楽天モバイルのベーシックプランでできる事・できない事比較解説

MVNO業者の中でも一定の知名度がある楽天モバイルの扱っている「ベーシックプラン」は、格安スマホ業界でもトップレベルの安さを誇っています。実はSIMフリー端末に、このプランを上手にフル活用してワンコイン価格で使い倒している賢いユーザーもいます。

 

このページではベーシックプランのデメリット、メリットが概観できるように出来ることと出来ないこと、どのような使い方をする場合にお勧めかをまとめてみました。あなたの格安SIMサービス選びにご活用ください!

 


目 次

  1. 3つの種類がある「ベーシックプラン」とは?
  2. ベーシックプランで何ができる ?ほぼしたいこと網羅してる!?
  3. ベーシックプランは遅くて使えない?
  4. 3-1.Youtubeは使えるか
    3-2. LINEは使える?

    3-3. 盲点!高速チケットは買える!

  5. 通話に支障はでるの?音声通話からIP電話まで解説
  6. 10社比較・・・価格は他と比べて安いの?実は最安値?
  7. 音楽・ラジオは?・・・LINEミュージック・Apple〜ラジコまで
  8. 楽天モバイル ベーシックプランのまとめ

 

楽天モバイル 公式サイトはコチラ

楽天モバイルの詳しい解説はコチラ

 

3つの種類がある「ベーシックプラン」とは?

楽天モバイルの通信プランと月額料金については、以下のようなラインナップになっています。

 

 

通話SIM

050データSIM

(SMSあり)

データSIM

(SMSなし)

ベーシックプラン

1,250円

645円

525円

3.1GBプラン

1,600円

1,020円

900円

5GBプラン

2,150円

1,570円

1,450円

10GBプラン

2,960円

2,380円

2,260円

 

プランごとに高速通信(下り最大262.5Mbps、上り最大50Mbps)でのデータ量が決まっており、当然その容量が大きければ料金があがっていきます。

 

なお、最悪高速データ容量のデータ量を使い切ってしまっても、データ通信ができなくなるわけではありません。その場合は、通信速度制限がついて200kbpsのデータ通信量になります。

 

それぞれのプランで、通話付きやデータ専用SIMなど通信機能が違う3つの種類の格安SIMが用意されています。

 

  • 通話SIM

携帯電話番号(090、080、070番号)を利用した通話とデータ通信ができるSIMカード

 

  • 050データSIM

SMSを利用できるデータ通信専用SIMカード (楽天モバイル純正のIP電話「Viber」にて、050の電話番号が事前に契約されている)

 

  • データSIM

データ通信専用SIMカード(SMS認証不要なIP電話なら利用可能)

 

ところで、ベーシックプランは、高速通信のデータ容量がプラン名に入っていません。これは、他のプランがデータ通信容量を使い切ってしまったら極端に速度制限されてしまうのに比べて、ベーシックプランにはデータ通信量の制限がないことを示しています。

 

つまり、最高速度は低速通信になる200kbpsですが、容量は無制限なのです。これは大きな利点です。そして、この利点を使えば、案外いろいろなことができるのです。

 

 

ページの一番上に戻る

 

ベーシックプランで何ができる?ほぼしたいこと網羅してる!?

そもそも、できる・できないという以前に、容量無制限ですので、「無駄な通信を発生させて通信制限を受けないように苦労する」なんてことは気にすることがないという点が大きいです。

 

ブラウジングしていて間違ったリンクをタップしてしまったり、ゲームで広告に飛ばされたりしたとしても、気に病む必要は全くありません。細かなことですが、こういうストレスがないのは利用者にとって精神衛生上とても重要ですネ。

 

「いろいろなことができる」ということは「できないこと」があるということです。それは結局、できないこと以外は基本的にすべてできるということでもあります。

 

まずは、できないことをあげてみましょう。

 

ベーシックプランで出来ないこと

  • 大容量ゲームや動画などのダウンロード
  • ストリーミングによる高画質動画再生
  • 高画質画像や動画などで構成されたWebサイトの閲覧

 

これらについては、おそらくデータ取得に時間がかかってしまうため、通信がタイムアウトするなどして通常利用は厳しいです(ポケモンGoとかはむずかしいです><、あとベーシックプランは速度が遅いのでテザリングの設定も難しいと思っておいてください)

 

つまり、巨大なデータを一気に取り込まなければならないようなことが厳しいということですので、そうでない場合は問題ないということです。

 

具体的には、以下のようなものはおおむね問題なく利用できます

 

ベーシックプランで出来ること

  • メール
  • インターネット(上記以外)
  • LINEなどのSNS
  • ゲームアプリ(大容量通信以外)
  • ビジネス系アプリ(大容量通信以外)
  • IP電話
  • 電話回線を使った通常の電話(通話SIMの場合)

 

他にもあげればきりがありません。これらを見ればお分かりかと思いますが、実際のところ、200kbpsの速度があれば、スマホで行うことのほとんどのことができてしまうのです。結構すごくないですか?

