を抱えている方も多いかもしれませんね。

そこでこの節では、店舗とWEB申込みそれぞれのメリットとデメリットを比較してみることにしましょう。まず、楽天モバイルショップ店頭での申込みには、以下3つのメリットがあります。

SIMフリー端末をお持ちで無い場合、楽天モバイルショップに足を運べば、契約後に利用する端末に触れることができます。実機を触れば手に持った感触や質感がわかりますし、動作を確認できて便利です。

また、店舗で楽天モバイルを申込むと、その場でスマートフォンを受け取ることができます。このため、WEB申込みでMNPするときのような、不通期間が発生しません。

端末や契約の不明点、注意点について店員から説明を受けられることも、店舗での申込みで得られるメリットのひとつです。

オプションやデータ使用量、データ通信量、データ容量や通信速度制限など通信制限に関する質問も出来るので、安心してプランを選ぶことができます。音声通話が出来る通話対応のSIMの通話料金なども意外とわかりにくく感じますから通話SIMプランについて直接聞けるのは頼もしいですね。

続いて、店頭での契約にともなうデメリットをチェックしてみましょう。

楽天モバイルショップが混み合いやすく、待ち時間が長くなりがちなことは、先に述べたとおりです。半日ほどの時間がかかる可能性がある点は、店舗での契約の大きなデメリットといってよいでしょう。

また、楽天モバイルショップでの契約作業は、WEB申込みとほとんど変わらない場合があります。契約はWEB申込みと同じ画面で行ううえに、店舗の対応によっては申込み者自身がフォームを入力して設定する場合があるのです。

数時間待たされたあげくに結局自分でWEB申込みを行うのでは、あまり意味がありませんよね。もちろん、入力操作についての説明やアプリについても説明を受けることはできますし、本人確認書類の提出は店員さんにコピーをとってもらうだけで完了します。この点は便利ですが、パソコン操作が得意な方にとっては、大きな利点とはいえません。

以上のように、ショップ店舗での申込みにはデメリットがあります。では、WEBでの申込みにはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。まず、メリットを確認してみましょう。

好きな時間に自宅で申込めることこそ、WEB申込み最大のメリットです。ウェブでの楽天モバイル申込みは、24時間いつでも受け付けてもらえます。仕事の後に申込むことも可能なので、休日を費やさずに契約することが可能です。最新のキャンペーン情報などもキャンペーンページでいつでも確認できるのでお得に申し込めますね。

また、WEBでの申込みに、特に難しい点はありません。楽天会員であれば住所や電話番号などの入力も省略できるため、早ければ10分少々で申込み作業が完了します。本人確認書類の提出には画像送信が必要となりますが、スマホを使えばごく簡単に提出可能です。続いて、WEBでの申込みのデメリットを見てみましょう。

楽天モバイルにMNP転入を申込むと、楽天モバイルの利用開始までにスマホあるいは携帯電話を使えない期間が発生してしまいます。楽天がMNPの手続きを行った時点で旧回線が解約となるため、楽天モバイルのSIMカードが届くまで電話番号を利用できなくなるのです。

わからない点があると申込み作業を進められなくなる点も、WEB申込みのデメリットです。この点が気になって、ネットでの申込みを躊躇している方も多いかもしれませんね。

端末の実機を契約前に触れないことも、気になるポイントです。手に入れた端末が気に入らないと、新しい機種に買い替えなければならなくなってしまいます。

以上のように、店舗とWEBでの申込みには、それぞれにメリットとデメリットがあります。これを踏まえたうえで、オススメの申込方法を提案しておきましょう。

楽天モバイルの申込方法としてオススメなのは、ズバリ、WEB申込みです。ネットでの申込みを推奨する理由については、次節以降で解説いたします。

WEB申込みをオススメする理由の1つに、前述したデメリットは回避できることがあげられます。どのようにしてデメリットを回避するのか、方法を1つずつ見ていきましょう。

前節でご紹介したように、楽天モバイルにMNPを申込むと不通期間が発生してしまいます。以前であれば、このデメリットを回避することができませんでした。しかし現在は、自分で回線の開通手続きを行うことで、不通期間なしで契約できるようになっています。