 

現在多くの人が一瞬の大容量のデータ通信を快適にするために、その他多くの低容量データ通信にまでコストをかける申し込みをして高速通信を使っている状態だと言えます。

 

動画視聴やMMO系などの大容量通信を行うゲームなどを常用している人は別ですが、そうではない場合は、そのコストを抑えることができる余地があるのです。

 

例えば、無料Wi-Fiや家庭内のWi-Fi環境などを必要に応じて使えば、その一瞬の大容量データ通信をカバーすることは十分に可能です。

 

もちろん、いつかかってくるか分からないIP電話は、音質の問題があるので高速通信が必要という人もいるかもしれません。しかし、それこそ通話SIMを使えばなんの問題もありません。(オプションサービスの通話アプリ【楽天でんわ】を使えば、通話料も半額です)

 

 

ページの一番上に戻る

 

ベーシックプランは遅くて使えない?

上述しているように、ベーシックプランは、大容量のデータを一気に読み込む必要のある用途には、不向きなプランです。

 

そのため、普段何気なく使っているものが「まったく使えない」と感じてしまうようになる恐れがあります。しかし、本当に「まったく使えない」わけではありません。幾つか、具体的に説明していきましょう 。

 

Youtubeは使えるか

Youtubeを屋外で本格的に視聴したい人は、それほど多くはないと思います。おそらく多くの場合は、検索結果のリンク先がたまたまYoutubeのリンクだった場合や、閲覧しているサイトに埋め込まれている場合などで、偶然アクセスすることが多いのではないでしょうか?

 

つまり、「偶然アクセスした先に動画があったので、いつまで経っても開かない=使えない」ということです。

 

どうしても必要であればURLをメモしておいて、無料Wi-Fi環境などで視聴するなど、割り切るべきところであって、それをもって「使えない」と決めるのは早いでしょう。

 

LINEは使える?

あなたは、タイムラインに「いいね」や「コメント」をしたり、タイムラインにメッセージをアップしたりといったことを頻繁に行っているでしょうか? 

 

それとも、トークルームで「会話やスタンプ」「ノート」「バックアップ」「復元」などを行っていますか?

 

他にも、「ともだち検索」をして新しいともだちを作ったり、ともだちになったり、無料通話アプリのLINE電話という使い方もありますが、それらの機能を使っていて困ることはほとんどありません

 

ただ、やはり大きなデータを扱う、動画や高画質の画像を幾つもアップロードするのは、厳しい場合があります。もちろん、時間をかけても良いのであればアップロードできますが、そうでなければ素直にWi-Fi環境を探した方が良いでしょう。

 

盲点!高速チケットは買える!

楽天モバイルでは、高速通信のデータ量が無くなった場合に、容量を追加で申し込み購入することができる「容量追加パック」を用意しています。100MB分の高速データ量が300円と少し割高ではありますが、データ使用量に不安がある時などの緊急時に役に立ってくれるでしょう。

 

実は、この「容量追加パック」は、ベーシックプランでも利用可能なのです。これを購入することで、ベーシックプランでも【下り最大262.5Mbpsの高速通信】を利用することができます。つまり、いざというときは高速通信も利用できるということです。急ぎで、かつWi-Fi環境も見つからないというシーンはあまりないかもしれませんが、これなら安心ですね。

 

 

ページの一番上に戻る

 

通話に支障はでるの?音声通話からIP電話まで解説

音声通話SIMであれば、ベーシックプランでもなんの問題もなく通話可能です。そのため、通話を重視するのであれば、ベーシックプランの通話SIMが最適で評判も良いです。(通話SIMの場合はMNPも可能です)

 

その他のデータ通信専用SIMについては、通常の携帯電話番号(090、080、070番号)を使うことができません。(そのため、MNPもできません)しかし、050の番号(IP電話)であれば電話することができます。

 

つまり、「通話をする」という点を考えれば、すべてのSIMで可能です。

 

しかしIP電話と通常の携帯番号には、以下の違いがありますので特性を理解して選択しましょう。

 

番号の種類

利点

欠点

通常の番号

(通話SIM)

・音質、回線が安定している
・MNPができる

・通話料がかかる
・解約手数料がかかる期間がある

050番号

(データ通信SIM)

・基本料金無料もある
・通話料金がかからないか、格安
・複数の番号を持てる

・緊急呼につながらない
・フリーダイヤルにつながらない場合がある
・MNPができない
・通信状況によって音質や回線が不安定な場合がある

 

データ通信専用SIMには「050データSIM」と「データSIM」があります。これは、SMS機能の有無と050番号が既に付与されているかどうかの違いです。「データSIM」でIP電話を使用するためには、別途050番号を取得する手続きが必要になります。(SMS機能についても、オプションでの付帯が必要です)

 

なお、通話SIMでも手続きさえすればIP電話を使用することは可能ですので、複数番号を使い分けるといったことも可能です。

 

ページの一番上に戻る

 

10社比較・・・価格は他と比べて安いの?実は最安値?