開通手続きといっても、難しく考える必要はありません。利用者が行う作業といえば、「楽天モバイル開通受付センター」への電話だけです。センターに電話を1本入れるだけで、回線の開通とMNPが完了するのです。この仕組みがあるため、現在は不通期間を気にする必要がありません。

楽天モバイルのウェブサイトには、質問用のチャットが用意されています。チャットを利用すれば、申込方法やプランの選び方といった疑問を手早く解消することが可能。先にデメリットとしてご紹介した、不明点による申込作業のストップを回避できます。

先に述べたように、WEBでの申込みでは購入する端末を直に触って選ぶことができません。しかし、楽天モバイルのウェブサイトに掲載されている以下3つの情報から、大まかな端末の性能を予想することができます。無料動画などを視聴するのが日課になっている人も性能は気になりますよね。

そこでネット申し込みのため端末は試せない場合でも、機能欄をしっかりチェックして安心して申し込むためのコツをご紹介します。

RAM

パソコンでいうところのメモリです。性能の目安となるのは、1GBや2GBといった数値。この数値が大きいほど、RAMの性能が高く端末がサクサク動くようになると考えてください。RAMが4GBとなっていれば、かなり高性能だといえます。

ROM

ROMはデータを記録する装置です。パソコンでいうところの、ハードディスクやSDDだと考えてください。性能の目安になるのは、16GBや64GBといった数値です。数値が大きいほど、たくさんデータを記録できます。ただ、記録容量はSDカードによって増やせるため、端末本体のROMについてはさほど気にする必要はありません。

CPU

いわゆる端末の“頭脳”です。CPUの性能のよさは、少し判断しにくいかもしれません。というのも、似たような仕様でも製造元によって性能が異なるのです。クアッドコアやオクタコアといった構成や、クロック周波数だけでは、具体的な性能の高さがわかりません。

そこで利用したいのが、ネットに公開されている「ベンチマークテスト」の結果。ベンチマークテストとは、プログラムを実行させることにより、端末の性能を計測するテストです。

購入を検討しているスマホがあるなら、「機種名・ベンチマークテスト」でネット検索してみてください。その機種のベンチマークテスト結果を掲載しているサイトが見つかるはずです。ベンチマークが高ければ、高性能の端末だと判断できます。

楽天モバイルでは、自宅で申込みのサポートを受けることができる「出張申込サポート」を提供しています。このサービスを利用すれば、自宅に居ながらにして、疑問を払拭しつつ楽天モバイルを申込むことが可能。WEB申込みにともなう不安を、完全に解消できます。

前節でご紹介したように、WEB申込みのデメリットは工夫によって解消できます。この節では、先ほどご紹介したもの以外の、ネットでの申込みで得られるメリットをチェックしてみることにしましょう。

楽天モバイルショップで申込みを行うと、スタッフから余計なオプションの営業を受ける可能性があります。必要ないオプションまでしつこく勧められると、価格も気になるし、ちょっと迷惑ですよね。ネットでの申込みなら、こうした営業を一切受けることなく契約を済ませることができます。

先にもご紹介したように、楽天モバイルのウェブサイトには新規申込者向けのチャットが用意されています。気楽に説明を聞けることが、チャットの大きな利点。店舗スタッフとの会話とは違い、余裕をもって説明を受けることができます。

楽天モバイルのウェブサイトでは、WEBでの申込み者を対象とした限定セールがときおり行われています。対象端末が半額になるタイムセールや、特定機種が96%OFFで購入できるセールなど、限定セールの内容は実に多彩。上手く利用すれば、店舗よりもお得な条件で楽天モバイルの利用をスタートできます。

WEBで楽天モバイルを申込むと、商品の受取先をローソンに指定できます。ローソンで受け取りを行うことで得られるのが、ローソン商品の割引クーポン。100円のクーポンが5枚セットになっており、1回の買い物につき1枚まで利用できます。ローソンでスマホやSIMカードを受取るだけでクーポンがもらえるなんて、お得ですよね。

店舗での楽天モバイル申込みには一定の利点があるものの、時間的なデメリットを考慮するとあまりオススメはできません。一方、WEBでの申込みはデメリットが少ないうえに、メリットがたくさんあります。楽天モバイルを申込む際は、ぜひネットからの申込みにチャレンジしてみてください。