楽天モバイルのベーシックプランについては、その価格が業界トップレベルの安さだと書きました。では、実際にはどれほど安いのか、他社の最安プランと比べてみましょう。

 

会社名/プラン名

最安値(税込)

プランの内容

FREETEL SIM/データ専用

323円

6段階低額100MBで最安。

最大10GBで2,667円

DMM mobile/データSIMプラン

475円

常時200kpbs制限

イオンモバイル/データプラン

518円

月1GB 以降200kbps

楽天モバイル/データSIM

567円

常時200kpbs制限

mineo(マイネオ)/ドコモ・auプラン

756円

月500MB 以降200kbps

BIC SIM(for IIJmio)/データ専用プラン

972円

月3GB 以降200kbps

OCNモバイルONE/データ通信専用SIM

972円

毎日110MB 以降200kbps

BIGLOBE/LTE・3G「データSIM」

972円

月3GB 以降200kbps

ニフティNifMo/データ通信専用SIM

972円

月3GB 以降200kbps

UQ mobile/データプラン

1,058円

月3GB 以降200kbps

 

上記のように、残念ながら楽天モバイルのベーシックプランは業界最安ではないようです。しかし、楽天モバイルには、利用料金に直接影響する「楽天スーパーポイント」が存在しています。

 

具体的には、楽天モバイルの基本料金について、100円ごとに1ポイント(=1円)が付与されます。また、楽天市場での買い物で付与される楽天ポイントが常に+1倍になるのです。

 

つまり、楽天市場を利用すれば、最安値のFREETEL SIMの金額には、すぐに追いつきますし、最安値になります。お買い物マラソンなどの時期であれば、実質無料も!

 

ページの一番上に戻る

 

音楽・ラジオは聞ける?・・・LINEミュージック・Apple〜ラジコまで

楽天が提供している「Rakuten Music」や「KKBOX」、「LINE Music」など定額制の音楽聴き放題サービスにも対応していて、ほぼ問題なく再生可能です。ただし、「Apple Music」と「Amazon Prime Music」など音質が256kbps以上のサービスは避けた方が良いでしょう。

 

radikoなどのインターネットラジオについても、音楽と同様、ベーシックプランの通信速度で問題なく視聴できます。

 

なお、DMMやIIJのSIMの場合、高速通信OFFや高速通信容量超過時に、3日間で一定容量以上の通信をすると通信量制限がかかるようになっていますが、楽天モバイルではそういった制限は行われていません。そのため、楽天モバイルのベーシックプランでは一日中インターネットラジオをかけっぱなしにすることも可能です

 

 

ページの一番上に戻る

 

まとめ

楽天モバイル「ベーシックプラン」の特徴は通常は「高速データ通信」を使わない「200kbps」の速度制限があるSIMです。

 

乗り物で言えば「50tのスクーター」です。30キロ以内の走行ですが、近所のお買い物や駅までの通勤用など用途によって「それで十分」という方もおられるはず。そういった人が250tのバイクは必要ないですよね。

 

同じことがSIMのプランでもあります。高速は必要なく低速で十分という方です。以下の用途の方はそれに該当します。

 

こんな用途の方はコスパ重視のベーシックプランがピッタリ

  • メール
  • LINEやTwitterなどのSNS
  • ちょっとした調べもの程度のブラウジング
  • アプリは主にビジネス系
  • ゲームは軽くやってすぐ終わる
  • 電話

 

スマホを上記のような使い方をしている人にとっては、これ以上コストパフォーマンスの高いものはないプランでしょう。

 

もちろん、電話の頻度が高い人であれば、通話SIMを使うことで、通常の電話番号で通話できるスマホを安価に手に入れることができます

 

ただし、日ごろから動画閲覧や高解像度の写真などのやり取り、アプリのダウンロードなどを頻繁に行うのであれば、他のプランを選ぶことになるでしょう。

 

つまり、格安SIMカードの「ベーシックプラン」は、自分の使い方が合っていれば十分に活用することができる、とても考えられたプランなのです。だから、人気があるわけですね。まずは一番安いこの楽天モバイルのベーシックプランを利用して、速度に不満があれば無料でできるプラン変更をして3.1GBプランを利用してもいいかもしれませんね。

 

楽天モバイル 公式サイトはコチラ

楽天モバイルの詳しい解説はコチラ

 

ページの一番上に戻る